月村奎さんのレビュー一覧

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

ラベルと中身が違っていたような印象

月村奎さんは最近立て続けに読みその良さを知った作家さんです。
神かそれに近い萌えを提供してくださる大好きな方なのですが今回は好みとは違っていました。

他の方のレビューにもあったのですが、女性が前に出過ぎて楽しめませんでした。
他のジャンルの小説だったら楽しめたのかもしれませんが、BLを読みたいと思って手に取るには向かなと思います。
主人公の身近な女性がいい仕事してくれることはたまにある…

7

50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

めがねリーマン大好き

攻の健がとにかく男前。すっごくタイプです。一見すると仕事ができて普通っぽいサラリーマン最高!長身でめがねって、さらに最高!
この本を読んでからしばらくは、あ、あの人、健っぽいな〜なんて、電車の中でサラリーマンをチラ見するあやしいばばあになってました。いかんいかん。
受のジャニーズ系大学生は金持ちでヤリチン。さらに愛情に飢えてて性格がひねくれてる設定。受攻ともに二人ともノンケなのに、どうやって展…

1

すき 小説

月村奎  麻々原絵里依 

受けに共感できれば

表題作と続編の2作品が収録されています。どちらも瑛斗(受け)の視点で進んで行きます。

「すき」で二人は恋人同士になり、「だいすき」の短めの続編で、二人の関係が萌々香(井上の娘)にバレます。

とにかく期待をしないようにと考える瑛斗が切ないのですが、その分、両思いになった後の甘い雰囲気は楽しいです。

ただ、過去が辛いといっても義兄に失恋しただけではあるので、「すみません」が口癖の瑛斗…

3

アプローチ 小説

月村奎  夏乃あゆみ 

過去作品なので今の月村さんとは違う

月村さんの2001年の作品。
今では高校生という設定は通らないことが多いと聞きますが、このくらいの年代だとまだいけたようです。
個人的には寮物の上級生×下級生という設定はものすっごく好みなので、今回のこの評価にはわたし自身もガックリきております。
設定自体、キャラ自体(攻めの)も好みなのに…

**********************
受けの智里は教育実習生からの強姦未遂により、父…

5

すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

小さな幸せ

冒頭に金子みすゞの詩が出てくるのが、印象的ですね。
草花の様に純粋な芙蓉が、小学6年生のときに恋した相手は正義感の強い優等生西澤。母親のネグレクトにより、地元を離れることになった芙蓉は、西澤から借りたままの植物図鑑を枕元にまで置いて寝るほど大切にしていた。
初恋が叶うはずない、それどころかもう二度と西澤に会えないから、思い出と植物図鑑だけを宝物にしてひたむきに生き、祖母を手伝う姿に、わりと序盤…

3

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

ごめんなさい…

作家買いです。内容についてはすでに書いてくださっているので感想を。

月村さんの描かれる、トラウマを抱えるネガティブな受けさんと、そんな受けを大きな懐で受け止める攻めさん、というCPは大好きなのですが、この作品はいまいちツボに入りませんでした。

ごめんなさい、辛口の評価です。お嫌な方はスルーしてください。



視点は受けである安西視点で進んでいきます。
彼の過去に「何か」があ…

16

すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

優しくて心温まるお話

CD化されるということもあり、こちらでの評価も高いので、ついつい期待して読んでしまいました。残念ながら特筆する良さや萌えは読み取れませんでしたが、優しくて心温まるお話だったと思います。18歳同士とは思えない落ち着いたラブストーリーでした。

私は月村奎さんの作品は恋愛より家族愛の描写に感動してしまいます。今作も、芙蓉とお祖母ちゃんの絆に目頭が熱くなりました。

2

嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

好きな子ほどイジメたい

あらすじから想像したとおりの可愛らしいお話でした。

攻の大介は「好きな子ほどイジメたい」を地で行く男性で、小学生の頃からその姿勢が変わっていないのがある意味すごい。弁護士としてちゃんとやって行けているのだろうか…。一方、受の裕貴は素直で鈍感な可愛いキャラクターですが、自主性に欠けるというか思考が女性っぽい気がしてもうちょっと精神的に逞しくなってほしいなーと思いました。

で…最後まで気に…

2

Release インタビューペーパー 特典

月村先生へのインタビュー

「Release」復刊記念、月村先生インタビューペーパーです。
A4サイズ片面に月村先生へのインタビューの模様が印刷れています。

月村先生のあとがきもいつも楽しみだったりするので、インタビューペーパー、嬉しかったです。

以下、概要になります。(問いも回答も本文のままではありません。要約してあります。ご了承ください。)

今年(2016年)デビュー20周年を迎えられる月村先生。

2

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

まさか月村先生の作品で「しゅみじゃない」評価をする事になるとは・・・

月村先生の作品が大好きで、新刊をいつも心待ちにしています。

今作も勿論予約して購入。

届いてみて、「あら、表紙の感じが今までと違う」と、思ったりしたものの、わくわく読み始めました。
でも、なんだか文章や内容のようなものに何ともいえない違和感?!のようなものを感じつつ読み進めました。
奥付を確認したら、1997年に発表された作品を加筆修正したものだったのですね。
今回出版に際して、…

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