total review:301314today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
68/75(合計:746件)
凪良ゆう 葛西リカコ
あさだ2枚
ネタバレ
評判が大変良いこの作品、まんまとハマりました。 あとがきで仰っている凪良先生と同じく、気持ち悪い攻めが好きで、平良(虐められ 攻め)が清居(美しい彼)に盲目的に信仰心を抱くにつれどんどんこの作品が好きになりました。 イジメ描写があるものはあまり好きではないですが、平良が清居という精神的拠り所を見つけ強くなっていくのが良かったので、嫌悪感はあまりなく読めました。 この作品の二度美味しいとこ…
未散ソノオ
最高でした。最高としか言いようのない。 経産省政策局政策課長の究と、その部下柏木の愛の物語です。未散先生は本当に職業BLがお上手で、未散先生にしか描けない作品を描かれます。大好きです。 献身的な部下柏木から愛を注がれまくっている描写が目立ちますが、究さんも同じように信頼しきっている。セックスは必ずしも必要がない、性欲を超えた想いです。しかしまぁしたいものはしたいわけで、その描写も愛に満ち満…
タイラとアリ(蟻 ant)でタイラント 危険に身を置き続けないと自分らしくいられないアリと、義兄弟であるアリを自分らしくいさせ続ける事に人生を捧げるタイラの話。 日本ベースにしない方がしっくりくる世界観でした。事実2人の設定は血は日本人、国籍はアメリカ人ですけどね。 完成度の非常に高い、美しい物語です。現実味のなさとリアリティのバランスが絶妙。欧米製作の単館映画のよう。 レビューで…
未散先生の作品は本当に外れがない。お仕事BLとしての面白さがどれもしっかりあって大好きです。 こちらも大変楽しく読めました!ただラブ的な甘さは正直少ないです。ずっと掛け合い漫才を見ている感じ。 森澤(コミュ障)が教授の紹介で羽仁(表紙右)のジリ貧歯科医院で働き始めるお話。コミュ障はちょっとコミュニケーションがうまく行くとすぐに人に惚れてしまうんだよ、と森澤が羽仁に惚れたのは違和感ありません…
ユルくん(AI開発をしている学生)の雰囲気が外国人っぽいのと、作品の雰囲気から最初海外の話かと思いました。違います、みんな日本人です。 AIの性格や商品価値にユルくんや周囲が振り回される話です。こう書くとBLっぽくない。事実お相手の真中先生(元AI開発者)は親以上に年上で、BL要素を排除しても魅力的な作品だと思います。 ユルくんが作ったAIに、真中先生が学習させる事でAIの性格が変わってい…
空気感がとても好きです。 双子同士で2CPですから、4人の成人男性がメインになります。この4人、似てるけど違うって部分が絶妙できちんと4つの性格に描き分けられているのが素晴らしい。 導入の王道的双子取り違え、その後の寿(ドッグカフェ店員)×玄一郎(市議会議員秘書)はすんなり甘々で優しいハワイの空気を醸し出します。後々玄一郎の父のせいで一波乱ありますが、寿がスパダリ感を発揮し甘く解決してくれ…
高津
別に悲しいことなんてないはずなのに、読み終わったら胸が詰まって泣きそうになる作品でした。 ストーリーが、ものすごく普通の何でもない日常のように描かれています。事実何でもない日常なのですが、当人にはものすごく大事で、でも当人もその事にはまだ気づいていない、あるいはずっと気づくことのない一瞬一瞬。 中学生から成人ぐらいまでを追いかけますが、この雰囲気でずっと続けて読んでいたくなる2人でした…
「上質な男とH」という身も蓋もないタイトルに騙されないで欲しい。エッチも十分濃厚ですが、決してエッチがメインのお話ではありません!そこそこ年齢の言った2人の純愛ですよこれは! 中原(攻め)は社長ですので、そりゃいいもの食べてラグジュアリーなデートをしているわけですが、バブル的BLではなくて、大人の落ち着いた現実的な優雅さがあります。 その上で続木(マルサ)の国税専門官という職業も相まった禁…
三月えみ
三月えみ先生の作品は、「結んで〜」以来読んでなかったのですが、絵の安定感がものすごくUPしていてとても魅力的な絵柄になっていらっしゃいました。好きです。表題の扉絵の見つめ合う2人が美しい。 三月先生のお話は元々好きでしたが、やはりこちらも面白かった!短編、町役場を中心としたオムニバス3話、短編、の構成です。 表題作とオムニバスが好きでした。ストーリーと演出は表題作が好き。 「僕の神は…
瀬戸うみこ
ギャグのテンポがめちゃくちゃいいです。やり過ぎると鬱陶しかったり冷めたりしますが、江藤(受け 表紙右)と岸本(攻め 表紙左)はキャラがたってるので、"作者が言わせてるセリフ"感は薄くて気になりません。メタ発言も苦手ですけど、割と平気でした。 その上でギャグだけではなく、シリアスも人生もエロエロも全部見せてくれる、一冊で何度も美味しい作品です。 溺愛攻めの安心感がたま…