波真田かもめさんのレビュー一覧

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

翻訳とタバコと大人の時間

昭和の戸建てで繰り広げられる、いい感じの大人のスローラブ&ライフ、引き続き最高でした。冒頭から縁側でいちゃつくアラフォー二人に萌え転げる私。幸せがここにある!

さり気なくスパダリな久慈。急な帰省をしなくてはならなくなった朔太郎のために車を出して、ごはんも作る…最高すぎるんですけど( *´艸`) なんとはなしに相手に寄り添う大人の優しさがいいな~と思いました。

朔太郎と母親の関係性もしみ…

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バイバイ、センチメンタル 2 コミック

波真田かもめ 

順調だけど波乱含み?

1巻が大好きでして、2巻の前に読み返したらやっぱり良くて。おはようと〜に続き、波真田先生が描かれる日常BLは最高だなと改めて思いました。

で、2巻。
温ちゃんがつばさに気持ちを告げて、晴れて両思いに。
あんなにかっこいい温ちゃんなのに、不器用で誠実で照れ屋なのがいいんです。
だけれどもつばさを好きな気持ちが溢れて、隙あらば触れたりキスするのがすごくいい。

エレベーターで2人きりに…

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スモークブルーの雨のち晴れ 1 コミック

波真田かもめ 

恋愛にブランクはつきものです

爛れた感じがなんとも心地いい、大人の事情、再会愛!
そりゃ38年生きていれば色々ある…人生って楽じゃないから疲れる、
そこでなんとなく人恋しくなる…そこに因縁のアイツと再会しちゃう、
ワクワクしかしない展開でした。ゆるくアンニュイな感じ、愛だの恋だの騒ぎ立てない関係性、中年のモラトリアム期間エンジョイ中、スローライフなところもとてもよかったです。

元エリートリーマン(そして今翻訳者)っ…

1

たまゆらの日日 コミック

波真田かもめ 

家族だから手に取るように分かる

 地雷というほどではないのですが、長髪受けにあまり萌えられない私に珍しく刺さった作品でした。母親の連れ子として血の繋がらない父親の元で育ったものの、早くに母を亡くした後、成人するまでに父も亡くしてしまった泉水。唯一の救いは両親とも彼を心から愛していて温かい家庭だったことですが、だからこそたくさんの思い出があって、突然襲ってくる孤独が身に沁みて辛い。それは、泉水の父の兄である、充も同じ。 

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「恋かもしれない(1) 」電子特典 特典

踊場君の持ち物

私はコミックシーモアさんで無料配信されていた時に読みました。
電子書籍サイトによって付いている特典が若干違うようなのですが、コミックシーモアさんではこの特典以外にも付いていた特典があったので、ちょっとお得感がありました。
サイトの紹介では1ページ漫画となっていましたが、漫画ともいえるしイラストともいえるかなと思う特典です。
踊場君メインで、左端に部屋着を着た踊場君、中央上の方に上半身のスーツ…

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スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

生活感がすごい大人のBL(いい意味で

1と2を続けて読了。

2巻になり、慣れて大胆になってきたせいか、想いが乗ってきたせいか、艶かしさを増す色事のシーン。BLって、『最速で、頻繁に、セックスさせるためのストーリー』が結構あるな、と思うのですが(そしてそれも大好き)、こちらは『日常の中にセックスがある』という感じ。

久慈と兄のちょっとした確執が見えたり、吾妻の生活圏が広がったり、確実に変化してはいるんですが、それぞれの動きが…

4

スモークブルーの雨のち晴れ 1 コミック

波真田かもめ 

沁みる

『性愛とは少し違う「ラブ」や「ライフ」についても・・・』と作者様が書いているとおり、、どこかにありそうな人間ドラマが違和感なく詰め込まれていて、すごく、沁みます。映画にしたら絶対にいい作品になる本。

どちらかがメインストリームから逸れていて、どちらかが残っているのではなく、どちらも逸れている。逸れ方が異なるだけで、どちらも、“やむを得ない”事情があり、“選ぶべくして”選んでいる。

物語…

7

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

もだもだLOVE&LIFE

名前を付けない大人な関係、アラフォー男達のもだもだLOVE&LIFE 第2巻!!!!!!

2巻の表紙は1巻とは違うお互いに向き合う形。久慈の手がセクシー!!
帯のふたりの掛け合いが…
『おれの事、好きなくせに』
『だからなんだよ』
好きを言わないけどお互いに好きじゃん!!!
でも、あえて『関係』をはっきりさせないところが、今のふたりには心地良いのかと、、、

朔ちゃんが甘えてる…

5

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

アンニュイに流されてる自分が解せぬ

湿っぽい現状を燻らせた煙にまかせ流されるだけの日々
埃をかぶった思いと染み着く煙草の匂い そこに足された燻る熱

そんな印象だけが残った1巻

家と家族と熱と居場所ってのを 昂ることも荒ぶることもなく読まされたんですけどもよ ←どこの人?

大人になって そこそこの年になった頃に感じた 何かを諦めたいような捨てきれないような あの虚しいと言うかなんと言うか うら悲しいような そんな何…

4

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

大人の縁側BL 最高

波真田先生が描かれる日常はなぜこんなに魅力的なのか。
絵が美しく丁寧で光の加減がお上手だからかもしれない(素人が生意気にすみません)
時間は有限で一瞬たりとも止まらないことを表現されているからかもしれない。

おはようと〜シリーズでも思いましたが、日常が恋愛やセックスと地続きであるという表現のように感じます。

冒頭、久慈が目を覚まし隣に吾妻がいなくて、すねてたんですよね。
朝メシは…

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