執着攻めばかり読む崎
表題作のほかに二作収録されています。
【知ってるよ。】 4割
人気者で愛想笑いが上手な攻め。
対する受けは眉毛なしであまり喋らないため一見怖そうに見えますが、中身はすごく可愛らしい。
攻めがヤンデレ表記になってますが、そこまでではないと思います。
ただ、腹黒です(笑)
最初は受けの方が攻めを大好きなんですが、徐々に逆転していくところが見どころです!
高校生らしい感情に…
先生×生徒で、攻めの先生がとにかくカッコイイ。
余裕があるけど強引でイケメン、少女漫画に出てきそう!
現実でこんなズルい大人がいたら、大変なことになっちゃう(笑)
少女漫画ではよくあるのですが、BLで読みたい…。
そんな願いを叶えてくれた先生、本当ありがとうございます…!!
受けの生徒も先生がからかいたくなるのも分かるくらい、純情で真っ直ぐスレてない男の子で可愛らしい!
そ…
3作品が収録されています。
狂気的な作品と、真逆の明るい作品が混じっていて面白い本だなぁと思いました。
狂気順はこちら。
<暗> <明るい>
【禁忌~タブー~】>>【イノセントラブ】>>>>【勝てる気がしません!】
中でも一番狂気を感じたのは【禁忌~タブー~】。
ひなこ先生、そんなのも書けるの!?と嬉しくなりました。
…
奏真、隼人、昇、3人の心情を最後まで丁寧に描ききっていて、大満足な最終巻でした。隼人を恨んでいる、憎んでいると言った昇。実際に隼人に会っても、許すとか仕方なかったとは言ってはくれない。けれど、彼も当時告白した時、隼人が親友との関係が変わってしまうことに動揺し、葛藤したこと、その結果親友を失ったことを後悔していることはちゃんと理解していて、自分の告白が隼人に背負わなくてもいいものを背負わせたことへ…
隼人の昇との回想が微笑ましくもあり、辛くもありました。あんなに普通に和気藹々と親友として過ごしていたからこそ、昇のたった一言の告白で、すべてが崩れ去ってしまったのが余計に辛いですね。優しく、どんなことでも受け入れてくれそうだから、と隼人を信頼して告白した昇も、夢にも思わなかったその告白を聞き、彼と今まで通りの親友を続けたいがために、それを冗談として流そうと周りに言いふらしてしまった隼人も、私はど…