円陣闇丸さんのレビュー一覧

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

ウラヌンティウムよ永遠なれ!

上下巻通して、壮大な物語を大団円で締めくくってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
ファンタジーが苦手な私ですが続きが気になって気になって・・・
前作、「背中を預けるには」シリーズに負けぬとも劣らない素晴らしい作品だと思います。

上巻発売から時間が空いたこともあり、思い出せるかなーでも遅読の私が上巻を改めて読み直すのは面倒・・・
更に下巻では、上巻以上に神々の登場が多いこともありストー…

2

二重螺旋 1 コミック

円陣闇丸  吉原理恵子 

参りました。わたしの性癖やられました。

コミカライズされていることは存じておりましたが、
小説も巻数多いし読むと沼りそうだな〜なんて
思って中々手にしておりませんでした。
いやいや、早く手にしてろよ私。
なんじゃこのドロドロ家族(褒めてます。)
義兄弟設定はよくありますが、実の兄弟!?!
え、お兄ちゃんやばいよ、、、、
兄の執着度異常です。まさに執着攻の代表格の
お兄ちゃんですね。わたし大好きです(笑)

この兄弟の…

0

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

攻めも受けもいとおしい

ああー、またひとつ素敵な作品と出逢えてすごくうれしいです。
読み始めた途端にグッと惹かれ、少しずつ楽しむつもりが一気に読み終え今にいたります。

呪われた王と小さな花嫁が繰り広げる、おとぎ話のような物語を読んでいるうちに、気が付けばなんだか非常に心地の良い多幸感でいっぱいになれる。
作中にころんと転がっている小さな幸せをひとつずつ広い集めていたら、最後には手のひらいっぱいに大きな幸せを抱え…

1

墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

まだ自分は前に進める

「墨と雪 2 下巻」。

篠口が職場復帰を果たしていく展開です。
周囲のサポート、黒澤の包容力、そして何より篠口自身が苦しみを抱えながらも自分の足で立っている姿。
勿論一進一退。時にフラッシュバック、時にパニック発作に襲われる篠口の状況に胸が痛みつつ、自宅に住まわせてメンタル面のサポートを惜しまない黒澤に感心しきり。
黒澤ってここまで献身的になれるんだ…
と同時に、黒澤の離婚のいきさつ…

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墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

生と死の究極を経て

「墨と雪」を読んだのが2017年、それから7年か…という感じで、読み返しはせずに本作を読んだのですが。
そうだった…篠口に何が起こったのか…
7年の空白が無かったように蘇ってきました。
つらい…
時間的に言えば一週間、だけど死ぬほど、いや死よりもつらい傷を負った篠口。
この「2」の上巻では、身体の傷は勿論、恐ろしいPTSDを背負ってしまった篠口の葛藤、見守るしかない周囲の静けさ、あの帝王…

0

キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [気難しい王子に捧げる寓話] 番外編 小説

小中大豆  笠井あゆみ  円陣闇丸 

心に響く番外編

「気難しい王子に捧げる寓話」番外編のこちら。

本編がもう本当にかなり面白くて引き込まれ、まだまだ興奮冷めやらず、の状態だったのでこうして番外編が読めて嬉しい!小中先生ありがとうございます✨

若き国王・エセルを支える優秀な家臣たち。しかし最近エセルの頭を悩ませ憂鬱にさせる新たな家臣がいて…

と続くお話です。

甘いエチシーンはないけれど、王となったエセルの奮闘ぶり、身体は小さい…

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英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

まごうことなき傑作

とても素晴らしい物語でした。素晴らしいという言葉が薄っぺらく聞こえてしまうほど、濃密で壮大なストーリーでした。

藍とニキアス、そして悠斗、カイロス、シメオン、セルジオス、ユーニス……その他たくさんの登場人物によって編まれ、生まれて、誕生した物語を知れてよかった。出会えてよかったと心の底から思います。

『愛する人と生きること』とはどんなものなのか、その覚悟と、覚悟の先にある唯一無二の幸福…

5

キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [パブリックスクール] 番外編 小説

樋口美沙緒  yoco  円陣闇丸 

”嫉妬と言えばエド”だったけれど…?

ここ数日で、駆け抜けるように貪り読んでいるこちらのパブリックシリーズ。

番外編ではギル視点やエド視点のいろんな話が読めて、もう萌えとときめきが止まりません。
できれば自分の推し・デミアン視点のお話も読みたかった…!!けれど、わがままは言いません。

さてこちらの番外編、

礼が日本での仕事を退職し、イギリスに移り住むことになって到着した時以来の、二人の蜜月。
何かエドのためになる…

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英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

壮大な物語の結末

ファンタジー世界を分厚ーい上下巻で満喫しました!上下巻通して読み終わった物語は、簡単に言うと『神様の箱庭で、神様に振り回される神の血を引く者や人間達の奮闘記』という印象。上巻では十二国記と思っていましたが、下巻を読むと神話世界に近くてファンタジー感が強くてワクワクしました。

ニキアスと藍、ニキアスの親友カイロス、ニキアスと藍を支える悠斗・ユーニス・セルジオス・シメオン、古参の神子オケアノス……

5

英雄はアンブロシアを喰む 上 小説

小綱実波  円陣闇丸 

異世界転移

下巻が出るのを待って、ようやく上下巻ともに購入!分厚いのでわくわくしながら読みました。

しっかり者なのにどこかフワフワした雰囲気の藍は、26歳なのにティーンにみられるのが悩みの俳優。クォーターの彼がようやく掴んだ大仕事の海外での撮影で、ボディガードの狼目の男と出会い、無理やり異世界へ転移させられてしまう。ボディガードだった男の正体は、滅びかけている祖国を救うために藍を転移させたクロノキアとい…

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