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丸木戸マキ
muueba
ネタバレ
10巻、ついに完結です。 最後が知りたい、けど、終わりはさみしい、と買ってから数日間、読むことができませんでした。 最初に今作品を知った時、作家買いをしたのですが、読んでみたら、設定が重く、暗く、深くて、驚きました。 いい意味と悪い意味両方で、よく連載作品として発表したな、すごい出版社と編集部だなと思いました。 なかなかの異端作品ではないでしょうか。 さすが丸木戸マキ先生。信頼と実績があ…
ふばば
完結巻。正に「大作」の風格。 というのも、この作品は当初のお家騒動から命、抑圧、階級、自由、革命にまで拡がった壮大で痛ましい世界観を見せてくれたから。 研究所に監禁された真宮を伊織は救出できるのか。 その結末は、研究所所長などの闇と犀門の過去と共にまるで映画のような緊迫感で描かれます。 9巻のレビューで書いた通り、最後は個々の平安が概ね果たされる流れでの展開だったと思います。 根底に…
湘子
ついに完結した。 最初から想像できないほどの波瀾万丈な長編展開。 五ヶ月に一冊程度のちょうど良いペースで毎回楽しみにしていた。 彼らの運命が暗転して、 痛みや闇で胸が締め付けられて・・・、 感動的で温かいハッピーエンドで本当に良かった。 BLではないけど、 重厚なオメガバースの頂点に到達したと思う。 それに、 単なるオメガバースだけではなく、 人間性や社会的な深いテ…
aaaiiiai
丸木戸マキ先生の非BLレーベルから出ているオメガバース作品。とうとう完結、10巻も出てたなんて! ずっと気になりつつ読めてなかったのですが、読んでみました。 ドロドロお家騒動愛憎劇って感じで、なかなか面白いです。 丸木戸先生のオリジナル設定の部分、私が読んだオメガバース作品中では初めてかも。 それは、 ・αを産めるのは、Ωのみ ・運命の番はおとぎ話と思われているが、番のαに噛まれた…
いよいよの9巻。 ざっと読むと。 もはや1巻の「メガエラ」の話は遠いな… 今の焦点は、伊織と馬宮の子供、麗子と猩羅と有憲、研究所の闇。α至上Ω差別の世界。 出会った伊織と明兎。 伊織が馬宮の番とわかり、子供のことも。 助け出す! その計画が進む一方研究所側では。 馬宮に子供と会わせてあげると。 この相反するすれ違いのサスペンス。 伊織も英家にいた時は劣等の存在だった…
オメガバースの世界観と身分格差の哀しみ、 愛と希望と絶望が交錯するドラマの高潮を迎える9巻。 運命の翻弄に導かれている 真宮、伊織、麗子、明兎、猩羅、有憲。 彼らの葛藤が入り乱れて・・・読んで、心が波乱になってしまう。 真宮と伊織、引き裂かれている2人が、 愛で人は強くなるということを証明してくれている。 愛する人を想うその気持ちの痛さや、 母と父として、わが子への感情…
25ページの短編ながら引き込まれる作品です。 20年前に失踪した父親の遺品整理に呼び出された礼央。そこでベッドに横たわる美少年タイプのラブドールを発見。パジャマをきて横たわってんの。 不仲で印象の悪い父親の性志向知ってしまうってやだよ。ラブドールは気まず過ぎると思うんだけど、礼央くん興味本位で全裸にしてマジマジ観察してちんをチョンと触ったり、穴に指を突っ込んでみたり。 したら、な…
みじん子
ED後で少し気になってたこと、全てを綺麗に結び付けてくれました。 これは見逃してはいけない番外編。 真澄の信用を取り戻そうと必死に頑張る律の姿がすごく新鮮で可愛かったです。 (あのクズ男をカワイイって言う日が来るなんてw) 一年後も仲良くしている二人が見れて何より。 あと出来れば遊馬とめぐるのスピンオフとか読んでみたいですね (人>ω•*) めぐるちゃんは本編の中で結構お…
描かれていろのは夕焼け?それとも朝焼けか? 最後の捉え方によって表紙のイメージがこんなに違って見えるなんて… 読んだ後にすぐまた読み返したくなりました。 「映画みたい」というフレーズだけじゃ物足りなくなる圧倒的な没入感! まさに名作。 キャラ一人一人にしっかり物語があって、特に律の過去や現在に至るまでの経緯が明らかになって満足でした。 個人的に遊馬の事がすごく気になって― …
ゆっくり読むつもりが、面白すぎて止まらなかった。 クズ男ってまあまあ苦手な設定なんですけど、不思議とこの律という攻めはなぜか心の底から憎めないわ。マジで最低なのに、微かに匂う人間味がどうしても好奇心をくすぐって来やがる。 途中参加の学生くん (すまん、名前忘れた) が話に割り込んできた時「うわぁ、余計なヤツが出た」って思ったけど、メイン二人との相性が良くて安心しました。 一番のお…