橋本あおいさんのレビュー一覧

それは運命の恋だから 小説

月村奎  橋本あおい 

受けの拓海がすっごく可愛かった。

ゲイである事を隠すために「クールで皮肉屋な独身主義」を装っている受けの拓海が、本当は過剰なまでに恋と結婚に憧れるロマンチストで、ロマンス小説の愛読者というところが良かったです。

コミックだと「腐男子」とか「少女漫画愛読者」は数人いるけど、ロマンス小説愛読者はお初でした。
しかもオースティンも読んでるとかね。
なんかいいわーってそれだけで好感度大。
拓海おすすめのロマンス小説「フレデリカ…

6

優しくほどいて 小説

海野幸  橋本あおい 

こういうの読みたかったんだ。

実は心温まるとても深い恋の話。

春樹自身自分の性癖を認められなくて湯ヶ原への恋心を封印する為に湯ヶ原パーツを見つけてはその相手に恋をする?って拗らせすぎだろう。
結局はずっと湯ヶ原を求めていたという春樹がかわいいです。
結局初恋を持て余して暴走しまうほどに愛情深い人です。

湯ヶ原がとても好感のもてるキャラで魅力的。
おっとりしているけど、ただのお人好しではなく人間ができてる感があ…

3

きこえる? 通常版 コミック

橋本あおい 

主人公の素朴さがいい…はずなのに

2016年刊。

う~ん…
年の差で甘々、綺麗な絵、可愛らしい受けの男の子と幾つか自分の大好きな要素が詰まっているのに、樹くんに入れ込む事が出来ずに戸惑ってしまった。
橋本さんの描く受けキャラって乙女っぽく感じてしまうけれど、このコミックの樹くんはまだ19~21歳という年齢と内気すぎる性格が相まって違和感はない。
表情のどれを取っても絵が綺麗だと皆が絶賛するのも頷ける。
キャラクターの…

0

建設現場に恋の花 小説

うえだ真由  橋本あおい 

オヤジ様方!

この本、前から読みたかったんですよ。でも、何故か機会に恵まれませんで、本日やっと読めました。
いやー、良いですね、ガデンBL。
この本の出版から5年が経ちますが、最近では滅多にお目にかからなくなってしまったジャンルです。
どうしてなんだろう?
肉体労働ってやたらカッコイイと思うんですけれど。
またどなたか書いてくださらないかしら?

見た目が可愛らしい新卒の澤井くんがゼネコンの現場監…

2

それでは今日もいただきます。 コミック

橋本あおい 

ごちそうさまでした

白のコックコートの高匡、黒の仕事着の恵。
橋本先生のこだわりが詰まっていてかっこいい…

幼馴染みのふたり。
攻受も突っこみたい!と息巻く高匡を恵がすんなり
受け入れて、最中もお互い気持ちを伝えながら
いたすところが付き合いの長いふたりだからこその
空気感が感じられました。
普段クールな恵がとろとろになる顔がかわいい♡

他、パティシエにヒゲカフェ(発想が斬新!)、
ガーデン…

0

S+RUSH!! コミック

橋本あおい 

ギャップ萌え。

やっぱり前作のrush!を見てからだと、ちょっと悪役キャラだったこともあり余計に小椋さん可愛すぎってなりました。

私は前作の受けみたいな、いかにもかよわくて攻めが守ってあげなきゃ的な受け(あざとさを感じるというか女の子っぽくてBLじゃなくても良くない?と感じる)が大の苦手で正直前作は全く面白くなかったから今作も見る気なかったんですが、
結構評判が良かったので見てみました!

小椋さんが…

0

酔いどれ恋をせず (2) コミック

橋本あおい 

妬いて悪いか!って、グッとくる

表紙からしてエロかったですね。カバーなしには人のいるところでは読めませんです、はい。

さて、完結してしまいましたが水澄がやっと自分の気持ちに正直になって勇気をだして恋に向き合えて良かったです。酔うと本音が出てエッチもノリノリなのに、普段が弱気過ぎて誓さんが可哀想でしたもんね。学生時代のトラウマも誤解だとわかりまた友達に戻れたし、全てハッピーエンド!

ストーリー自体は爽やかで純粋で初々し…

2

酔いどれ恋をせず (1) コミック

橋本あおい 

美味しいお酒の名前の二人の、エロ美味しいお話

攻め様のお名前「楯野川」も、受け様のお名前「諏訪水澄(真澄かな)」美味しい日本酒の名前を連想させますね。さすがお料理BL専門家?笑、橋本あおいさんです。
完結するまで待って一気読みしました。

酒と美人受けというとBetween The Sheetsシリーズを思い出しますが、Between~よりも脇役が印象的で楽しめました。水澄の親友真利江ちゃんも優しくていい味出してるのですが、誓さんの親代…

3

はじめてのひと(表題作 初恋中毒) 小説

田知花千夏  橋本あおい 

ハジメテ物語

年の差の二人の、出会いと別れ、再会モノ。

年の差にありがちな、大人(攻め)の方が情けない感じがなくてよかったです。
この攻めはとてもきちんとした大人で、自分をしっかり律していた。
でもだからこそ、受けとのすれ違いが起きてしまうわけですが……。

一方の受けも健気でとても可愛かったです。
受けが攻めに引き取られることになるシーンはとても感動的。
こんなこと言われたら、引き取るつもり…

1

はじめてのひと(表題作 初恋中毒) 小説

田知花千夏  橋本あおい 

前半はすごく好き

今、私に『いじらしい恋の話を読みたい』気分が襲ってきていまして。
自分が未熟な所為できりきり舞いしちゃう様な。
互いのためを思うばかりに、気持ちがすれ違っちゃう様な。
で、このお話は確実にそういうお話でした。

でも、このお話、どうも引っかかるところがありまして。
それは当て馬で出てくる東江の『豹変』なんです。
千葉と里久が再び近づくためにそうなったみたいに感じられちゃったんです。

3
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