金ひかるさんのレビュー一覧

金色の花に永久の約束 小説

真崎ひかる  金ひかる 

金木犀の季節にトリップする

先生買いしてはみたものの、せつなさ、ひたむきさにシンクロできず、申し訳ありません、中立です。本編210Pほど+その続き40Pほど+あとがき。

16歳の誕生日を家族で祝ってもらった和奏(わかな)。小さい頃から繰り返し見ている夢のことで「ゲイ」という姉の言葉に異常に反応してしまい、つい家を飛び出してしまったのですが、乗っていた自転車のブレーキが壊れて転倒、意識を失います。気がつけば真っ白な世界。…

2

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

ファントムに恋した盲目の少年

「オペラ座の怪人」をかわい先生がBLにしたら、こんなに優しいお話になるんだなあ…。穏やかで心が洗われるようで、とてもよかった。一途に英彬を慕う雪乃がピュアで癒されるし、自分の正体を明かさず、盲学校に行かせてやったり、歌を教えてやる英彬もあしながおじさんのようで萌えた。

6年間もの長い間、ほぼ毎晩劇場で秘密のレッスンをしていたというシチュにも萌えるんだけど、劇場側のスタッフなど本当に誰も一度も…

2

神獣さまの側仕え 小説

成瀬かの  金ひかる 

最近発売された作品でビックリw

20年くらい前っぽいですね

こういう女の子にしか見えない受けってまだ需要あるんですね笑

2

金色の花に永久の約束 小説

真崎ひかる  金ひかる 

そんな寂しい所に一人で囚われるのはやめて、もう幸せになるのです

夢に現れる見知らぬ寂しそうな男性に、強く惹かれる主人公。
そして、失ってしまった恋人を、探し続ける男ー。
切なく優しく綴られる、輪廻転生ものになります。

こちら、モチーフが金木犀になってるんですよね。
で、ストーリー自体はかなり切ないものなんですけど、印象としてはどこか優しいのです。
金木犀が効果的に使われてるせいだと思うんですけど。

う~ん・・・。
元々、再び巡り会う恋人達…

6

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

速攻で2度目を読んだ

初回読み終え、モロモロ分かった上でまた読んで二度おいしい。

面白かった。テンポが良かったし、伏線もよかったし、かといってややこしくゴチャゴチャしすぎず、テーマはシンプルで、読みやすかった。

一番良かったのは受けの抵抗かな。何度も何度も違う、あり得ない、と抵抗し続け、抵抗しきれず、怒涛のように巻き込まれていく過程が非常に良かった。そこに来て攻めのあの弱り具合がね~。グッと来ますな。
あ…

1

社長と元ヤンの幸せ子連れ生活 小説

小中大豆  金ひかる 

元ヤン同士の子連れもの

二人ともヤンキーあがりなんだけど、いい歳して昔の武勇伝語っちゃったりするような痛いヤンキーくずれなどではなく、真面目に働いている二人ということで好感持てました。

怪我をした祖母の面倒を見るために田舎へ行ってしまった母に変わって甥っ子の面倒をみる事になった受け。
慣れない家事に困り果てていたところ、助っ人としてやってきたのが、かつて伝説のヤンキーとして君臨してた先輩で……という始まり。

3

御曹司シェフと甘やかし同居生活 小説

松幸かほ  金ひかる 

手足もぐ

金先生の表紙&料理ものの匂いがしたので購入。攻めさんの執着は面白かったですが、さらっと読めてしまったので、中立よりの萌にしました。本編240P弱+くすくす笑える本編後日談9P+あとがき。

両親を亡くし、バイトでなんとか大学生を続けている優(ゆう)。体力勝負な生活続きで、ある日電車を降りたところで本格的な貧血に見舞われて動けなくなります。うずくまる優に大丈夫?と声をかけてくれたのは、高…

1

巡恋アルファは愛に焦がれる 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

あんなのは親友じゃない

アルファのルカがとにかく可哀想でした。本能は櫂人が運命の番だと告げているのに相手はベータなんです。
こちらのオメガバース作品は、世の中にはアルファとベータがいて運命の番のアルファに会ったベータがオメガに変化して、番が居ないのにオメガになるとはぐれオメガと呼ばれています。
受けの櫂人は亡くなった親友との約束を守って俳優でいる為に抑制剤でオメガになることを拒んでいます。
ルカが運命の番である事…

1

御曹司シェフと甘やかし同居生活 小説

松幸かほ  金ひかる 

本当に甘やかしまくり~!(* ´ ▽ ` *)

タイトルそのまま、真面目で頑張り屋の大学生が、御曹司シェフの攻めに、もうこれでもかと大切にされて甘やかされまくるお話です。

作者さんも書かれてますが、受けがすごく甘え下手なんですよね。
いや、何だろう。
意地っ張りとかじゃ無くて、相手の負担とかをまず考えてしまう、損な性分の子で。
で、そんな彼を大人の余裕で受け止め、上手に甘やかしてあげる、ひたすら優しい攻め。
もうこの「甘やかし」パ…

9

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

もどかしすぎて分厚くなったお話

 とりあえず、まず言っておきます。
 めちゃくちゃ分厚いです……
 これこそ、旅のお供に連れて行けばよかった……と思うレベルの分厚さでした。(すぐに読み終わってしまうので)

 物語は、家柄もお金もある美男子から求愛を受けているのに、まったく気づかない鈍感男の話。

 ラブコメでこういうのあるよねー! っていうのがBL小説になった形です。
 しかし、ラブコメみたいに絵で誤魔化したり、…

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