亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

吸血鬼はベジタリアン2 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

2人の旅路

おもしろかったです。

読んでいて、何か嫌な予感のする感じ、と言うか「あぁ〜そっちへ行かないで!」って思う方に登場人物が行ってしまうのを見守りました。

それは悪いことではなくて、その当人にしたら自然な行動なのですが、読者としてはとてもハラハラするわけで、ドキドキを抑えつつ一気に最後まで読みました。
人の醜い感情や、社会のどうしようもない理不尽さをグイグイえぐってくるところはさすが綺月先…

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そして、春になったら〜アルファは薔薇を抱く 3〜 小説

春原いずみ  亜樹良のりかず 

前作から10年後の設定

香月直哉:α 医師 
香月千晶:Ωの精神科の医師
香月真尋: α、聖カタリナ学園三年生 
香月美智瑠: Ω 小学五年生
更科瑠佳: マリアスクール高校三年生。 真尋が助けた美貌のΩ男子。 

発情期を迎える前、瑠佳は千晶に相談をする。
香月家を出て、聖職者になりたい
・・千晶は反対するが、瑠佳の心は揺れる。

瑠佳と真尋。
瑠佳は、自分の気持ちがつかめない。
これは、恋なの…

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吸血鬼はベジタリアン 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

新しいBLレーベルに期待!

 このご時世には珍しい新しいBL小説レーベルの立ち上げ第一弾の作品という事でこの本を手に取りました。

 雪山の上に一人で暮らしている青年トニー。この青年の畑は悪条件、悪天候にも関わらず色鮮やかな美味しい野菜が育つのは何故…?

トニーが大人になる事を頑なに拒む理由は何故…?

という謎を呼ぶ展開で読み進めました。
吸血鬼ものの設定です。ほのぼの話が進みますが、終盤に急流滑りがある展…

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アルファは薔薇を抱く~白衣のオメガと秘密の子~ 小説

春原いずみ  亜樹良のりかず 

相殺できん!

なかなか厳しいオメガバースものです。
オメガは蔑まれ特に男オメガは道具扱い。
アルファ至上主義でアルファを産む可能性の高い男オメガはアルファ製造マシンのような扱いをするアルファもいて…。

そして家庭でも学校でも社会でもオメガは避けられ、本当に辛い世界観です。

お話はほぼ辛いです。なんでこんなに辛いの〜?ってくらい。最後でどんでん返しがありますが相殺できません。

主人公千晶は予…

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「白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~」コミコミ特典SS小冊子「砂糖水と蜂蜜」 特典

蓮可の可愛い秘密

本品は『白銀の将軍と仙界の御子』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、王城内の庭園での出来事になります。

執務をしていた蓮可が少し庭園で休息してくると
執務室を離れて半刻が過ぎます。

痢心を含めた文官たちは
あれやこれやと政の話に夢中になっていますが
毅焰は次第に心配になってきます。

そもそも庭園に行くと言う蓮可に
毅焰はついていこうとしたのですが
「1…

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白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~ 小説

鏡コノエ  亜樹良のりかず 

師と間違えられての次期王選び

今回は王国の将軍と仙人の弟子のお話です。 

仙人のお使いで降りた地上で受様が
次期王の選定を依頼され、王を定めるまで。

受様は赤子の時に仙人に拾われ
仙界で仙人になるための修行をしています。

ある日、人界にしか生えない薬草が切れ
かつて仙人が王を定めてたとされる地上の国での
薬草調達を言いつかります。

その国は受様が生まれた国でもあり
受様は秘密裏に地上に降り立つ…

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白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~ 小説

鏡コノエ  亜樹良のりかず 

ゆるふわ癒し系❁中国仙術ファンタジー!

古代中国ファンタジーが読みたいな〜!表紙超綺麗だな〜〜〜!と、気づけばポチッと購入。
完全にジャケ買いでしたが、可愛くてゆるふわな中国仙術ファンタジーで凄く癒されました。
ただ、受けが女の子っぽくてそこが少し惜しい!
もう少し、男の子感が欲しかった。

落ちこぼれ仙人見習いの主人公・蓮可。
ある日、御師様より人間界へのお使いを頼まれ地上に降りたところ、「次期王を決める為に仙人が降りてき…

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「白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~」コミコミ特典SS小冊子「砂糖水と蜂蜜」 特典

本編終了後のお話

あの不器用な毅焰視点のお話になっててビックリしました。
本編では無表情で何を考えてるか分からない毅焰でしたが、こちらのお話で彼が意外に可愛い事が分かりました。

実は魔物に滅ぼされた王族の生き残りだと判明した蓮可でしたが、迷いに迷った末に人界に残り王となる事を決めていました。
本編では民へのお披露目をしたところまででしたが、こちらでは慣れない政務を蓮可は頑張っているようでした。

そし…

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白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~ 小説

鏡コノエ  亜樹良のりかず 

攻めの不器用さが好みでした

鏡コノエ先生の作品は「王様候補と愛しのオオカミ」を読んでから離れてました。ちょっと合わないと感じたからです。

ですが今回はあらすじと亜樹良のりかず先生のイラストに惹かれて、一か八かの気持ちで購入していました。

結果大正解でした。とにかく毅焰の不器用さに激萌でした。また亜樹良のりかず先生が描く毅焰が雄の魅力に溢れてて、凄く魅力的なんですよ。読みながら「自分、不器用ですから」って台詞が頭の…

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白銀の将軍と仙界の御子~運命の愛に導く水蓮花~ 小説

鏡コノエ  亜樹良のりかず 

感謝の気持ちで大事に楽しんでいきたい

すごく読みやすくて、私は好きですこのお話♪

中華ファンタジーって漢字が多くて読みにくい作品もあれば、漢字が気にならないほど読みやすい作品もあるんですが、こちらは後者のほう(私の体感)。すごく面白くて一気にブワーッと読んじゃいました。


こちらの作品は人界と仙界が存在する世界観。
仙界には仙人とその弟子たちが暮らしているんですが、弟子たちはたまに仙人の使いで人界に降りていくことがあり…

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