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僕はすべてを知っている(2)

boku wa subete wo sitteiru

你的一切我都知道

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表題作僕はすべてを知っている(2)

犀川千博,包茎整形専門医
浅野歩,携帯電話会社員

あらすじ

包茎整形の専門医・犀川千博(さいかわちひろ)は、下半身事情に悩める男子の救世主!! そんな千博の病院に、反抗的で生意気な実習生・和倉(わくら)がやってきた。
和倉は、千博が一目で見抜いた絶世の美チンの持ち主。恐れていたライバルの登場に、恋人の歩(あゆみ)は内心ハラハラ。千博の心変わりが心配で、なんとHをしても、勃たなくなってしまい…!? 

(出版社より)

作品情報

作品名
僕はすべてを知っている(2)
著者
高久尚子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
僕はすべてを知っている
発売日
ISBN
9784199604966
4.1

(95)

(35)

萌々

(41)

(18)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
18
得点
393
評価数
95
平均
4.1 / 5
神率
36.8%

レビュー投稿数18

一途で一生懸命なキャラしかいない

 1巻から引き続きテンポも良く、ストーリーに起伏もあってすごく楽しめました。美チンだけでこんなに話が膨らむなんて、登場人物達にとっても腐女子である読者にとっても夢があっていいですね。バレンタインの一連の話は特にお気に入りです。同僚や客である女性達から本命かどうかもよく確認せずに大量のチョコを受け取ってしまった歩と、告白してきた女性ただ1人からのチョコも受け取らなかった犀川。一見犀川の方が引く手数多でプレイボーイに見えるのに、好きになったらとことん一途で、恋人以外には気を持たせるような態度を一切とらないところ、素晴らしいですね。鈍感な歩を優しく諭してくれた加賀にも、付き合ったらきっと一途なんだろうなぁと好感が持てました。

 そして、新しく登場した研修医の和倉。彼がまたツンデレっぽくて、いいキャラしてました。歩と同等かそれ以上の美チンの持ち主らしく、歩を不安にさせてはしまいますが、単純に彼のモノも気になりましたね。不良ぶっているわけでもなく、ミュージシャンという夢と、病院の後継という決められたルートとの間でもがいている青年。犀川の手腕を見て、少しは男性治療への抵抗もなくなったようなので、今後の彼のことも追いかけたいですね。ミュージシャンというのも捨て難いのですが。どんな風にメインキャラ達に絡んでくるのか楽しみです。

0

標語がいちいち面白い

これだけBL読んでて何を今更って感じですが、羞恥により伏字でお送りしています。

◾︎犀川千博(さいかわちひろ 医師)×浅野歩(あゆみ)
1巻同様、初っ端から飛び交う美◯◯というキーワード。それを常に真面目な犀川先生が、あくまでも真剣な顔して発言してるのが最高に面白いです。悩める◯◯◯って。
メインともいえる◯◯◯要素以外はすれ違い多めのラブストーリーなのですが、◯◯◯が絡むことで一層面白い!!

金沢先生にさらっと「チンコほど面白い器官はない」と言わせるあたりも大好き。1巻では全然そんな目で見てなかったのですが、マスクしてる金沢先生エッチ…

高久先生が真面目に"股間関係の勉強"をされているのが、きちんと下調べをされて愛を持って描かれているのが嬉しいと同時に、失礼ながらちょっと面白くもあったり。何故だか先生のお人柄をものすごく感じてしまう作品です。和倉さんの犀川先生評が、高久先生のことのように思えてきちゃう。

ピンポイントな萌ですが、犀川先生と金沢先生が並んで小トイレにいる&ネクタイを肩にかけてるのがツボでした。

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当て馬ならぬ、当てチン投入で歩くん苦難の第2巻

最初の1巻がヒットして連載続行となった場合、続編にはお話を広げていくために新キャラ(当て馬)が投入されるのが世のお約束。
本作においてのそれは「別の美チン」。
高久先生、天才か?!と大真面目に思いましたよね。
超絶イケメンがあっちにもこっちにも存在するBLだもん、絶世の美チンがあっちにもこっちにも存在したって、えぇ全然おかしくはありませんとも。

おふざけとコミカルの匙加減って描く側になったらめちゃくちゃ難しいと思うんですが、高久作品のトーンってこの匙加減がほんと絶妙!
犀川先生はふざけてるわけじゃないもの。大真面目に美しいチンコを愛するがゆえに、それが行き過ぎてはたから見たときにちょっと可笑しいだけなのです。
だから歩くんもあんな真剣に悩んじゃってるんですもんね。。

