義月粧子さんのレビュー一覧

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

攻と当て馬が胸くそすぎる

優秀弁護士α×薄幸Ω
義月作品のテンプレートに近い作品かもしれません。
受は攻の働く弁護士事務所で調査員として働いています。

他の方も仰っているように、攻があまりにも酷い。
発情期の夜に襲う形で抱いたと思ったら、朝は特に優しくもせずしれっと帰すあたりもそうですし、特に仕事面がかなりイラッときました。
自分の都合のいい時だけ受の仕事能力を利用して弁護士としての自分の成果を上げたり、

5

傷痕に囚われて 小説

義月粧子  周防佑未 

健気で潔い男前受け

愛し合っていたけれど、とある事情があって身を引かざるえなくなった。
そこで他の男と浮気しているかのように見せつけ、攻めから見切りをつけてもらう形で別れた。
攻めに幸せになって欲しいからこそ、自分に未練を一切残さないような形で別れるんですね。

「愛した男に憎まれる…」とあるように、攻めのことを愛するがゆえに、あえて憎まれ役になり身を引く‥‥。
ツラぁ……って感じの切なさ満載で楽しめました…

5

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

独特な愛情表現

テンポ良い文章で、読みやすかった。
メニューについての説明部分が特に楽しい。
アルファの攻は精神的に幼いのか、好きな人にいじわるする癖があるらしくて、分かりにくい。

Ωのシェフ長に、アルファの女性アルバイトスタッフが嫌がらせを仕掛て起きる騒動。
飲食店のアレルギー対策が、実際にこんなに気を使っているのか、気になりました。

1

箱入りオメガは溺愛される 小説

義月粧子  すがはら竜 

溺愛というには弱い

個人的に義月先生は当たりはずれがあるなあという印象の作家さんなのですが、今回のは……個人的にはやや外れ寄り。

タイトル通りのオメガバースものですが、特に目立ったオメガ差別だとか番にするしないのハラハラドキドキ的なストーリーはありません。
あとがきを見るとおり、子猫的な可愛らしい受けをかわいいかわいいと攻めが愛で倒す、そういう話を書きたかったのだろうというのはわかります。

実際、出てく…

4

箱入りオメガは溺愛される 小説

義月粧子  すがはら竜 

甘々なオメガバもの

糖度120%のオメガバが読みたい!と思われたなら、もうこちらの作品を推させていただきたい!

と思う、めちゃめちゃ優しい世界観のオメガバものでした。

義月さんて何となく俺さまな攻めさんが多いイメージが個人的に強いのですが、今作品の攻めさんもちょい俺さま。強引な攻めさんスキーさんにもお勧めかなと思います。

ネタバレ含んでいます、ご注意ください。




主人公は大学生の奏。…

6

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

攻め君に胸キュン

とても面白かった!劣悪な家庭環境で育った攻め君(不良で人たらし、めちゃくちゃもてる)が、由緒ある家柄の美貌の受け君を一途に追いかけ、なにも持たない身から必死に努力を重ね、自分の力で受け君の前に立てるまでに成長する姿に胸キュン。いつまでも攻め君が振り向いてもらえなくてどう結ばれるか読めない展開で、受け君に全てを捧げる攻め君に幸せになってほしい!と応援する気持ちで読み進んだ。女にはもてまくるのにたった…

1

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

最後の番外編の攻めの変わりようといったら……!

義月作品の俺様攻め、しかも属性に「鬼畜」が入ってるので、かなりビビりながら読んだけど鬼畜とは感じなかったです。
でも、充分に攻めが冷たいというか、とにかくつれないんですよね。

受けは処女でウブなのに派手な外見のせいでビッチだと誤解されてるんだけど、あえて誤解を解かずにセフレでもいいから……と頑張る健気な子なんだけど、すべてがことごとく裏目に出てしまい、攻めからつれない仕打ちばかり受ける。

4

契約不履行 小説

義月粧子  雪舟薫 

大人の恋愛

この物語、私の中で1番のお気に入りの作品になりました。遠近さん×黒田さんのドラマCDから聴き始めて、原作を読みたくなって購入しました。

CDでは、細かい描写が読み取れない部分があって小説を読みながら、あ〜こういうことだったんだと納得できたりで、CDと小説と併せて視聴するとより楽しめました。

たとえば、CDの終盤で、2人が初めて結ばれたときに、三崎が土屋に、「お前を愛してる」と言ったとき…

2

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

プライド

なんとなく気になっていた本だったので読んでみましたが、ごめんなさい、ダメでした。苦手なタイプのオメガバース本だったので中立にしました。好きな方にはたまんないのかな。本編220P超+あとがき。

特別なレストラン「オガタ」のシェフが「町のレストランを!」と考え始まったトラットリア「ヴェーネレ」。忠実に味を再現できるシェフ柊哉(しゅうや)の頑張りあって人気店になっています。ある日、その店にオーナー…

2

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

運命のつがいってやっかいだね

こんな攻めが運命の番なんて…運命を選べないオメガって
気の毒すぎる。
攻めが残念なのは義月作品のテンプレなんだけど、
散々物語中盤まで弁護士として真っ当なこといいつつ
中盤以降祐樹を追い込みまくった上
最後の受け救済は財閥マジカルで権力行使って、
今までの正論なんだったの。

あと、祐樹すっごい虐待されてたのに背中とか傷跡ないの?
それとも倉嶋ったら気づてたのにシカトか、と思って…

4
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