月村奎さんのレビュー一覧

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

フルパッケージ

幼馴染の拗らせ両思い再会もの
どこからどう見ても両思いなのに本人だけ気付かないってなんでこうも楽しいんでしょう
と手放しで言いたくなるほど完成されてる感じがします
二人それぞれに誤解を喚起するキャラがおり
すれ違いが入りつつ紆余曲折を楽しめます
受けちゃんからの一人称ですが受けちゃんが編み物作家一歩手前的なキャラで
攻めくんが人気の家具作家
子供の頃の幼さ故の誤解からそのまま疎遠にな…

5

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

やっぱり良い、月村作品

タイトル通り、やっぱり良いです。
好きだなぁ…月村先生の作品。
なーんとなく、最終的には大団円!
なのはわかりつつも、程よく
はらはら、ドキドキ、きゅんきゅん
良い波で感じさせてくれるんです。
また、これでもか!と言う程ぐるぐる
勘違い、すれ違い…笑えるほどというか
呆れるほどと言ったほうがよいのかも。
それがしつこくて嫌と感じるか
微笑ましいと感じるかは私達読み手次第。

12

王子禁制(アイドルキンセイ) コミック

麻生海  月村奎 

甘くて優しいストーリー

個人的には、ここ最近読んだ中で一番面白かったです‼

芸能もの好きなのもありますが、人気アイドル×地味高校生の設定、最高でした。さすが月村先生〜♡

出来のいい双子の兄と比べられ続け、肝心な時に尽く失敗する都築郁翔(受)は高校受験にも失敗し、逃げるように第二志望だった全寮制の男子校に入学する。そこで出逢ったのは、ファンだった人気アイドル・Sinこと月島慎之介(攻)で、成り行き上、Sinのカ…

0

「ツァイガルニクの恋の沼」コミコミ特典SSペーパー「マイ・フェイバリット・ジンクス」」 特典

お気に入り

本品は『ツァイガルニクの恋の沼』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、航輝視点の同居後のお話です。

航輝が工房で作業をしていると
春音が寝起きの顔を覗かせます。

「せっかくの休日にうるさくして起こししまったか」
という航輝に対して、春音はふるふると首を振って
「ニットのサンプルを仕上げないといけないから助かった」
と返されます。

そんな春音の無防備な姿は…

3

「ツァイガルニクの恋の沼」出版社ペーパー「どんぐり勘定の蜜夜」 特典

最悪を最高に変えるのは

本品は『ツァイガルニクの恋の沼』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後、春音視点にて同居後のお話です。

航輝と同居を始めて1ケ月、
春音は至れり尽くせりな毎日を送っています。

春音は航輝と幸せな恋人関係になってから
あらためて過去の自分の態度を猛省し
これからはそれを補って余るくらい優しくして
気持ちを伝えたていきたいと思っていますが

いざとなると照れて上手く言葉…

1

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

誤解×すれ違い+嫉妬-期待≒♡

今回は幼馴染の家具職人と手芸店店長のお話です。 

誤解とすれ違いを重ね続けた2人が新たな関係を築くまで。

受様は高校を出て東京の服飾専門学校に進学、
アパレルメーカーに就職しますが
祖父母の手芸店を引き継いだ姉から閉店の相談を受けると
迷わず自分が継ぐ選択をします。

姉には猛反対されながらも店を引き継いで半年、
個人経営の手芸店の営業収入は微々たるもので
経営には苦労し…

4

「ツァイガルニクの恋の沼」コミコミ特典SSペーパー「マイ・フェイバリット・ジンクス」」 特典

もうどんだけ好きなのよw

もう読んでる先から恥ずかしくなって、ギャーって叫びたくなってニヤついてしまいました。

こちらのコミコミさんのペーパーには、春音と同居して幸せを噛み締める航輝の気持ちがこれでもかって書いてありました。

工房で航輝が作業をしていると寝起きの春臣が顔を覗かせるんですが、その春音の無防備な姿にまで幸せを感じてるんです。

春臣の幸せそうな様子を見て満足して、更に甘やかして喜ばせようとしてま…

2

「ツァイガルニクの恋の沼」出版社ペーパー「どんぐり勘定の蜜夜」 特典

こんな攻が好き!

本編より評価を上げてしまいました。笑
こちら春音が航輝と同居を始めてから一か月のお話でした。

本編でも恋人同士になる前から、航輝の春音への尽しぶりは凄かったですが、同居してからは春音が王侯貴族の様だと思うくらいに至れりつくせりでした。

春音だって過去の自分の態度を猛省して、航輝に優しくしたいとは思っていたようで、航輝にマッサージしてあげようと思ったところで、彼が最近着ていたセーターが…

1

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

こういう話大好きです!

ここ暫く月村先生の作品にハマりきれなかったんですが、今作のお話は設定そのものが大好物でした。

長い間の両片思いとそれぞれの誤解、航輝の気持ちなんて読者には筒抜けなのに春音は悲しいかな気付いて無い、そしてお互いが勇気が無いもんだから要らぬ妄想をしてこんがらがってしまう。
もう焦ったくて焦ったくて、キュンキュンしどうしでした。

二人の日常描写が秀逸で、こんな丁寧な生活を送ってみたいと思っ…

6

ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

月村作品を未読の方にこそ読んでいただきたい

「ツァイガルニクってなんだ?」と読む前にひじょーに疑問を感じていたんですが、へえー、そういう意味だったんですねぇ。キリの良い所までやってしまわないと気になって他のことが手につかないという『癖(へき)』の強い私にはなかなかできない技でございます。

(何度も書いた様な気がするけど)今作も安定の月村さんでございました。
次にどうなるかが予測できちゃっても読んでいて面白い。
これって名人芸ですよ…

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