雀影さんのレビュー一覧

憧れた人は42歳の娼夫でした コミック

松基羊 

性癖たっぷり詰め込んで

眼鏡のイケオジがダンディって源氏名で娼夫ですって!
もう、もう、このベタな設定と、カバーイラストの足首だけでも神決定!!!なんですが、ストーリー展開もよかった。
短編としてきれいにまとまっていたアンソロジー収録の「夢の泡」から、ちゃんとお話がリンクしているのも上手いなと思ったし、それに、なにより、このダンディなおじ様が、攻めも受けもどちらもいけるっていうのがツボだったり性癖だったりする上に、更…

6

おまえでダメならもうダメだ コミック

未散ソノオ 

結婚は社会保障って

未散先生の作るお話、今回も面白かった。
何というか、この、独特なポジティブ思想や、嫌な人が出てこない平和な雰囲気がすごく好きなの。

結婚式直前で婚約者に逃げられた伊勢島の突然の求婚を、とりあえず受け入れた八雲。
人の心の機微というものが全く分かっていなかった伊勢島を、八雲はどうするつもりなの?
エロらしいエロはほとんど無いし、画面のトーンだって全体に華々しい絵でもないけど、お話の面白さ…

8

深窓のオメガ王子と奴隷の王 小説

小林典雅  笠井あゆみ 

平和なオメガバース

小林典雅さんは作家買いしているので、小林先生のオメガバース、どんなのかしらって、書影も絵師様もノーチェックで予約してたので、開封してビックリ。
これ、予約してなかったら書店の店頭では見逃す。
でも、笠井先生のカバーイラストにしては珍しくガッツリ着衣していて、その辺の奥ゆかしさが小林作品らしさに通じているのかな。
オメガがただただ虐げられていたり、アルファが(アルファじゃなくても攻め全般が)傲…

7

黄昏アウトフォーカス コミック

じゃのめ 

この痩せ具合がいい!

学生寮で同室の男子高校生、映画部でカメラ担当している真央と、帰宅部の寿。
部活の、文化祭に向けて作る映画の主人公が寿になったことで、、、。

映画の進行に合わせるように、それぞれの感情が徐々に変化していくさまが繊細に描かれていて、この、段々恋心を自覚していく展開がすき。
そして何より、この絵の、この痩せ具合が凄くいい。
この、いかにも高校生って感じの細くて薄べったい体で、溺れるようにエロ…

1

愛とはかくも度し難い コミック

峰島なわこ 

この眼鏡が好き

ゲイのオーナーが、自分の王子様を見つけたくて集めた美形揃いのホストクラブを舞台にした、十年こじらせ片思いBL!ってとっても好ましいシチュエーション。
更にその上、オーナーに十年こじらせ片思いしている男ってのが、強面のクールサド系眼鏡っていう、これもまた実に好みのビジュアルで、
私ってホントに、友情じゃなくて恋情だって事を認めさせるお話が好きなんだなあと、しみじみ感じるようなお話で、
主人公が…

5

アンチロマンス 1 コミック

日高ショーコ 

じれったいのが好き

流麗な絵で紡がれる、友達の殻を破ることの大変さを描いたお話。

結局のところ、私は、こんな風に、二人の間に確かにある感情が、恋愛であることを認めて、受け入れることに、悩んだり、逃げようとしたりと、ジタバタするお話が一番好き。
24歳というのは、一つの長い片思いに決着をつけるには、ちょうどいい年齢なのかもしれない。
学生時代にはなんとなく先送りにできていた曖昧な二人の関係も、二人それぞれの周…

9

よつもじ。~今日も、明日も~ コミック

 

年齢設定がいい

40代の小説家と編集者の、既に恋人同士になっている二人のお話。

今日は、たまたま、作家と編集者のお話の本を2冊続けて読んじゃったんだが、こういう地味なお話の方が断然好み!
お互いに40代で、それぞれのお仕事をちゃんとこなしつつ、今の二人の関係を大事にしていて、この先もそんな関係がずっと続いていきそうな感じ。
岡村が中井を甘やかしながら甘えている感じも、中井のそっけなさそうにしながらも甘え…

6

四人のにびいろ(3) コミック

akabeko 

完結しました

完結編です。
終わってみると、結構あっけなくまとまっちゃった感が、、、
怒涛の展開というか、ストーリー展開としては過不足なく、組の抗争的な話もちゃんと片付くし、四人の関係も、ちゃんと、愛には愛で向き合って、報い合う結末で、グイグイ読んじゃったので、あっけなく感じたのかもしれないけど、何度か読み返してみると、もっとじわじわと効いてくると思う。
とにかく、みんなが落ち着くところに落ち着いて良かっ…

5

コヨーテ Ⅲ コミック

座裏屋蘭丸 

カラーページが美しい

とにもかくにも、巻頭のカラーページがとても美しいです。
もう、これだけでも、紙の本を買ったかいがあるというもの。
内容の方は、お互いの誤解も解けて、人質交換も無事すんでと、かなりあっさりうまくいきすぎな感じもしますが、ここで終わりじゃないみたいなので、この先がどう展開するのか楽しみにして待つことにします。
描き下ろし分はラブラブハッピーな感じでしたが、個人的には、結末はバッドエンドがいいなぁ…

8

アオイトリ 小説

木原音瀬  峰島なわこ 

ちゃんとハピエン

木原作品で、こんなにちゃんと、ラブラブなハピエンだなんて!
「嫌な奴」と続けて読んだから、尚更そう感じたのかもしれないけど、やっぱり、主人公がちゃんとした社会生活を送れる社会人で、
何より攻めが、
攻めの受けに対する愛に、優しさと真剣さがあるって所が大きい。

木原先生の古い作品って、出会いの経緯が極端なうえに、運命の番に出会ってしまって、どうしてもこの相手と結ばれたいって願う当事者が常…

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