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松本あやか
みざき
ネタバレ
ああ楽しかった! 自分の中に芽生えた初めて知る感情にぶんぶんと振り回され、深見のことを知れば知るほど自ら底なし沼へとハマりにハマっていく梶が情けなくてみっともなくてかわいいです。 2巻発売とのことで1巻から続けて読み返してみたところ… 話数が増えるごとに加速していく梶の余裕のなさと、遅い思春期の到来に文字通りもだつく姿に思わずにやり。 完璧な攻めももちろん素敵なのですけれど、こちらの作…
柊のぞむ
な、なんだこの最高にかわいい2人は…? 受けからかわいいと思われている攻めも、攻めからかっこいいと思われている受けの図もとってもおいしい。 前作よりもさらにドカっと萌えられた1冊でした! シンゴと瀧のその後のお話ということで、過去の影や嫉妬や不安といった続編ならではのお約束も描かれつつ、2人をそっと見守るように追いかけて最後まで走り抜けてみたらとんでもなく甘かった。 そんな続編だったよ…
夏野寛子
遠距離恋愛編というよりも、役者2人が仕事と自分の心にそれぞれ真剣に向き合う巻といった印象が強い5巻でした。 話の流れ的にも、なにかあっと驚く大きな動きがあったかといえば決してそうではないかなと思うのです。 けれど、1俳優としても人間としても徐々に殻を破って成長していく恋人同士の図をじっくりゆっくりと追える「25時、赤坂で」のこの雰囲気が好きです。 なんだかずっと読んでいたくなってしまうなあ。…
かわい恋 yoco
はー、なんだかすごく好みのトーンのお話だったなあ。 狼の一途さあふれる愛し方に、年の差ものの年上攻めってやっぱり良いよね!と、改めてその魅力を噛み締められました。 誰にも内緒な2人だけの幸せな世界や、愛情深い年上攻め、お互いがお互いの支え…あたりのワードにアンテナがびびっと反応した方はぜひ。 読みやすいうえにとびきり甘いです。ああ良かった。 一国の王子であり外交でも戦でも評価が高い人格…
中村明日美子
非常に耽美かつ、なんともいえない余韻が残る短編ばかりで、どのお話もなんだか見てはいけない秘密の関係をこっそりと盗み見ているような気持ちになれます。 長くはない短編だからこその良さが光る作品集でした。 過去作品をまとめた1冊なので、中村先生の作品を追いかけていた方にとっては重複する作品もあるかもしれません。 ですが、紙本のこのうつくしさはぜひ1度お手に取っていただきたいな。 思わず汚した…
小中大豆 笠井あゆみ
うおお…なんておもしろいのか…! 開始数十ページで一気に物語の輪の中にぐいっと引き込まれ、気が付けば上巻を読み終えてしまって今に至ります。 下巻の発売日を目で追っては、今日読みたい!と駄々をこねたい気持ちでいっぱい。それくらいおもしろかった。 早く続きが読みたいもどかしさと、先の楽しみができたうれしい苦しさに悶えています。 正直、上巻はBL的にどうこうというよりもお話が最高におもしろく…
花好なぽ
読んでいるこちらが思わずにやりとするほど2人の相思相愛っぷりが素晴らしく、萌えに萌えた続編でした。 たとえ誰がちょっかいを出してきても絶対に揺らぐことがない、強固な関係性が見えて気持ち良かったなあ…! 全力でお互いに恋をしている2人が本当に楽しそうで、圧倒的な多幸感に思わずにこにこしちゃいます。 気がつけば、OZを含めすっかり箱推し状態になっている自分がいました。好きすぎる。 前作で蒼…
尾上与一 牧
戦時下という特殊かつ過酷な現実の中で、懸命に今を生きる人々を描いた1945シリーズ。 今までに刊行された新装版で描かれていたどの人生も山あり谷ありのドラマティックさで心惹かれてやまないのだけれど、中でも全編攻めの六郎視点で語られる今作・碧のかたみの心理描写の細やかさが本当に素晴らしかった。 読んでいてなんだか胸がいっぱいになってしまいました。 小柄な容姿とは裏腹に、愛機を巧みに操り敵機を…
渡辺馨
身体先行の関係にそこまで強く癖を刺激されることはあまりなかったはずなのだけれど、とんでもなく萌えてしまった。 余裕とSっ気のある大人っぽい年下攻めが、人との触れ合い初心者を絵に描いたような超絶初心な年上サラリーマンにどんどんハマって沼に落ち、まるでティーンのような余裕のなさを見せる図って何回噛んでも味がするおいしさがあると思うんですよね。 そのうえ、甘S攻め×Mっ気のある受けの組み合わせな…
厘てく
本当にすごい漫画だと思います。 ただただ表現の豊かさと繊細さに圧倒されてしまいました。 厘てく先生、漫画が上手すぎる。 1巻目の素晴らしさをびゅんと軽く飛び越えてくるようで、どこを開いても見どころしかない1冊でした。 ほんのりと淡く色づいた恋愛感情から、自分自身と向き合う心の成長も1歩踏み込んだところまで描かれていて、内にあった2人の世界が少しずつ交わってさらに外へとひろがっていくよう…