高久尚子さんのレビュー一覧

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

攻がしゅみじゃない

攻の新山くんが無理でした…。惚れてしまえばとーっても魅力的な男ってのは分かるんです。受の多和田さんがとても惹かれてしまうってのも分かるんですけど…
好きになれません。読んでてイライラしました。
「しゅみじゃない」の一言につきます。
文体とか構成とかそういう難しい事や、それこそストーリーの面白さなんかよりも「メインキャラにはまれない」という点がかなりのマイナスポイント。
ストーリーが面白かっ…

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ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

理想の自分

思っていても実行できなかったことをもしやっていたら状況は違っていたかもしれない。神のいたずらかそれを実体験することができたおかげで変わることができたある営業マンの話。


システム開発会社の技術部から営業部に異動になり、初めての営業技術という肩書をもつことになった元技術部の加納彰人(受け)。
仕事の仕方が全く違う営業部において、入社5年目というキャリアが邪魔して素直に営業部のやり方の教えを…

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ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

なりたい自分になる努力をする覚悟ってかっこいい。

 システムエンジニアとして技術職で働いてした受け様である彰人は、人事異動で今は営業職として自分のやり方で頑張っているけど、なかなかうまくいかず、ため息をつく毎日。
 そんな中、立ち寄った神社で石段から転がり落ちてしまい、気付いたら今までいた世界とはあきらかに違う世界にいて。
戸惑いつつも、自分を受け入れてくれている、居心地のいい世界に、前の世界に帰りたい気持ちが持てなくなる彰人。
何より、前…

5

僕はすべてを知っている(5) コミック

高久尚子 

働く男同士の恋愛

最初は犀川×歩がもっと見たかったな〜と思っていた私でしたが、完全にハマってます。仕事や男性としての葛藤が挟まってくるところが大変面白い!

表紙もカラー扉もダブル眼鏡です。ダブル眼鏡でそこが殊更取り上げられず自然に進行する作品は稀有な気がして嬉しい。

イイ男2人がパンツ一丁で喋ってるシーンが大好きでして。濡れ場シーンの前後どっちでも構わないんですが、色気のない会話と色気マックスのギャップ…

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僕はすべてを知っている(4) コミック

高久尚子 

本格的に加賀×金沢編

今まで加賀×金沢はそうなるんだろうな〜と思いつつ萌えに達して無かったのですが、今回初っ端からめちゃくちゃ萌えが襲ってきました。
病院って性質上よくない展開だとは思うのですが、この作品についてはそれはそれと割り切って楽しんでます。

「顔むくんでない?」に続く犀川先生のセリフが、身内ジョーク感バリバリで好き笑

金沢先生はボタンを下から閉めてくタイプなんだっていう突然の高揚。意味わかんない…

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僕はすべてを知っている(3) コミック

高久尚子 

歩の美◯◯

この後表紙がずっと加賀×金沢なので、3巻はせめて犀川×歩であって欲しかった…!

和倉くん可愛い〜〜〜
歩と出会う前に犀川が和倉と出会ってたらワンチャンあったのでは…美チンだし。いや、若いからな和倉くん。
普段は当て馬をそんなに応援しないけれど、童貞って事もあり、なんだか応援したくなる和倉くん…だったのですが、医者という名に隠れて無茶苦茶したせいで好感度がだだ下がりました。そんなことしては…

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僕はすべてを知っている(2) コミック

高久尚子 

標語がいちいち面白い

これだけBL読んでて何を今更って感じですが、羞恥により伏字でお送りしています。

◾︎犀川千博(さいかわちひろ 医師)×浅野歩(あゆみ)
1巻同様、初っ端から飛び交う美◯◯というキーワード。それを常に真面目な犀川先生が、あくまでも真剣な顔して発言してるのが最高に面白いです。悩める◯◯◯って。
メインともいえる◯◯◯要素以外はすれ違い多めのラブストーリーなのですが、◯◯◯が絡むことで一層面白…

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僕はすべてを知っている コミック

高久尚子 

美◯◯

2006年から描いてらして、この本が出たのは2010年ですが非常に息の長いシリーズですね。
根幹がソレなので、下の話題に終始しますがストーリーもキャラクターも絵も大変優しくて素敵な作品です。意図せず根幹が怪しいワードに見える笑

◾︎犀川千博(さいかわちひろ 医師)×浅野歩(あゆみ)
包茎整形専門病院をテーマに据えるところがまずすごい。そして早々に出てくる醜い◯◯◯というパワーワード。この…

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さいかわクリニックの夏休み コミック

高久尚子 

夏休み、関係なし!

本編では加賀の遅漏が原因で最後までエッチすることのない2人。
その2人にどうにかこうにかさせようと思うとこうなるのね、的なお話です(笑)
夏休みはまったく関係ありません。
エッチ以外は順調な2人が、そこだけはすれ違っちゃうという落差が個人的にツボです。
リアル目線だとスペック高めの2人なので余計に( ´艸`)

ただ終盤ちょーっと作画が失速してしまっているのが残念だったかなー。

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ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

小説としての面白さ

受けが平行世界の自分と入れ替わる、という王道だけではない面白さがありました。

平行世界の自分と入れ替わったことで、自分を客観して見つめ直し、成長していく受けに感動しました。

その成長がきっかけで攻めとの恋が進んでいく物語の構成にも脱帽です。

恋愛ストーリーとしても、ひとつの小説としてもおすすめです!!

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