逆月酒乱さんのレビュー一覧

君と飛ぶ、あの夏空~ドクターヘリ、テイクオフ! ~ 小説

春原いずみ  逆月酒乱 

救命救急のドラマみたい

救命救急のドラマを見ているようでした。春原さんが現在も医療技術に携わっているようで、重みというか迫力があるなと感じました。
普段病気をする事なく、お医者さんのお世話になる事がないので、知らない医療用語や、病名など出てくると『へー そうなんだ』とか、『凄い!』と感心する事ばかりで勉強になりました。
医療の話ばかりでなく、二人の関係性も穏やかに恋愛へと発展していきます。
これを機にもう一度、春原…

3

君と飛ぶ、あの夏空~ドクターヘリ、テイクオフ! ~ 小説

春原いずみ  逆月酒乱 

読み応えある救命救急医療モノ

あらすじ:
医大1年生の慶人(受け)は、同級生たちとのバーベキュー中、川で溺れた人々に遭遇。
もう一人の同級生・岸谷(攻め)と共に心肺蘇生にあたり、彼らの命を救う。
それから数年後。
総合病院のフライトドクターとして働く慶人は、脳外科医として赴任してきた岸谷と再会。
大学の医局をやめた岸谷の秘密とは…

春原さんいずみさん鉄板の医療モノ。
医療関係のお仕事をされているだけあり、現場…

8

背徳の契り 小説

久我有加  逆月酒乱 

方言萌

明治初頭の京都を舞台にしたお話。
村の窮状を何とか直訴できないかといろいろ考えた末に京都に出てきた主人公が、偶然の出会いから新政府に不満を持つ者達の集まりに加わる。
この登場キャラ達、それぞれが使う言葉がちゃんと各々の背景を表していているのがとてもいい。
特に主人公の関西系の田舎っぽい訛りがええねん。
普段の丁寧な言葉遣いもきれいやし、色事になると、これが、またさらに、いろっぽい。
睦月…

3

背徳の契り 小説

久我有加  逆月酒乱 

幕末ラブロマンス

年貢の厳しさから困窮した村を救いたくて、命をかけて政府に直訴すべく京都に旅立った睦月(受け)。たどり着いた京都で早々に諍いに巻き込まれた睦月は、腕っぷしを見込まれて反政府組織にスカウトされ、幾名かの志士と行動を共にすることになる。事を起こすまで、その組織の一員である美貌の青年・顕世(攻め)の家で同居することになったが、一緒に暮らす日々で睦月はどんどん顕世に惹かれていき…。


時代は幕末の、…

4

背徳の契り 小説

久我有加  逆月酒乱 

萌えを感じられなかった

好きな作家さんだけどあらすじを読んでも何となく惹かれない・・・。そう感じながらも読んでみれば違うかもと購入。
読んでみると途中で何度か読むのを止めたくなるくらい作品世界に嵌れなかった。明治維新直後の混沌とした世に、暗殺の為に京都にやって来た主人公があまりにも素直過ぎてしっくりこなかった。何となく作者の書きたい時代と、BLを無理矢理合体させたような気に感じてしまった。
この時代を書きたいをいう作…

2

黄金のつがい 小説

雨宮四季  逆月酒乱 

オメガバース小説

小説ですがオメガバースです。オメガバースでいうαがインペリアル、Ωがコンセプションという名前で呼ばれています。

コンセプション(Ω)のワスレナ(受け)は、親に捨てられ死にかけていたところを拾ってくれたディンゴを神と崇めている。しかしディンゴはインペリアル(α)を害するテロ組織の長で、コンセプションであるワスレナは実験道具として拾われたに過ぎなかった。実験名目でディンゴや組織の構成員たちに犯さ…

13

アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 小説

名倉和希  逆月酒乱 

もっと、もっとくれー

サラッと読めました。簡単に説明すると

アーサー(アメリカ人)、攻め。
ベテランゲイでアヴァンチュールもお手の物だったはずが
趣味じゃないタイプのトキに、知らず知らずの内に心を奪われていく。
ある時「トキが初恋なんじゃないの?」と言われ動揺。
相手の事を想い何もないうちに身を引こうと変に気を回すが
逆に相手を傷付けてしまい、その上自分も傷付いてしまう。

トキ(日本人)、受け。

4

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

商業作品でこれは…

久しぶりの挫折。
なんとか最後まで読もうとページを捲るもキャラはブレブレ、言葉遣いもブレブレ、なんか全てがおかしいしチグハグな感じでとても感情移入出来ないし読むのが苦痛になりました。
で、挫折。
難しい言葉遣いや難解な文章でも無いのにここまで読み辛いとは…携帯小説とか同人とかなら分かるのですが、商業でこれはいただけないかと。

出だし、設定から考えるとおかしいんですよ。
世界を救う存在…

15

アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 小説

名倉和希  逆月酒乱 

タイトル、あらすじが気になって読んだら良かった!

ゲイ×ゲイのお話ですが、時広がウブで可愛いです。

ひとつ気になったのは時広の元いた学校のこと。
私が学生時代から離れすぎていて今はこんな感じなのかなぁ?
知らないだけか?こんなにも対応してもらえないものなのかな?
学校を退職しないとアーサーに会えないし話にならないからかな?と納得することにしました。

時広の両腕を隠す仕草が話しのポイントやスパイスになっていて好きでした。
せつな…

3

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

出逢えてよかった本でした

一気によんでしまいました。
凄くよかったです、続いたら絶対買いたいです。

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