最新レビュー一覧

アンチ・フェロモン 普通<ベータ>の恋人番外篇 小説

安西リカ  市川けい 

感動…!!

ちょっと最近ご無沙汰だったBL小説…今回大好きな作品のスピンオフっていうことで、紙派なので電子でしか読めないというハードルはあったものの…読了。とてもよい時間でした。

やっぱりやっぱりめちゃくちゃよいオメガバ作品なんですよっ、なのになのに電子でしか読めないのね(涙)、本当はもっと内容を膨らまして文庫化されてもよいくらいの内容なのにな~っていう、作品の切なさ(ハピエンですが)とあいまって万感の…

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鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

主人公は・・・

この作品は舞台は同じなのですが、全体を通しての主人公という主人公がいなくて、各章ごとに三者三様に物語が進んでいきます。
視点が変わるごとにその人物が相手に対してどのように思っていたのか、よりわかるのが面白いなと思いました。

【鈍色の華】【鈍色の果実】
40代後半でルックスも冴えないおじさんが、よくここまで魅力的なキャラクターになったもんだと感心してしまいました。最初はお遊びの接待だったは…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 2 小説

小綱実波  一夜人見 

大好き

本当に大好きとしか言葉が出てこないほど、好きなお話で何回も何回も読んでいます!!

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袖の朝明け、君に寄り添い 1 小説

真魚ゐ  積木 

主従愛、そして武士道

戦国時代BLと身構えて読み始めてみたものの、何も難しいことはなく、
むしろ武士と小姓の主従関係、自然豊かな古き良き日本の情景に魅了されました。
誰かのために尽くすこと、命を賭けて守りたいものがあること。愛は普遍のテーマなんだなと実感しました。

伊縁の「秀将様のためならどこまでも」な健気さ、そして難題にも諦めず挑んでいく果敢さは、見ていて応援したくなります。まぶしい、光の受です。
誰より…

2

主を失った騎士が現代にタイムリープしてきました 小説

真崎ひかる  明神翼 

500年の時を超えて繋がる愛。オーストリアが舞台のタイムリープファンタジー

真崎ひかる先生の新刊、すごくすごく良かったです。
オーストリアの古城を舞台に繰り広げられる主従×再会愛、
ロマンチックで切なさもあって、時間を忘れて読み耽りました。

500年前の世界からタイムリープしてきた騎士・アレク(攻)と、
研究者である叔父の手伝いをしに故郷を訪れた甥っ子の青年・凛音(りおん・受)。

登場人物は攻め受け2人と受けの叔父、ほぼこの3人だけ。
けれど単調になる…

1

フミヤ先輩と、好きバレ済みの僕。 小説

椿ゆず  砂藤シュガー 

No Title

私この小説がBL小説の中で初めて読んだんですけど、まじでおすすめできます!さっちゃんの恋愛に一途なところもフミヤ先輩のもさもさだけどかっこいいところとかもうギャップ萌えが凄過ぎてやばかったです!この小説は好きバレしてる状態から始めるから、そういう物語を初めて読んだ私からはとても新鮮でした!結構ほっこりする作品で、読んだ後、嫉妬心とか優しさとか、そういうの全部ひっくるめてすごく心が温かくなりました!…

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放蕩な王の予期せぬ純愛 小説

佐竹笙  もちゃろ 

純愛なのかはさておいて…

誰とでも情事に耽るような放蕩者の攻めの恋が「純情」かと聞かれたら、私はそうは思わなかったです。
前半部なんか特にですが、他の誰かと色欲に溺れるシーンがあり、しかもわざとユンに見せつけるようにするやり方は趣味が悪い。後宮にあてがわれた愛人5人と日替わりで相手をしてると言うし、しまいには愛人の1人からザイはバックで致すのが好きだと要らない情報まで……聞きたくもなかったです。
心が伴わない行為だとは…

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「休日のご褒美」アンソロジー いい夫夫編 05 勘違いされがちな冷血子息と引きこもりの王弟殿下が夫夫になったら 小説

猫宮乾  倉吉サム 

2人が幸せなら良し!

冷血宰相と氷の王子カプ!
出だしから、物語の雰囲気に入り込めます。
猫宮先生作品は、安定の筆力です。そこは間違いなし!

そして、周りからは契約婚だとみられている二人のアツアツ甘々ぶり〜♥
どう見られていようが、幸せは誰がきめる?それは、本人たち二人でしょ!!が詰まった物語です✨

二人の世界を覗いちゃったお得感が味わえます♥
素敵な物語をありがとうございました!!

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双璧の守護者と呪いの宝剣 小説

中原一也   

お互いに一途で真摯で素敵な関係

かっこいい幼なじみ同士の中華風ファンタジーBL。
黒髪長髪な2人が、同じ衣装をなびかせて戦う姿が素敵で、切磋琢磨して育ってきた彼らの友情からラブへの変遷が良かった~。

両視点でお互いの心情が読めるので、2人の過去や恋心の育つ過程、惹かれる理由がしっかりと説得力を持って描かれていたと思います。
だから2人が幼なじみという関係を踏み越えたときのドキドキや高揚感がたまらなかった~。

攻め…

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氷の王子、運命のオメガを奪還せよ 小説

真船るのあ  笠井あゆみ 

なぜなぜ?

はっきりさせるのを逃しすぎてまるで奇跡?

真船るのあ先生、30周年おめでとうございます!しかも笠倉出版のクロスノベルス!
たくさんの作品を生み出してくれてありがとうございます!

今作はドラマチックで、さらにしみじみするところやポロッと涙が出るところなど盛りだくさんでした。

氷の王太子が妃と一緒に逃亡生活で庶民暮らし?
なぜ1冊ほぼ気持ちが伝わってないの?
なぜ騙されっぱなし…

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