みざきさんのレビュー一覧

非BL作品

アスク・ミー・ホワイ 小説

古市憲寿  雲田はるこ 

ほろ苦く、優しく、爽やか

私は普段あまりTV番組を見ないため、大変失礼ながら著者様のTVでの発言等を存じ上げませんので、純粋に作品を読んで感じたものしか分かりません。

こちらの「アスク・ミー・ホワイ」という作品。
ちるちるにBL小説として登録されていて驚き。
確かに、内容的にはBLど真ん中。
ただ、個人的には恋愛小説でありながら、一歩前へ進むための勇気や、誰かを大切にすることの難しさをメインに描いたお話という印…

12

青とジェント コミック

秋平しろ 

素朴なマイフェアボーイ

カバーイラストと装丁がすごく好き。
白と青と緑の色合いと、パンケーキを食べている何でもない姿の2人なのですけれど、なぜだか妙に惹き寄せられます。
思わず手に取って読みたくなっちゃう。

36歳と18歳の2人。
結構な年齢差ですし、そもそもの出会いも直己がハニートラップを仕掛けようと画策して…と、決して良いものではなかったはずだというのに、この爽やかさと穏やかさ、優しい心地良さはなんなのだ…

7

リスタートはおなかをすかせて コミック

ココミ 

彼らの幸せの形は

この2人の関係性に名前をつけるとするのなら、一体なんだろう?
作中の2人と一緒に私も考えてしまいました。

舞台は前作から4年後。
登場25歳だった彼らも29歳となり、2人の関係もより親しく、愛情深いものになっている様子が見受けられます。
なんだかんだで家族にもあたたかく受け入れられている。
何の変哲もない、ただただ穏やかで幸せな毎日を田舎で送る2人。
このずっと続きそうな幸せな日常…

3

リスタートはただいまのあとで コミック

ココミ 

寄り添い合う

続編発売を機に再読。
田舎を舞台に繰り広げられる、心の交流がとても心に優しい作品です。
Canna Comicsは良作が多いですね。

途中までは光臣が主人公なのだと思って読んでいたけれど、最後まで読み終えてみると、これは大和が主人公な気もします。
都会から田舎に出戻りをした光臣と、農家の家に養子として迎えられた施設育ちの大和という青年2人を中心に描かれた、表紙のイメージ通りのほのぼのと…

0

「薔薇の贈り物」薔薇シリーズ応募者全員サービス小冊子 特典

薔薇騎士団からの贈り物

薔薇シリーズ完結記念の応募者全員サービス小冊子です。
HP公開作、書き下ろし短編、描き下ろしイラスト2点を含む、約76Pに渡る豪華な1冊。
現在は入手困難かもしれません。
以下、簡単なあらすじとレビューとなります。

●サンダーの謎
啓の相棒のような存在だった、作中で大活躍していた愛犬サンダー。
不死者に勇敢に立ち向かい、レヴィンには吠えたてる…と、本能で不死者を嗅ぎ分ける賢い犬だと…

6

あなたを殺す旅 コミック

浅井西 

たまらない空気感

なんでしょうこの作品は。
ページをめくったら最後、あっという間に惹き込まれて作品から抜け出せない。
読後の余韻がすごい。
非常に読ませる作品です。

海沿いの町を一台の車で巡る2人のヤクザ。
「あなたを殺す旅」のタイトル通り、殺す使命を請け負った小田島と、殺される側の片岡のあてもない逃避行。
2人がヤクザな事は分かるものの、詳細が分からないまま読者も2人と共に旅に出る事になるのですが…

4

そんなに言うなら抱いてやる コミック

にやま 

カバーイラストだけで全人類を抱いてそう

いや〜、もうこれはずるい。
雄っぽさあふれる男前が、誰かを壁際に追い詰めて見下ろしているかのようなカバーイラスト。
おまけに、タイトルが「そんなに言うなら抱いてやる」ですよ。
もう既に全人類を抱いていそうな顔ですが、誰をいったいどんな風に抱くのか気になって仕方がないじゃないですか。詳しく知りたい。
ブラックホールのように吸い寄せられて購入しました。
結果、これまでに読んだにやま先生作品の…

59

学ランの中までさわって欲しい (2) コミック

登田好美 

彼らの3年間について

澤根圭太という無表情な男の子が好き。
彼は決して多くを語らないけれど、素直で、正直で、真っ直ぐで、言葉にまるで嘘がない。
発する一言に10くらいの想いが詰まっているというか。
だから読者にも新見の心にも真っ直ぐ伝わって来るのかな。

セックスフレンドの関係から始まったはずの2人が、ここまで深く揺るぎない関係になるだなんて。
優しくて、どこまでも真っ直ぐな澤根からの言葉があるからこそ、何…

20

装うアルファ、種付けのオメガ ~財閥オメガバース~ 小説

水壬楓子  小山田あみ 

運命じゃない

水壬楓子先生の初オメガバースもの。
こちら、すっごく面白かったです!
オメガバース的には王道設定寄りかと思うのですけれど、ベテラン作家様が味付けをするとこうも面白くなるのかと。
コミックス版は未読ですが、今作だけでも十分に楽しめました。
どうやらリンクしている部分もあるようなので、コミックス版も気になるところです。

昼間は財閥の御曹司で次期当主候補。
発情期の夜は、自身が経営する娼…

2

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

凄い作品を読んだ

すごい読み切り集。魅力しかない。
カバーイラストに惹かれて手に取り、読み始めると魔法にかかったような気持ちになる。
言葉が出ないほど美しく、素敵な世界観が広がります。
これはぜひ1度読んでいただきたい作品集かも。
特に1作目と3作目が好みでした。

◯ふたりぼっちのエバーアフター
何者かの死に際から始まる物語。
ある日、少年エーミルは不思議な夢を見る。
いつからか共に暮らしている…

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