榎田尤利さんのレビュー一覧

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

骨太本格ファンタジー、素晴らしすぎる

羽音が聞こえるような臨場的な描写、こんな素晴らしい本が世の中にあるのを知らずに生きていたのか…です。本当に素晴らしかった。展開が予想できなくて、え?え?だし、物語が厚い。ファンタジーだけど人間の普遍的な部分を描いているので刺さる。「愛の素晴らしさ」「運命の二人」の描き方が洗練されている。なんじゃそりゃ?的なツッコミを入れるところがなくて物語に没入できました。(最初だけ造語に苦労したけどあるところか…

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永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

まあまあかな

今やBLは一大コンテンツなので良作はいくらでもあるが、この当時は縛りがなかったので(ハピエンオンリー、死ネタNG etc.)、この頃なりの先の読めない良さはあるかな。あと、残された時間と離別を意識しながら共有してゆくという内容はなかなかないので、そちらも評価させて頂きます。

うまいこと言ったつもりなんだろうけど、文庫本の帯の「いかないで。……いって、いいよ。」は、今の人からするとただのギャグ…

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

考え無し?

先生買い。マジで面白いのでファンタジー好きな皆さん、是非買ってくださーい!ある理由により神寄りの萌2にしました。本編280頁弱+あとがき。続きもので、前作読んでないと面白さ半減だと思います。是非1作目から。タイトルは攻めに対する怒りのコメント。

前作で心を通わせお互いに「半身」であると認める仲になった賢者(風読み、ユーエン)とルドゥラ。岩山に住むルドゥラの一族のみんなに認めてもらうべく、岩山…

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

これは続きが気になる

前作のレビューで明晰の話が読みたいみたいな事書いてたら今回きましたよ。
お相手は秩序とは思わなかった。

今作はユーエン&ルドゥラ、明晰&秩序のお話が交互に出てきます。
1作目である前作は世界観を掴むまでにファンタジーが得意ではない私はまぁまぁ時間が掛かったのですが、今回は知った上で読んでるのでスルスル読めました。

お話としては、噛み砕いていうと二つの大きな流れ

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ワクワクしました

はー…すごく面白かったです。
ワクワクもハラハラもドキドキも萌えもたっぷりです。全部あります。
ソフトカバーの大判サイズに上下段組280P超のボリュームだというのに、物語を読み進める手が止まらず時間を忘れて没頭して一気に読んでしまい、ページが残りわずかなことに気が付いて「ああ〜!終わらないで〜!」なんて思ってしまいました。

シリーズ第1巻となる前作は、アカーシャという知らない世界の特殊な…

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

作者さんのTwitterを見てから

発売日まで、暇さえあれば明晰と秩序のことを考えてました。
意外な二人だったのと、受攻が想像つかなくて!
なので感想もこの二人に偏ってます。参考にならないレビューでごめんなさい…

もう一刻も早く読みたくてウズウズしてたんですけど、無事に読むことができた今も続きが気になってウズウズ止まらず。
ちなみに読み終わった後も明晰と秩序の受攻はハッキリしませんでした。でもどっちでも可愛いな〜

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賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

深くて一途な至高の愛、ここに降臨

『賢者とマドレーヌ』との出会いから約1年ほど。初めて読んだときは衝撃でした。
ストーリー、設定、キャラクター、イラスト……全てにおいて最高峰レベルの神作品。ド肝抜かれました。

早く続きが読みたいと切望していましたが、ついに続刊『賢者と寵愛の翼』が発売と聞いて狂喜乱舞です♪
今後も年に1冊ほどの発売ペースになるのか分かりませんが、同じく年に1回やってくる自分の誕生日より発売日の方がテンショ…

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賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

お待ちしていました

榎田先生の完全書き下ろし新作BLと聞いたものですから、読めることが楽しみすぎていつ読もうかと寝かせておいたことを後悔しています。もっと早く読めば良かった…!
BLとしてというよりは、BL要素を含んだ物語を面白く読んだといった印象です。とても濃厚なファンタジー作でした。

新書サイズよりも大きく、300Pを超える上下段組で読み応えがあるこちらの作品。
ものすごく正直なことを言えば、とっつきに…

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神さまに言っとけ 小説

榎田尤利  紺野キタ 

隠れた優しい名作

冒頭で引用されている新約聖書の1節とは真逆の人物である、今作の主人公・惣田洋一。
風俗に沈めた女から刺され、瀕死状態で入院先の病室で生死の境を彷徨っているヤクザです。
三途の川を目前にして目の前に大天使が現れ「生きたければこちら側が指定した人間と愛を育め」と言われ…と、現代ものではあるのだけれど非常にファンタジックな設定となっています。
レビューを書いている今から丁度20年前の作品です。

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明日が世界の終わりでも 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  藤たまき 

テーマは「約束」「生と性」

二つの小説に共通する構成は、【やってしまった➡後悔➡修復】

「ラルゴ」は、音大生の恋。明るくコミカル。
「明日が・・」は、重め純愛物語。題名は、望が玲治に出した手紙

★榎田先生は、トラウマ持ちの心理描写が上手いと思う。
明日は今日と同じではない・・有限で不条理が多い今世で後悔を残さず生きるヒント。
是非読んでみて。
★榎田ユウリの書斎便り https://is.gd/UgP9R…

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