桃子すいかさんのレビュー一覧

18.44- コミック

桃子すいか 

そのカタチは変わっても

小学生の頃から一緒に野球を続けてきた昌太郎と雄大。
バッテリーとしてずっと側にいたけれど、雄大がイップスになってしまったことをきっかけにそのカタチを変えていくことになったふたりの日々が描かれていました。

朝から晩まで野球漬けの高校生活を送っていて寮でも同室、練習の終わりには身体のケアをしたりと四六時中一緒にいるふたりですが。
ある試合中に昌太郎が打者と交錯し危険な目に遭ったのが自身の暴投…

7

18.44- コミック

桃子すいか 

バッテリーものは外れなし!

あーもう好き。
DKの幼なじみ。
ハイ来た、10年来のバッテリー!
DKの恋読みたい方こちらですよ!
今までにもバッテリーものは大好きだったんです。
こちら、桃子すいか先生のキャラデザとても良いです。タイトルも、良いなぁぁ。
ピッチャーの雄大、キャッチャーの昌太朗。

冒頭から、ち 近い!近い!
ゼロ距離ストレッチしてますがな!

少年野球からずっと一緒。高校も、寮部屋も一緒…

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

やめられないこと

飛鳥大に通う政秋、通称アキと伊織のお話です。アキと伊織は他の学生と一緒に、築80年の金蘭寮に住んでいます。
 伊織は引っ越し早々、部屋に大量のぬいぐるみを入れて、早速ぬいぐるみとの同居生活を始めます。
 金蘭寮のみんなは、ママと呼ばれる料理上手な貞広、ジェンダーレス男子の利保、通称マルティンの仙太郎、スウェーデンから来たラーシュ等、個性豊かな学生が集まっていますが、ともかく仲がいいです。
 …

0

君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

自分を守りたい

心に問題を抱えているのはアキなのか伊織なのか。
読み進めるとアキにも心の闇を抱えていて、誰とでも仲良くなれる才能あるように見えて、本当は大切なものが欲しいという闇?希望?を持っていましたね。
本当に大切なものが一つあれば、人は強く生きられるのでしょうか?
アキは伊織が羨ましいし、伊織はアキが羨ましい。
お互い、足りないところを補い合う関係っていうのもアリだよなと思ってます。  

ぬい…

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雨だれの頃 コミック

桃子すいか 

あたたかくて切ない

綺麗な作品でした。全く自分とは関係がない世界観でのお話なのに、どこかノスタルジーで胸がギュッとなります。
丁寧に描かれる世界観と、幼馴染2人の関係。思春期らしいとまどいと、感情のゆらぎ。とってもピュアです…。

とても好きでしたが、終わり方が私には唐突にも感じられ、えっここで終わりなの!となってしまいました。あの後2人はどうなったのか、最初のモノローグはなんだったのか…。気になっていたことが…

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

「自己満」の自覚は大事だなって

大学生二人のお話。家族問題とそこから抜け出す希望を描くのに絶妙な年齢だと思いました。二人とも心に問題を抱えてるんですが、この一冊では伊織が中心。アキの方も深掘りできれば面白そうだなあと期待したけどそちらはさらっと。伊織の母親がとってもムナクソでした。
伊織の心の傷は母親から植え付けられたもの。もう少し子供だと経済面とかどうしようもないし、見ていられなかったんじゃないかな。やっと逃げ出せて、居場所…

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

初めて自分の人生を生きる

 表紙の雰囲気から伊織はもっと可愛らしい子というか、愛嬌があって誰が見ても放っておけないような子なんだろうなぁと想像していました。でも実際には違っていて、確かにぬいぐるみを山ほど買い込んで部屋に雑然と並べている様は一見可愛らしいけれど、本人は母親と2人きりだった世界からやっと抜け出した、人とどう付き合っていいか戸惑ってばかりの頼りない子供なんですよね。

 今日のお母さんは機嫌が良い日だろうか…

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雨だれの頃 コミック

桃子すいか 

ピュアぴゅあキラきらだぁ~…

可愛らしい男子中学生二人のお話で、ピュアぴゅあキラきらでした。
彼女がいたりAVに興味持ってたり、思春期真っ盛りの優と美市。高校受験を前に、優がエスカレーター式の学校から外部受験を決めます。一度離れ離れになって再会して…という経緯を持つ二人が、また離れ離れになるかも?という始まり。
明るい平凡君とモテるクール系。両親を失くし優しい祖父と暮らす優と、金持ちで親に放置され気味な美市。対照的な二人が…

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君にくるまって、 コミック

桃子すいか 

きなこ

「ごめんなさい おかあさん」で、嗚呼またトラウマ作品か…と、思ってしまったのは残念。家庭問題や家族の死ネタ作品が多すぎる…
そんな諸々のトラブルに対する周りの対応はやや踏み込み過ぎで怖いなと思うところもあり。伊織にはたまたまこのアプローチで解決になったから良かったものの、危ういなぁ。

その辺のモヤモヤはさておき、桃子先生は夏の汗だく畳エッチが相変わらずうまい!!!6話ラストから7話にかけて…

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8月のロスタイム コミック

桃子すいか 

四季の恋する人達のお話

どのお話もとっても良かったです!
みんな同じ町で繋がってるのかな?

特に萌えて泣けたのが「落ち葉あふれて」「冬来たりなば」です。

「落ち葉あふれて」
後から後からわかってくる高三郎の気持ち。見事でした。甥っ子が高三郎の代弁者であり、恭の救済者であり。やりたいこと手帳、落語にも同じようなお話があるのかな?

その後東京で二人がお互い大切な人になって。
紫苑が恭にリードされまくり…

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