ふばばさんのレビュー一覧

メテオライト コミック

松崎司 

こんな事あるかい!のゲイドリーム

松崎司さんは初読みで、先入観なく読ませていただきました。
BLというよりゲイ寄りの内容でした。私はリアルゲイもOKの人ですが、苦手な方は注意です。

「メテオライト」
アラフォーでしがない清掃員の恩田都と、今をときめく超人気俳優香嶋彗25才との秘密愛!あ、都が受けです。
出会いはコンビニの雑誌コーナー。彗が都に一目惚れ!の設定。
まあ、ありえないシンデレラ・ラブです。そのありえなさをメ…

3

ネガ(表題作 「後悔の海」「スイメンカ」) コミック

はらだ 

昏い光の世界

イヤイヤ、凄い。
ネガ…陰画。光と影の反転。翳りに照らされ、眩しさの中につまずく…

「後悔の海」
「スイメンカ」
中学の友達3人組。恋情の3角形、いや直線?B→A→Cの叶わぬ恋。
そして高2。実はBの画策があってAのCへの想いが潰されたことが読者に示される。
19才。Cはからくりがあった事を感じ取ってAに『あん時はゴメン 俺も、好きや』。
でも、Aは断る。『すまん……もう…無理や…

4

オネエさんは好きですか? コミック

成瀬一草 

オネエだけど王子!

私、これとっても好きでした!
表紙からも分かる通り、建築家の響さんはとっても美形で、普段はスカートなんかは穿いてはいないけどロングヘアにネイルでキメてる「キレイなおネエさん」。そのメンタリティは、女性になりたいわけではなく、綺麗にしていると気分がいいし建物のイメージが湧く、というもの。
仕事で関わるノンケの遼太郎と恋仲になるというお話です。
響はグイグイ遼太郎に攻め込んで行きますが、遼太郎は…

5

編集長の犬 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大丈夫。犬じゃなくてちゃんと恋人。

「部長の男」の関連作ですが、前作未読でも全く問題ないです。
今作は、東都印刷出版営業部3年目の大和が主人公です。お相手は社外、担当することになった出版社「天清堂書店」の月刊誌編集部長、佐治。
内容はかなりしっかりしたお仕事BLで、野球の道に挫折した大和の少しくすぶった気持ちや、佐治の妥協のない仕事への取り組み方、そんなものがひねらず、飾らず、綴られていきます。
雑誌の発売に関しての様々なトラ…

3

Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

すれ違う想いから未来へ

かわい有美子さんの書くラブシーンが好きです。
よくあるいやらしい単語などは使わず、どちらかというと淡々とした描写が続くのに、この生々しい交情の感覚。

高校生の時、友達以上恋人未満だった2人が、30過ぎて再会する。
あの日超えられなかった一線は今はこんなにも脆く、山下は須和が今でも自分のことが好きだと確信して欲情し、須和はずっと心で想っていた山下と一度でも抱き合えてうれしいと寂しく笑う。

6

よるとあさの歌 コミック

はらだ 

この才能を見よ。

一番最初に読んだ時、「これは神作品だわ………」と感じました。何日か経って再読し、ヨルにちょっとリアリティが感じられないように思いはじめ、レビューとしては萌x2といたします。
対して朝一の方は「いるいるこんなヤツ感」がすごい。もてたくてバンドやってる男で、才能あるんだかないんだかのくせにイキがってて、顔はまあまあだけどチビで、みたいな。そんでファン喰い散らかして。ハタから見るとアホな奴。
ヨルは…

6

この世 異聞 其ノ七 コミック

鈴木ツタ 

ケモ耳クラシック、和の風味

人外ファンタジーの名作。
1巻から「其ノ七」まで通してのレビューとさせていただきます。
1巻の元々のCP、セツxアキのラブが後半見られなくなったのは確かに心残りではありますが、私にとっては巻を重ねるごとに面白さが増していく作品でした。

1・2巻
一族の守り神セツ(狼との半妖)と病魔に侵されている一族の末裔昭雄のエピソード。
セツがHをしながらアキから病魔を取り出して喰べる。グロいけど…

3

溺愛オトコと純愛ヤロウ 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

パワーアップした面白さ

まず一言、すごく面白かったです。
前作に増してスピード感があり、ストーリー展開もとても練られているように思えました。
そして小山田あみさんの表紙、挿絵、何より口絵が!本当に素晴らしい。
めくってドーン!の破壊力。書店でのカバー依頼は要注意ですよ!

「ウワサのカレシ」
聡の「初めての男」登場です。上野のゲイバー「RIKUJI」のマダム・タカコこと陸上自衛隊出身のガチムチオネエ孝雄。懐が…

10

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

読んでよかった。

涙は、出ませんでした。
でも少しほっとしました。なぜなら、泣くのがいやで、この作品を読むのをずっとずっとためらっていたからです。
自分が年齢を重ねてきたせいか、今日と同じ明日が来るとは限らないこと、ままならなかった沢山の想いや、選ばなかった方の人生の選択肢を考えても詮のないこと、そんな事をよく実感するようになりました。
だから、越えることの難しい困難を抱えているような、いわゆる「泣ける物語」…

6

銀の檻~舌とピアス~ 小説

水壬楓子  黒田屑 

「受け」の一つの極北。その名はアレク

口絵の舌舐めずりが全てを表しているかと…。
美しき獣、嶺路・アレクセイ。彼は銀髪のロングヘアをなびかせて男を喰らう「受け」。
腹違いの兄を殺した刑事の氷上をカネで買い、自分のイヌに調教する。
氷上は姪の心臓の移植手術代金をカタにアレクに買われる(飼われる?)ことを受け入れる。
このあたりの乳首ピアスや尿道プレイ、バイブでの調教は、読み応えたっぷりです。氷上ははじめからアレクの言いなりになる…

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