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中村明日美子
ふばば
ネタバレ
色々とドラマチックな巻。 最終回に向けて…という感じで。 佐条のお母さんが亡くなって。 佐条のお父さんから罵倒されて。 でもそれでも。いや、だからこそ? 高校生の時に一度誓った「結婚」を実現させる。 とは言っても戸籍どうこうは今のところ無理なわけで、「結婚式」をする、という流れ。 燕尾服に生花のベール。 2人の結婚式、とってもきれい。 よかったね、若い2人。 そして…
「O.B.」の少し後、ですかね。 いよいよ本当の「将来」が近づいてきて…という時間軸的な。 そして、展開には正直既視感がある。 遠距離で、すれ違って。 佐条のお母さんがまた入院して。 少し違うのは… 別れ話が出ていること。 でも別れないようにすごく頑張るところ。 時間は動いていく。立ち止まりたくてもね。 だから、やっぱり「好き」があるなら足掻くのがいい。 この「#1」はとにかく…
冒頭、有坂先生と若き響くんのストーリー。 こちらはとてもシリアスで、いろんな障壁が重なってる。 同性愛者の苦しい側面がみんな詰まっちゃってるみたい。 響くんはなんで有坂先生だったんだろうね… そんなことも考えてしまう。 続いてソラノくんの初恋と、原との攻防。 原先生とソラノに関しては、数年が経っているようです。 だから草壁と佐条も同じかな、と思ってたら、彼らはまだ18才の時間軸で…
2人が卒業した後だからの「O.B.」 メインの草壁x佐条は概ね順調だと言えます。 描写は佐条の京都生活の方にフォーカス、草壁が東京でどう過ごしているのかは描かれていない。でも草壁は佐条一筋!みたいな様子がわかるので良し。 また、作品としては草壁と佐条だけじゃなくて周辺のイロイロも。 ハラセンの友人・小松のエピソードがあったり。 その辺は作者様の技巧もあるから、スルスル〜と読む。 そして…
佐条に失恋の原先生のターン。 ハラセン自体は別に嫌いじゃないけどさ…昔の2丁目デビューの時なんてカッコよかったわよ?でも佐条に対してぐっちゃらぐっちゃらしてるのが。ねぇ。 そこで出会うのが新入生のソラノで、というお話がメイン? ソラノは明るくて原を振り回すからそこは面白い。 でも先生をからかう生徒っていう図式は好みじゃなくて…。 しかし、原先生… クールっぽく、枯れっぽく振る舞ってるん…
佐条のお母さんの病気がわかって、佐条の生活は大変に。 でも高校生らしい楽しみもあって… …という巻。 そういう背景もあって2人の信頼はますます深く……でもない。 直情径行な草壁と、現実的な佐条。ちょっと温度差があるよ。 そして佐条は京都大学に合格! 京都の大学じゃないよ、京都大学だよ。どんな秀才だよ! …と本筋じゃない部分に注目しちゃう。 で、遠距離決定だけど、佐条は恋愛真っ最中の…
卒業前なのにもう遠距離恋愛みたいな2人。 だって進路が違うから。 パッと見ると、草壁がとにかく佐条が好き。(なんでそこまで好きなのかはよくわかんない。でもそこが恋なのだ!) 佐条だって草壁が好きだけど、好きって言われて自分も好きになった感じがするのよね。別にいいんだけど。 本作では、高校の音楽教師・原の存在感。 原は佐条が気になる。 これが、私は気持ち悪くてダメ。もちろん原は佐条に手を…
あまりにも伝説的で、読まず嫌いしてた作品。 イヤ、読んでたけど読み流してた作品。 で、今回電子でシリーズを買い直し、トータル的に再読しました。その感想。 やっぱり、評価が高すぎるんじゃ…と感じてる。 そりゃ発表当時の衝撃はどうだったのかは今となってはわからない。 でも、高校生の。突っ走る青春的な。炭酸ソーダのシュワシュワな。 そんな空気は何ともくすぐったくてそりゃ可愛いよな。 本作は…
綺月陣 紺野けい子
婚活パーティーにお互い代理で嫌々参加した2人が出会い、まるで運命のようにその日にベッドまで… 急速に燃え上がる2人だけど、実はライバル企業の社員同士で… …というリーマンロミジュリスタイル。 受けの一世は駅の東側にあるファッションモールのプランナー。 攻めのタキは、駅の西側の老舗百貨店の企画担当。 現実を知った2人は激しく反発し合うけれど。 タイトル通り「昨日の敵は明日の恋人」であり、…
寿たらこ
電子単話。 初出は1998年。 昔ってこのテの死が絡む作品多かったけど…って感じ。 でもすごく乾いてる。 「愛がなくてもセックスは出来る」 って言いながら。だけどやっぱりそこには「愛」が必然なわけよ。 親友の椎名の彼女と心中して生き残った亜久里は、償いとして椎名のオンナになってる。 …んだけど、そこにはある隠された真実があった。 「愛を隠してもセックスは出来る」 とい…