高星麻子さんのレビュー一覧

束縛彼氏と愛の罠 コミコミ特典SS小冊子 特典

食べ物の恨みは

駿と喧嘩をした日向が身重の澪のマンションを訪れていて、食事の準備をしています。

どうやら駿の仕事は順調のようです。
澪に喧嘩の原因を聞かれて、日向が楽しみにしていたケーキを駿に食べられた話をします。何度もで駿の分も買っておいても日向の方を食べてしまう。
側から聞いてると呆れてしまうような内容ですが、澪は真剣に聞いてくれます。

澪と外出して気持ちが落ち着くと家に帰ろうとしますが、澪に…

0

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

愛情の裏返しが萌えに刺さる(;///;)

作家買いで読み始めたものの、
受けの見事な深窓の令嬢っぷりに萌えられるか不安だったのですが
予想に反してめちゃくちゃ萌えました!(∩´///`∩)

というのも個人的マイブームは「受けに冷たい攻め」!
攻めが(愛情の裏返しミエミエの)酷い態度を取る度に激しく萌えるし、
受けがそのたびに深く傷つくのが傷つき萌え属性にドスドス刺さるし、
泣けるシーンでもないのに涙ダバダバさせながら読んで…

8

世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

綺麗な物語です

杉原先生の作品は初めて読みました。レビューが多かったせいか以前から興味はあったのですが、やっと読む事が出来ました。
感想として、綺麗な物語だと思いました。有理と怜人、初めてお互いが出逢い、運命のいたずらか別れがあり、そして偶然の再会。
どの場面も作者さんの表現や場面がとても良いんですよね。
お互いに幼い頃から家族環境による苦労や悲しみ。そしてそれをお互い決して口に出さず、自分の胸にしまい、そ…

3

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

誰かしらが心配してくれる優しさ

2012年刊。
月村さん作品の受け=ネガティブってのをよく聞くが、この話ではこじれた関係になってしまってからの再会ってのもあるせいかそれほど気にならなかった。

格好いい幼馴染み・颯の上京にくっついて行って懸命に尽くす姿が重かったのか、冷たく別れを切り出された諒矢。
二年後に再会して友人としての付き合いが復活しても、一方的に別れた(と思い込んでいる)のに未だに好きなんだって気持ちを悟られた…

0

束縛彼氏と愛の罠 小説

西門  高星麻子 

執着ヘタレな攻め




執着攻めがすごく好きで期待して読んだのですが、ちょっと思ってたのと違ってました。
最終的に執着愛だとわかりますが、話が受け視点で進むこともあり、攻めの執着がわかりづらかったと思います。
受けがちゃんと攻めの執着を認識していて、執着されすぎて困るけどうれしいみたいな展開だったら、瑕疵のない受けがかわいそうな展開にならなかったのではと思いました。

表題作+SS「束縛彼氏の還る場所…

5

束縛彼氏と愛の罠 小説

西門  高星麻子 

両片思い

中立よりの萌です。
何故なら読み手に序盤から秘密が簡単に想像できるからです。
攻めの名字からして分かりやすいし、受けの発情も謎に思えません。
せっかく人狼を扱ってるのに全然活かされていないと思いました。
後継者問題もアッサリ解決しているし、だいたいにして後継者を熱望する背景も弱いです。一族がもうほぼ人間になっているのに、血筋の強い駿の子を残す意味はあるんでしょうか?
人気俳優ならそちらだ…

3

支配者の溺愛 傲慢な虎の伴侶 小説

秋山みち花  高星麻子 

虎の殿様周辺のぎくしゃく

天社村もふもふシリーズ、最終巻を飾るのは虎の本性を持つ九条家当主・諸仁(もろひと)が登場。
このシリーズ、1~3冊目はそれぞれ単独でも読めるが、この巻だけは『狼王と幼妻』と話が繋がっているのでご注意を。
先に読んで九条家、葛城家とか命名者との結びつき云々って根本的な設定を頭に入れておく事をお薦めしたい。

九条家の当主の座を引き継いだばかりの諸仁に、癒しを求めたい相手・呉羽が居たってのが意…

0

暴君のお気に入り 不埒な虎と愛され兎 小説

秋山みち花  高星麻子 

私立もふもふ学園♡で一休み

天社村もふもふシリーズ・3冊目は、これだけが他とは趣向が違っていて学園もの仕様となっている。
眷属の本性を持つ者同士のカップルなので、この話だけは"命名者と眷属の結び付き"って設定が薄い。
学園ものが好きだというそこの姐さん!!
シリーズものの中で、この一冊だけでも読めるようになってますよ!!

舞台となる私立天社学園は、天社村の主である九条家が眷属の本性を持つ村民の…

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狼王と幼妻 脩せんせいの純愛 小説

秋山みち花  高星麻子 

はぐれ狼を慕う押し掛け花嫁

天社村もふもふシリーズの中で一番読んでみたかったのがこの2冊目。
作者・秋山さんのあとがきでは前巻『真白のはつ恋』のスピンオフとして紹介されているが、むしろこの巻のほうがシリーズの軸になると思う。
この巻を読んだ後に、
・真白って小さい男の子が気になる人→1冊目『真白のはつ恋』へ
・影ながら皐織を応援している?嗣仁兄さんが気になる人→3冊目『暴君のお気に入り』へ
・ブラコン故に脩の天敵(…

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真白のはつ恋 子狐、嫁に行く 小説

秋山みち花  高星麻子 

幼妻のような愛らしさ

甘々を求めて天社(あまと)村もふもふシリーズに挑戦。
1冊目のモフは真っ白な小狐、雪降る季節に産まれた由来で”真白”という名前を授かった可愛い男の子だ。

村の医師・葛城は友人の近衛をしばらく村に招き、真白が彼の身の周りの世話を請け負う事となった。
真白が甲斐甲斐しくおもて成しをする様子が健気で愛らしいのに、近衛ってばつっけんどんな態度しか見せないなんて可哀想じゃないの…
と思っていたの…

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