ふばばさんのレビュー一覧

恋するインテリジェンス 3(表題作 数式は鷹に恋をする 2 前後編) コミック

丹下道 

もっとキモチを読みたいの…

正直、1と2が「しゅみじゃない」という感想で。
今回も3を購入するかどうか迷っておりました。
この「3」でダメならこの作品とは決別するつもりでした。
だがしかし!
「3」にして遂に萌えを見出したというか…恐る恐る読み始めたビンボー深津編、パパと円の、真っ当すぎてやがて哀しき愛の始まり?編を読んで「んんんん〜面白いんじゃないのお?」と感じました。
元々、擬音多めというのが苦手で、もちろん「…

5

優男とサディスティック コミック

秀良子 

二重螺旋の二人。吉野と高瀬の場合

まず感想。すごく面白かった。
というのは、読む前に刷り込まれていたSMテーマを斜め上に裏切られたから。
高校時代に意味もなくいじめられて、恥ずかしい写真を撮られて、忘れようにも忘れられない被害者の高瀬。
なんとなくいじめる側にいて、なぜか高瀬を忘れられずストーキングしている吉野。
二人が再び出会ってしまってからのねじれねじれた奇妙な関係。
単純にSMとか主従とか一言では表現できない感情と…

6

酷いくらいに 小説

高遠琉加  麻生ミツ晃 

優しい人は嫌いなんだ。その激情…愁藤秋という男

兄の恋人を好きになる弟…これだけでもう萌える!
表題作「酷いくらいに」は、この弟広見の攻め視点で綴られます。
兄の同級生で今は車イスの秋。広見はどうしても秋を汚したくなる衝動に駆られて苦しむ。秋は兄の克至に捨てられた恋人だから…。
広見は理解できない。克史と別れて、それでも優しく微笑んでいる秋が。両親も足の自由も、そして恋人も失った秋が神を慕っていることが。
オレなら神様のことなんて考えさ…

9

成澤准教授の最後の恋 小説

高遠琉加  高永ひなこ 

恋を知り、淋しさを知る…成澤恵という男

『欲しいものはなんだって手に入る。』
大学でプルーストを論じ、気まぐれなベッドの中でヴェルレーヌを暗唱する、そして全てに退屈して…若く美しく、それゆえに傲慢なハイスペック男成澤恵。
退屈しのぎに、純愛を隠しているらしい平凡な編集者蒼井に興味を抱く成澤。愛も恋も夢も信じない成澤は「純愛」を見てみたいと思う。
大学出たてのガキで世界も狭い、と見下していた男を自分が誘惑したのだ、と思っていた。それ…

5
非BL作品

さんかく窓の外側は夜 3 コミック

ヤマシタトモコ 

薄気味悪い…

霊のような、邪悪な何か。漫画として「絵」でかなりはっきり描かれているのだけど、何故かいわゆる「Jホラー」のように「気配」でその怖さが染み込んでくる。
目で見ているのに、感じているのは肌の方で、知らない内に鳥肌が立つような。
BL的には、まだ(まだ!)何も始まっていない。それこそ「気配」だけ。「匂い」だけ。それでも何かが漂っていることには違いない。甘くなく、どこかぞっとするような他者との繋がり……

2

AWAY DEADLOCK番外編 2 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で生き直す…愛を乞うひと デイックという男

「STAY」に続く「DEADLOCK」の番外編第2弾。
小冊子、書き下ろし、漫画、作者様コメント等の15編が収録されています。
こちらには「外伝」の「HARD TIME」のCP、ダグとルイスのエピソードも盛り込まれています。これがまた甘い!
さて、ディック。
描写される彼の姿は、正にグッドルッキングガイ。素晴らしくハンサムで、深くユウトを愛している…でも心は?
強く信頼で結ばれていた仲間…

4

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で包みこむ…ユウトという男

ドライで暴力の渦巻くアメリカの刑務所の中から始まる「DEADLOCK」の世界。その本編の番外編として、小冊子やCDのブックレットのSS、漫画、作者様からのコメント等、16編が収録されています。
テロと陰謀、死と復讐がメインの本編よりも、はっきり言ってこちらの方が甘くて好きかも…
あ、決して本編をdisっているわけではありません。あの本編があるからこそのこの甘さ、なのだと思います。
さて、ユウ…

3

貴族の恋は禁断の香り 小説

アヴァ・マーチ  寿たらこ 

失うものなど何もない。オリヴァーという男

「貴族の恋は禁断の香り」
出版社の粗筋通り「寄宿学校からの親友と秘密の一夜を過ごすために、貴族のオリヴァーは男娼に扮する決意をして…」
使用する部屋には拘束具や鉄の輪、鞭、足枷に首輪そして張形…暖炉の火だけの暗がりの中で、オリヴァーは自分に気付かないヴィンセントに全てを捧げる。この娼館での描写は、言葉責めや乳首責め、鞭打ち、張形等のSMプレイながら、オリヴァーのヴィンセントに対する恋情と、偽り…

3

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

死=成就、の時代性

全巻通してのレビューとさせていただきます。
私の読み方は変則的で、クリスタル文庫1〜6巻+キャラ文庫5,6巻という読み方をしております。

設定はSFで、時代・舞台・状況等、全てしっかり作り込まれている。主人公は「スラムの雑種、リキ」。対する攻めは「タナグラのブロンディ、イアソン」ブロンディというのは、脳だけ生身で他は全身人工体の不老不死の最高の存在、支配階級。
物語は延々とスラムの雑種と…

7

灼熱のカウントダウン 小説

  小山田あみ 

ただ触れて、肌を重ねて、

BLというより男x男のメンズラブ、という趣き。
CPはテロ対策特別捜査官の二人。麗しいイラストは小山田あみさん。
攻めの北浦大駕は爆弾処理のスペシャリスト、受けの工藤琉己は元警視庁捜査一課。物語は工藤視点で進みます。
集団行動に馴染まない北浦との攻防の末、 何故か取り引き的なセックスをすることになる二人。
さて、いざヤッてみたら……情が湧いてくる!そして、惚れ合う!
それから後の、テロリ…

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