しのさんのレビュー一覧

同級生 コミック

中村明日美子 

「絵」と「ストーリー」と「自分の好み」の間で葛藤;

絶対的に好きじゃない絵なので避けていましたが、あまりにも評価が高いので読んでみました。

なんだかんだ言っても、漫画ってやっぱり「絵」と「ストーリー」のどっちもがあって成り立つんだな、というのが正直な感想です。

時々「好みの絵じゃないけど、読んでると面白くて作家さんごと好きになった」ということがあります。
ぶっちゃけ、ちょっとくらい絵が嫌いでも、コマ運びやお話が面白ければ、グイグイ引き…

7

普通ぐらいに愛してる 小説

久我有加  橋本あおい 

これが久我ワールドなのでOK!

ストーリーは王道。
好きだ可愛いと言い続けてくる攻めに対して「本気か嘘かわからない」とイライラする受けに、私がイライラしました。
相手にしないんだったらどっちだって良いじゃん。
「好きなら行動で本気を示せ」っていう受けに、また私がイライラ。
相手にしないんだったら示されちゃ困るじゃん。

けど良い!
サクサクっと読みやすい文章、嫌味のないエピソード、テンポの良い会話。
そういうのを…

1

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

怖すぎる…。

途中怖すぎて、本気でゾクゾクっと鳥肌が立ちました。

しつこく好きだと告げてきたり、「友達でいい」なんて言いながら熱い視線を送ってきたり、よくBLでは見る設定なんですが。
それにだんだんほだされていく…という展開に慣れている私には、このお話はちょっと衝撃でした。
そうだよね。
私の目が腐目線だから許されるんであって、実際の生活の中では許されるはずがないことって、いっぱいあるんですよね。

5

八月七日を探して 小説

樋口美沙緒  高久尚子 

面白かったです。

面白かったんですが…、面白かったんですよ、うん。
なんだろ?何かがもわもわしたまま残るんですけど、これなんでしょうね?

お話としては、記憶喪失もののお約束といった感じで、記憶がない期間に何があったんだろう的な内容だったんですが、誰かに抱かれているという記憶の断片がチラチラ夢に出てくるのは読んでいてドキドキしました。

ただ、私は受けが、記憶のない間自分が誰を好きだったのかを何故そんなに…

2

未来の記憶風の行方 コミック

国枝彩香 

よくぞ描ききってくれた!

ノンケとゲイが知り合って、寝ちゃって、偶然再会して、気まずいんだけどなんだかなぁで、恋しちゃって、っていうのはわりとよくある話なんですが。
もちろんここで終わっても充分なくらい、内容は素敵だったんですが、その先まで描ききってくれたからこそ、この作品は心に残るのだと思います。

ゲイカップルがきっと必ず辿るんであろう葛藤とか、家族との確執とか、世間の常識と自分の違いとか、けど全部抱えることにな…

3

花嫁は今夜もブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

すべてのキャラが生き生きしてました!

本当に、凪良さんにはうっかり騙されます。いつも。
ありえない設定、ありえないキャラ、ありえない展開。
どう考えたって「作り物」としか思えないのに、読んでるうちにいつの間にか「うん、こういうこともあるかも」とか思わされてるんですよね~。

しょっぱなから無茶ですもの!
前作で出来上がった攻めと受けですが、これを「結婚」と言ってしまうところがまずぶっ飛んでる!
「気持ち的に結婚」じゃなくて…

2

花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

「嫁」に惑わされちゃいけない

何気にストライクゾーンの狭い私がこれまで避けてきた「嫁」やら「姫」やら。
けど凪良さんは大好きなんです!早く次のお話が読みたいんです!けど最近出たばかりなんでまだ出ないんです!
けども凪良さんが読みたくて、恐る恐る手に取った『初恋姫』が土下座する勢いで面白かったので、勢いで「嫁」にも手を出してみました。

ホント、「嫁」って言葉ひとつに惑わされて今まで読んでなかった自分を呪いたいです。

3

王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

素敵なアラブものに出会いました…。

今まで避けてきたアラブもの。
なんで突然読んでみようと思ったのか、もう運命と言うか、何故か引き寄せられたというか、やっぱり運命?というしか(笑)

すごくすご~~~く胸がきゅ~っとする、素敵に切ないお話でした。
出だしが「ドレス姿(?)でアラブの競りにかけられる」というとんでも設定で、どんなギャグかと思いましたが、とんでもない!
切ない切ない切ない…。

胸がぎゅ~っとするんですが、…

2

ふるえる夜のひみつごと コミック

小椋ムク 

ほんのり優しくてあったかい作品が詰まってました。

ほっこりする優しいお話がいっぱいで、読み終わるととても優しくてあま~い気持ちになれます。
エロはなくとも愛がある!
「愛」ってより「恋」って言ったほうがしっくりくるかな?
ってくらい、爽やかな甘酸っぱさが漂うお話がいっぱいでした。

3232(ミニミニ)号室なんて、その発想が既に可愛い!

私は中でも「ラ・ラ・バイバイ」と「ただ、君を待つ」がとにかく大好きでした。

「ラ・ラ・バ…

3

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

最高に面白かったです。

BLというよりも、エンタメ要素が盛りだくさんで、次のページ次のページと一気にガッツリ楽しめました!

終盤のチーム芽吹VS環の対決も、すごいスピード感でめまぐるしく話が展開し、瞬きするのももったいない!ってくらいの臨場感!グイグイ引き込まれました!

ただ、詐欺師の回想に出てくるスティング、敵の仕掛けに向けられる智紀の視線、などなど、かなり早い段階でチーム芽吹の真の作戦が分かるようになって…

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