・・・というわけで、当てチン和倉くんの投入で、歩くんが危機を感じてEDになっちゃう第2巻です。
そうきたか、と思いましたw
歩くんの美チンを見たくて仕方なかった金沢先生がタナボタ的に拝める機会がもらえちゃう展開が好き!
たぶんねこれはね〜高久さんから金沢先生へのプレゼント展開なんですよきっと( ´艸`)
まさかこの美チン触って楽しそうにイキイキしてる金沢先生がねぇ、次巻以降あ〜んな可愛いキャラになっていくとはねぇ。

【電子】ebj版:修正-(はっきり描かれているコマなし)、カバー下なし、裏表紙なし

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千博さんのスパダリっぷりが満喫出来ます♡

クリスマス、バレンタインデーと恋人たちのロマンティックなイベントが描かれて行きます。年末に向けて忙しくなるそうなので、犀川先生はオーバーワークで倒れてしまい…クリスマスは歩の初めての看病イベントになってしまいます。ネクタイをだらしなく緩めて疲れている犀川先生もやっぱりカッコいい!
そして、バレンタインデー。歩が女子から貰った沢山のチョコレートを無造作に見えるところに置きっ放しなのを見て、(歩は意識して無いですが、女子にはモテモテだと思われ。)千博さんの表情が曇ります。それをあろうことか、1巻で当て馬として登場した加賀先生に相談する歩。加賀先生は「君は隙だらけだ。自覚無さ過ぎ。」とたしなめます。「恋人なら相手を不安にさせないように振る舞うのも大事じゃない?」なんて、スマートなの‼︎ この台詞大好きです。これって、男同士とか関係なく、恋人同士なら当然のこと。それをちゃんと解っている、加賀先生。素敵!そして、犀川先生もちゃんと解っているんです。歩は無自覚だったけれど、犀川先生はきちんとしていて、他の人からのチョコレートは受け取らないんです。
そんな甘々な日々にもう1人当て馬くんが登場します。研修医の和倉くんは服の上から一目見て、その美チンぶりで千博さんを驚かせます。その様子を見てしまった歩はショックで勃たなくなってしまいます。「とうとう僕以外の美チンの人が現れてしまった。」…ホント、男の人って繊細なんですね。
恋人たちの初めての試練。犀川先生は、恋人は診察出来ないと言って、金沢先生に歩を託します。(が、めっちゃ嫉妬する犀川先生が可愛いです。)歩のは100%心因性。それを解決するのもやっぱり犀川先生でした。
「君のものだよ、僕は君のものだ。」キャーーー‼︎(この台詞も大好きです!)
絵に描いたようなスパダリっぷりです。一瞬にして歩を幸せにしてくれるこの言葉。歩も言うように、とてもカッコよくて素敵です。甘々に浸りたい時はこの2巻がイチオシです。
そして、貼り紙も絶好調です。「太く 大きく たくましく。」「包茎の帽子を脱いで こんにちは。」「さらば包茎 顔出せ鬼頭。」…。こんな標語の前で深刻になってたり、真面目な話をしていたり。つい貼り紙に目がいってしまいます。きっと登場人物もついつい気にして見ちゃうと思います。毎回の楽しみですが、最新刊には無かったような…。巻を追うごとに減ってる気もするので、寂しく思います。

0

第2の美チンあらわる

やっぱり面白いです。
早々にくっついた二人、今回も終始イチャイチャしまくりですが歩の隙だらけなところに不安を感じる犀川先生や新キャラの登場で今度は歩が精神的に焦ってEDになってしまうという、ある意味このお話の設定を存分に生かした展開が出てきます。

新キャラの和倉くんは犀川先生も認めるほどの美チンの持ち主。(←あくまでも犀川先生の想像による)歩が自分の体のことで不安になって泣いているところを匿ってあげてから歩とも仲良くなるのですがそれがこの後歩を大胆な行動に…。って言うか、歩って結構大胆なんですよね。一巻でも犀川先生の告白に対する返事の仕方が「先生診察して♥」って感じだったし、今回も和倉くんにあんなことお願いしちゃったり…。

それにしても、犀川先生の歩ラブ♥は見ていてニヤニヤしちゃいます。金沢先生がウキウキなのにイラっときても仕方ない。暗殺されなかっただけ良かったです。

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