砂原糖子さんのレビュー一覧

僕が終わってからの話 小説

砂原糖子  夏乃あゆみ 

DKには青が似合う

夏乃あゆみ先生の爽やかなカバーイラストが素敵ですよね〜。

砂原先生のDK、大好きです。告知でなんとなくファンタジー系なのかと想像していたのですが…。

これ、砂原先生の作風をご存知の方なら、いえ、ご存知じゃなくても!ネタバレなし推奨です。いい意味で裏切られます。この時期(お盆)にぴったりなお話でした。

優等生、学生寮、意外に所帯じみたイケメン攻め、DKらしからぬエロ(なんたってエロ…

6

僕が終わってからの話 小説

砂原糖子  夏乃あゆみ 

思っていたような単純なストーリーではなかった

とても面白かったです。
ファンタジーらしい始まりに、予測不能な展開、途中でひっくり返る世界観。
あっという間に引き込まれました。


落雷で命を落とした高校生・草也。
草也は、クラスメイトで片想いの相手・市来への未練から霊となり、優等生の天沢奏に取り憑きます。
人の良い奏は、隔日で草也へ体を明け渡してくれることに……!

草也目線で進むストーリーです。
優等生の奏とは、かけ離れ…

10

僕が終わってからの話 小説

砂原糖子  夏乃あゆみ 

すごく深みのある素敵なお話だと思う

こちら、不慮の事故で亡くなった高校生が主人公の、切なく優しい片思いものになります。

と、見せかけて実は・・・と言うお話。

もう、オチと言うのが完全に予想外なんですよね。
なんと言うか、根本的な所から読み違えてた。
真相が分かった時、驚きのあまり一瞬呼吸が止まりましたもん。

またこれ、例の彼の真実が分かると、ちょっと切なくもあって。
ただ、同時にすごく優しくてあたたかいお話で…

15

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

桜島とともに……

鹿児島、すごいな。
桜島って今年の6月までに389回も噴火って……!!

夏は黒や白い服は着れないとか、灰が降り積もるとか、どこの日本よ?!と思ってしまったのだけど、これが鹿児島の日常というところが読み物として面白かったです。
東京出身の受けによる批判混じりの鹿児島生活記録みたいなところが。

灰とともに、桜島とともに生きてるんだなぁと。
コロナが終わったら、鹿児島行ってみたくなりま…

3

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ギャップ萌え

久しぶりに読み返してみました。

男らしい容姿の生徒会長、純直くん。学校では硬派でモテモテな彼ですが、本性は占いやジンクスも信じるし少女漫画に憧れるし...という乙女男子です。

見た目と中身のギャップが可愛らしく、姉たち(可愛らしい姉2人を持つ3つ子ちゃんなんです)や毒舌の幼馴染みとの絡みも好きです。

攻めの有坂くんは純直くんにとって王子様のような存在。自分のことを可愛いと言ってく…

0

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

ぜんぜんピンとこなかった……

なんだろなー。
「センチメンタル・セクスアリス」の日和佐はチャラそうに見えるけど、実は包容力があっていい男って感じで好きだったけど、こっちは彼を知れば知るほどどーでも良くなってしまった感……。
千夏史を子供だとあしらう様子とか(特に初エッチ時の冷たさ)あれこれはぐらかす様子が好きじゃない。

あと。
大変申し訳ないんだけど、日和佐の昔の恋人であり、千夏史の兄である由多夏(故人)のキャラが…

1

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

「受けの春巳は、アホの子」

ボロいアパート住まい&無骨なまでに実直な攻めなところとか
受けが攻めの気持ちにあぐらをかいてるとか
仏の顔も三度までじゃないけど、ついに攻めに見放されてしまったり
ワガママで性格悪い受けとして登場した受けが、実は……だったりとか

私の好きな「優しいプライド」と多々重なって、たまにどっちがどっちだったかわからなくなるので、自分用の覚え書きとして書きます。

「センチメンタル・セクスア…

1

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

め、面倒くさい!

気が長くないと読み切れない作品かもしれない。
普段あまり区切っては読まないのですが、こちらの作品は途中途中で休憩を挟まないと読み切れなかったです。
なぜかと言うと、受けの有佐がツンデレとは言ってもデレがなくツンツン。
これがただのツン95%くらいの受けであればまだ良かったのかもしれないのですが、他人だけではなく攻めの惣一の事を騙しているのがマイナスポイントでした。
ツンデレは好物のはずなの…

2

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

「言ノ葉ノ花」とセットで

◾︎仮原×藤野
「言ノ葉ノ花」と「相手の心がわかる登場人物が出てくる」というところだけ共通した別のCPです。こちらだけ読んでも話はわかるけれど、前作を読んでいた方が良いところが一点あり、その一点が人によってはものすごく重要だったりします。セットで読んだからこその良さ。

ゲイバー行った後のエッチシーン、藤野のお尻にすんなり指がはいるのは、やっぱりゲイバーいくから綺麗にしてきたからなのかしらと…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

犬の嗅覚

久々に砂原先生の本を読みました。他の先生の本を色々読んだ後だと、砂原先生の文体の個性が分かるようになった気がします。イラストが三池先生のせいでかなり可愛い印象を持ってましたが、もっと劇画チックな絵だったら荒んだ雰囲気が強まっていたかしら。それもそれで自分は好きそうだけど。「言ノ葉ノ星」の雰囲気は三池先生の絵があっていて良かったな。

◾︎長谷部×余村
上手く付き合えれば無双になれそうな能力で…

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