yocoさんのレビュー一覧

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

愛しいニコの幸せを願う(≧▽≦)

『不朽の名作』に載っているのを見て再読です。
やはりいいものはいいですね(•‿•)


受け様のニコと、攻め様の栄。
中学生の時に初めて出会い、高校生の時に再会し、親友として過ごし。
そんな2人がやっとのこと恋人になるまで。
何度読んでもいいなぁ、としみじみしちゃってます。
ホント、普通の人たちが恋をして失恋して、また恋をして。
ドキドキしたり、地団駄踏む思いをしたり、ニコールの…

1

夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

いろいろ言いたくなる作品

受に説教したい気分になったのと、攻が好みすぎるという複雑な心境での評価です。たいして魅力のない受になぜか翻弄される有能な攻、という構図が性癖にささりました。ヨーロッパのどこかの国が舞台の情緒に満ちた昏い雰囲気のラブストーリー、読後の余韻が長く続きました。

受がとにかく情緒不安定で重い。。”捨てられたらどうしよう”の強迫観念もすごくて、その一念で歌を生業にしている印象が否めませんでした。(最終…

2

愛傷コレクション 小説

葵居ゆゆ  yoco 

冷静になると変態紳士なんだけど…

不憫な受けが執着系の攻めに救済されていくお話は大好物なんです。なので、最初に読んだ時はとても刺さるお話だと思いました。

まず、設定がとてもいい!アンティーク、それも傷があるものでも金継ぎをして大事にされているものが好きな骨董品屋兼客員教授の攻めと、家族からも大事にされたことのない、そして元彼から暴力を振るわれて身体に傷痕のある受けというCPです。この時点で優勝です。

人から大事に扱われ…

3

生まれた時から愛してる 小説

夜光花  yoco 

素晴らしき執着攻め

双子の兄×弟。ガチの近親です。
弟の心の声だけが聞こえてしまう主人公(兄)は、それとは別に黒夢病という発症すると長い間眠り続けてしまう(次にいつ起きるかわからない)という持病があって…というお話です。

この、心の声のせいで弟が自分を犯したがってることに気づいてしまうのですが、心の声があけすけでどエロい…!
兄は弟を双子の弟としか思っていないので、弟が自分をいやらしい目で見ていることに羞恥…

3

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

感想を言葉にできない

サージの愛が大きくて温かくて、最後の方は涙でぐちゃぐちゃになりながら読みました。
「これが最後だ」と二人が夜空を駆けるところは、何度読み返しても泣いてしまいます。今も読み返してまた泣いてしまっています。


アッシュの人生は壮絶でとても辛い。
生きること・自由であることだけを目的に生きてきたアッシュが、サージと出会い育み生活するうちに少しずつ変わっていく。変わっていくというよりも、元来の…

6

さよなら、運命の人〈アルファ〉 小説

小中大豆  yoco 

ドラマチックだけどしっぽりしてます

20世紀初頭のパリの雰囲気が味わえるオメガバです。
勝手にオメガバ=近未来が舞台!と決め込んでたので、なるほど、こういう設定や展開もありなのか~と新鮮でした。第二の性ありきではなくて、関係性のなかに生まれる事実ありきな”運命の番”という設定がとても情緒的で好きです。

えげつないほどすれ違いまくる2人に萌えました。初・小中先生だったのですが、読みやすくて美しい文章で完全に世界観にハマれました…

9

雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2 小説

尾上与一  yoco 

健気

ハピエンの前作からのドラマチックで波瀾万丈な今回。
ネタバレ無しで感想を…というと非常に難しいけど、兎に角リディルもグシオンもそれぞれ厳しく困難な状況の中でお互いを思い労り合う部分は揺るぎない。カルカとイドも共に主人を支え思う姿も胸打つ。
大魔法使いとは?という部分、今回の物語の大事なリディルの二人の兄も登場し読み応えたっぷり。
続編を是非!

1

さよなら、運命の人〈アルファ〉 小説

小中大豆  yoco 

読みやすい。

小説普段読まないのですがyocoさんの絵だと購買意欲が爆上がりするので
最近小説を買い始めました。

この作者の方文章が読みやすく普段小説読まない自分でも
2〜3時間くらいですらっと読めてしまうくらい読みやすかったです。

すれ違いが大好きなんで200ページほどはず〜〜とすれ違ってて
個人的にはすごく楽しめました。

オメガバであっても”妻”とかがちょっとオメガをあまりに女性的に…

7

さよなら、運命の人〈アルファ〉 小説

小中大豆  yoco 

カタルシスに届かなかった

受けが不憫すぎた後の成就というのはカタルシスを起こしやすいとは思う
ですが今回のそれを帳尻を合わせるほどの多幸感スッキリ感が起きず
カタルシスにたどり着けなかった
というのが正直な感想です


第二次世界大戦の以前のドイツの貴族の子弟2人の話
幼い頃に出会ってから互いに思い合っていると感じていたのに
お邪魔虫にものすごくこれでもかってくらい邪魔されまくって引き裂かれ別れ別れになって…

15

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

玉の輿でラッキーとはいかないもの

前作ロイヤル・シークレットは、出会いから交際、まさかの王子様のカミングアウトまでのロマンティックストーリーで、ドキドキが詰まったお話でした。
今作はその続き、さて王子様がゲイとカミングアウトしたらどうなるのかの現実のお話。
とても苦しくて、2人の行く末が気になって仕方なかったです。

産まれた時から、マスメディアに晒されて生きてきたジェイムスと王子様のお相手として急にプライバシーが無くなっ…

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