尾賀トモさんのレビュー一覧

初恋王子の穏やかでない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

感情がジェットコースター✧*。

新婚のフレデリックとフィンレイが王位継承問題に巻き込まれ‥というお話。最高にモヤモヤして切なくてキュンときました✧*。
フレデリックは領主の仕事はしたけど嫉妬深すぎだしフィンレイに甘えすぎ。王都の使用人には遠巻きにされ、フレデリックにはきつく当たられるフィンレイが気の毒で‥そんな時でもフレデリックの為に動くフィンレイはかっこよかった。それなのにフレデリックは責めるばかり、酷い言葉を浴びせる場面は…

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初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

心理描写が巧みで泣かされます

BLにここまで感情移入して泣くことがあるか…? っていうくらい泣きました。
もちろん悲しいお話ではないのでご安心を。とっても甘々で、温かいお話です。

受けのフィンレイがとにかく健気で逞しい。
中扉のカラーイラストがドレスを着た受けっぽかったため、このご時世にBL作品で受けがドレスを着るのか〜とも思いました。

しかし、ここで引き返すなかれ。これはフレデリックの亡き母が残したドレスを、…

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初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

この頼れる殿下を妻なんてよして

“廊下を歩いて行く後ろ姿をなんとなく眺めていたら、フィンレイはしだいに踊るような足取りになり、階段にさしかかると手すりにひょいと跨がった。スーッと滑って姿が見えなくなる。”


名倉さんのお話は甘く読みやすく、大好きになり最近何作か読んでいるのですが、このお話もご多分に漏れず。健気受けの切なさだったりツン攻めが徐々に絆されていく様子が凄く丁寧で、絵の浮かぶ美しいシーンも多く萌えました。
で…

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恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

MVPはわんちゃん


建築家の卵が出会い恋をして別れてキャリアを積んで再会する。


他の方のレビューで私が思ったことを100パー書いてくださっているので改めて書くことはないのですが、一言で言うと出会うのが早かった。


相手は好きだけど劣等感でいっぱいになり別れを告げてしまった受けも、初めてに恋人に愛することに夢中になりすぎて拒絶されることが怖くて追いかけられなかった攻めも2人とも若かった。

大…

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初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

キュンキュンが止まらない

なんだこれなんだこれなんだこれええぇぇ!!!

どこのページ開いてもキュンキュンが止まらないし、萌の供給が過多!!少女漫画でもこんなキュンキュンさせられる話、なかなか無いと思う。
溺愛攻・フレデリックと健気受・フィンレイの恋の行方を応援しまくりたい一冊!

以下、ネタバレ含。
最初はフレデリックと仲の悪い第一王子からの差金で、フィンレイ(第十二王子)が嫁いできたと疑ってかかるフレデリッ…

9

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

神評価です

後で書こうと思って書評を書き忘れていたみたい。
再読して、評価を神にしようと開いたら、時効切れ?・・気づくのが遅かった。

7年前に仁科と別れて郷里に戻った一葉。
一葉をいちはと呼ぶ唯一の人から、7年ぶりにメールを受けて再会。
「雪の上に転がる木の実に一目ぼれ」と言っていたのに仁科は、一葉はを覚えていなかった。
事故の後遺症で一部の記憶を失ったという。

好みのタイプのいちはについ…

2

初恋王子の甘くない新婚生活 小説

名倉和希  尾賀トモ 

何度も読みたくなる

内容は他の方が書かれているので感想を。

主人公の王子がめっちゃいい!
前向きな健気いいですね~。しかも聡くて自分の立場を理解し頑張る可愛い子。
そりゃ最初はつれない攻め様も絆されるよなと。わりとすぐに溺愛になるのもよし。わかるよ、ニコニコ笑顔可愛いもんね。

攻め様がはじめ冷たい態度なのは理由があるのですが、認識を改めきちんと主人公に謝罪するんですね。それがまた良かった。そのときのや…

5

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

盛り上がらなかった……

ぴれーねさんも書いていらっしゃいますが、私も「何度でもリフレイン」が大、大、大〜好きでして、それと同じ香りのするこちらの作品の電子化を、前のめり気味で待ってました。

「恋をしていたころ」というタイトルだけでなんか泣きたくなっちゃうというか、もうこれは神でしかないでしょ!!と鼻息荒く読み始めたのだけど、心が大きく揺り動かされることなく終わってしまった……。

どーしたの、自分。
なんでさ…

6

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

感情決壊シーンが好きすぎた

再会復縁に記憶喪失をプラスしたもの。題材の合わせ技で主人公の心にグサグサ切り込んでいくやり方が上手いなあと思った。おかげでうっかり一葉に同期してしまうとしんどい。

天才と凡才の付き合いは、表面上は距離を理由に、本当はコンプレックスのせいで終わってしまう。七年後の一葉は、実績を糧にその点だけは乗り越えられそうなのに、それ以外(建築絡み以外)の部分は学生時代から時が止まっているように見えた。

8

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

置いていく

先生買い。雑誌掲載部分は凄く好きだったんですけど、後半部分、ちょっと得意じゃないなと思う所があったので萌にしました。本編130P弱+その続き80Pほど+あとがき。

地方都市で設計事務所に勤める一葉(かずは)。ある日業務用メールに大学院時代に付き合っていた仁科から「そちらに行く用事があるので、食事でもご一緒できないか」との連絡が入ります。地元に戻るべく別れを告げた時に引き止められもしなかったの…

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