松基羊さんのレビュー一覧

3LDK、王子つき コミック

松基羊 

王道で可愛いがツッコミどころは多め

大学で王子様扱いされている金持ちのボンボンと、アパートの取り壊しで住居を探している貧乏学生のルームシェア。

王道のキャラクターとストーリー。
基本的にはほのぼのと可愛らしい雰囲気で楽しく読めましたが、気になる部分はかなり多かったです。

特に攻めの西島の設定がかなりチグハグに感じてしまいました。
貿易会社の社長子息で子どもの頃から跡継ぎとして厳しく育てられてきたという設定なのですが、…

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憧れた人は42歳の娼夫でした コミック

松基羊 

やさぐれ年下×イケおじ

松基先生作品初読みです。
絵がとてもきれいですね。
おじ受けはあまり興味ないのですが、ストーリーが良ければいいのでおもしろそうだなと読みました。
お話としておもしろかったてす。
好みとしては冒頭のダンディ×若でしたが。
そのダンディが素顔の奥田に戻って愛し愛されるようになるというお話。
ダンディの時の高級スーツを身にまといセクシーイケイケな感じと、出版社時代のマジメリーマンとのギャップ…

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終着点は二人で 小説

藤原桃胡  松基羊 

もどかしい

バナー広告で絵に惹かれ、さらに世話焼き従者とのことで。タイトルがわからず広告がまた出てくるのをしつこく待ってやっと読めました。

帝国の王子アンジュの視点でのお話です。
が、アンジュにズームが寄りすぎといいますか…。
もっと客観的な文章もはさめば良かったというか。ほぼアンジュの一人語りとディアブとの会話で、なんというか世界がすごく狭いのです。

ディアブやアンジュ母の正体とかも凝ってる…

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うらおもての恋煩い コミック

松基羊 

ふられてからが見どころ

ダンディな彼が実は…。

旭と良、これで良かったんじゃないでしょうか?一回壊れて違う立場からやり直して。

良が可愛くて、イケメンで仕事ができて、なのにプロポーズは失敗しちゃって。
そりゃああんなことされたら行ける!と思っちゃうわなあ…。

お仕事や店の立て直しや親父さんも良かったです。が、親父さん兄弟を比べるのだけはいかん!一番いかん!

課長の存在が良い緊張感をうみましたね。…

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憧れた人は42歳の娼夫でした コミック

松基羊 

オジ神様

綺麗なおじさんはやっぱりいい‼︎

部下とか年下の客にも敬語なところが紳士的で…
とてもお品がある!
そんな紳士が甘え下手なんだよなぁー
いつもそう‼︎そこがいいのですがね‼︎笑

そんな甘え方を知らないオッサンを
好きな子をいじめてしまう小5のような
生意気な部下が小5から大人へ変わり
真っ直ぐさゆえの強引さに少しずつ
心を溶かしていく…

これまた部下は泥臭くて
何…

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ひとりで夜は越えられない コミック

松基羊 

あっさり

健気攻めが読みたいと思って「健気」にチェック入れて詳細検索したところ、こちらがヒット。

ジム、あまりにも日本語が達者すぎる……という違和感はありましたが、良き攻めでした。

でもこの内容なら上下巻が必要だったと思います。

一巻にまとめてるからどうしてもサラリと描くしかないと思うのだけど、あっさりしすぎというか、心に残る前に通り過ぎていく……。

背景としては
・攻め側:宗教上…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

脇キャラに大変萌え

自分の気持ちを伝えるタイミングなどを見誤り、結果ずっと想っていた相手を新参者に取られてしまうキャラクターがすっっごくツボなのですが、まさに今作の陵が私的にツボでした笑
こんなに脇キャラに萌えたのは初めてかもしれない。もっと素直に、もっと早く気持ちを伝えていればな〜手を挙げたのは良くないですね〜などと謎に上から目線で陵を見てました。

あと栗城先生は受けが入墨を攻めに見せるシチュが好きなのかな…

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呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

人権無視のいとし子という存在



全く尊重されてないのに「いとし子」と呼ばれ祓い師をさせられている愁(受け)が、その異常に気が付かない異様さを民俗学の調査にきた乾(攻め)に指摘され助けられるまでとその顛末。

あらすじとかはほかの方が詳しく書いてくださっているので感想だけを


とにかく気分の悪い話でした。
不運な攻めを不遇な受けが助け、逃れられない状況の受けを攻めが助ける話なのですが、2人の状況(特に愁)の境…

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うらおもての恋煩い コミック

松基羊 

失恋から始まる

やっぱり作者さん、絵がお上手ですね。イケメンがちゃんとイケメン。

体の関係だけの二人。でも、エリート銀行員の良は、包容力が高くて優しい旭さんに恋をしている。
思い切って告白したら、恋人は作らないと振られてしまって。。

最後まで読んでみると、旭が恋人を作らなかった理由が何となく解せない感じはありますが、別れた2人がお仕事で再会、気まずいながらも一から関係を築いていく過程が良かったです。…

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ひとりで夜は越えられない コミック

松基羊 

ふたりなら超えられる

ジムと出会い流れに身を任せるようにただ生きていた征四郎の顔つきが明るくなり、魅力が増していき美しいです。
2人の筋肉の描き方が違い体格差が艶っぽかったです。
単話の表記がNight.1 となっていて作品のキーワードは「夜」なのかな?
ひとりでは超えられない夜もふたりならきっと大丈夫。

最後、征四郎がこれからの2人のことを決断する経緯がうーん、説明不足?大事なシーンなのにサラッと終わっ…

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