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21/52(合計:515件)
やん
みざき
ネタバレ
冴えないおじさん伯爵?いえいえ、とんでもない。 御伽話のようなロマンティックな雰囲気のとても素敵なお話でした。 時は19世紀の英国。誰も彼もが着飾っては、貴族階級の相手を求め煌びやかな社交界で時に奔走し、時に舞い踊る。 まずすごいなと思ったのが、ページの隅々に至るまで装飾が美しく、モノクロのはずだというのに画面がきらきらと輝いて見えるんですよ。なんて美しいんでしょう。 セオドアの愛犬視…
古宇田エン
なんて騒々しくて愛おしい人たちなんでしょう。 浦島太郎…もとい、10年間もの長い期間眠っていた眠り姫・しのぶのそれからのお話。 10年ってあまりにも長い期間だと思うんですよ。 ずっと献身的にしのぶを見守っていたマコトにとってはとても長いもの。けれど、眠っていたしのぶにしてみれば10年前というのは昨日のことのようでまるで実感がない。 この辺りの意識や感覚の差が効いてくる2巻でした。 1…
くもはばき 立石涼
月を見上げ数万年。人類が月に憧れを持って幾許か。 やがて、月面に住むことが可能になった未来の人類のお話。 舞台となるのは月面に作られた、かつての吉原を模した遊廓街・通称まげもん町。色が躍る其処では男が男を抱き、女が女を抱くという。 くもはばき先生による、構想8年にも及ぶ近未来遊廓もの。 月で生まれ月で捨てられた月面残留孤児・朔花。やや気が強い彼が遥か遠い地球に憧れを抱きながら、遊廓街・…
ヒサオ
舞台となるのはアメリカニューヨーク州。凶悪犯罪から市民を守るNYA部隊に所属するロイとビリーのバディ。 ある日、気持ち良く酒に酔って寝て起きたら2人で仲良く婚約してしまっていた。 もうこの時点で設定が面白いのですが、さり気なくコミカルに笑いのポイントを突いて来ながら、ライバル同士でルームメイトという関係性や、ちょっぴりハラハラしまうお仕事面の描写もたっぷりあるのがうれしい。ヒサオ先生作品はさり…
汐にがり
厳しい高山地帯に、元遊牧民たちが作った村があるという。 決して豊かでも裕福でもないけれど、どこか牧歌的な雰囲気のあるのんびりとした素敵な村が舞台となるお話でした。 お話の流れ的にはかなり王道めかなと思いますが、とにかく読んでいて目がすごく楽しかったんですよ。 中央アジア系の衣装は模様がひとつひとつ丁寧に描かれていてかわいらしいですし、彼らの暮らしぶりが分かる村の描写、そして豊かな大自然! …
凩はとば
まず、カバーイラストが素晴らしくないですか? 色味といい、甲冑の金属の表現といい本当に美しい。デザインも素敵で、思わず手に取りたくなる本とはこのこと。 極め付けは人形師と奴隷となった敵国の聖騎士という組み合わせ。これはわくわくせずにはいられません。 高い画力で描かれる鍛え上げられた受けの腹部の筋肉と、甲冑姿のまま鎖で拘束される受け…とっても良い受けでした。 ストーリーは一貫してシリアス…
南国ばなな
なんとも不思議な魅力にあふれていて面白かったです。 未知の惑星への移住。痒いところと気持ち良いところに手が届く触手。独自の成長を遂げた植物…なんて、気になるワードが盛り沢山。 ストーリーメインの作品をお求めの方はちょっと違うと感じるかもしれません。ですが、明るいトーンで肩の力を抜いて楽しめつつ、シチュエーションや受けでも攻めでも関係なく絡みつく、どことなくキュートな触手にピンと来るものがあれば…
もちの米
今のもちの米先生の絵柄はもちろん、こちらの作品が発表された頃の絵柄も味があって好きです。 カバーイラストも良いのですが、個人的には本編の方が千明の色気がより出ているかなと。 タイトルとあらすじのイメージから、元肥満体型の攻めと、いわゆるデブ専の受けのラブコメディなのかと思っていたんですよ。 いやあ…これは初読と再読で印象が変化するタイプのお話だなと思います。1冊で2度おいしかったです。 …
小中大豆 金ひかる
亮平が嫌味のないすごくかわいらしいいい子なのです。 なぜこんなに優しいいい子が損ばかりしなくてはいけないのかと。不憫受けとまではいきませんが、人から誤解をされて気の毒な受けといった感じかな。 これはもう幸せになるしかないでしょうと思いながら読んだ1冊です。 出会いは最悪の状況。そこにBL3大要素のひとつ・誤解と思い込みが加わり、誤解を解かないままの状態から始まった同居生活with犬と猫。…
葵居ゆゆ ミドリノエバ
「今日から、僕がきみの恋人になります」 そう言って、生きる希望を失ったピアニスト・紬季の元へと現れた1人の男。 同レーベルから出版された愛傷コレクションにも通ずるものがありますが、葵居先生が書く、自分のことを大切にしない受けをひたすらにねっとりと愛でて、一見うんうんと自暴自棄な受けの言うことを聞いてあげているようで聞かず、甘やかにどろどろと愛で尽くす攻めが好きです。 痛くしてと言われれば…