total review:288160today:12
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
136/155(合計:1549件)
恋煩シビト
kurinn
ネタバレ
シビト先生の作品の中では珍しく未来に希望が持てるような最後だったと思います。 攻めが単純で表情豊かだったのに比べて、受けが無表情でいつも悲しげな表情だったのが印象的でした。 学生時代の初めての恋人に借金を負わされ逃げられた過去を持つ受けでしたが、体当たりで自分を大切に扱おうとする攻めに惹かれて行くのは必然だったと思います。 2人が結ばれた途端に元恋人が現れて受けに言い寄って来まし…
博士
とても可愛い作品でした。ちょっとした表情とかも面白いので、画面の隅々まで見てしまいました。 犬神様が個性的で神様なのに恐ろしくないどころか、まんま犬で笑ってしまいました。 途中に蛍の前世と犬神様が神になる前の過去話があり、ちょっとだけウルッとしてしまいました。 蛍の犬アレルギー?に過剰に反応して村に返したのも前世で悪い咳をしてたからなんですよ。 なのに村に帰ったら蛍の喘息は良く…
鈴丸みんた
ピュアっピュアな受けとそれをからかってやろうと手を出した攻めが、自分が女性より男性が好きと気がつくお話でした。 受けは父親が海外赴任で不在で可愛らしくポワンとした母姉と暮らしてたので、第二次成長に関しての知識がゼロでオナニーすら知りません。 攻めは恵まれた容姿に嫉妬する同級生や先輩に嫌気がさし、誤解されても反論するでもなく孤立して来ました。 受けは苦手な女子が居ないから、攻めは地…
六青みつみ 稲荷家房之介
新書3冊分のボリュームで読み終わるまで丸一日かかりました。 モブ姦がありますが余りにも酷すぎてシオン(エリュシオン)の意識が飛んでいるので、大まかな描写に終始していたので私は平気でした。 王太子時代のシオンは性格が悪く傲慢ですが、すぐに可哀想になって嫌なキャラには思えなくなりました。 むしろ頑ななグレイルに、素直になれば良いのにとヤキモキしながら読みました。無口で不器用にも程があります。…
成瀬かの 央川みはら
ゲームとかやってる方だったら凄く楽しめると思います。ゲームに興味がなくても、とても面白くて夢中で読みました。 世界観が独特で初めて迷宮の探査に向かったシシィの魔法での活躍にワクワクしました。 そして無口だけど頼りになるラージャの存在感はとても魅力的です。ラージャのシシィに惹かれながらも否定する頑なさは、とても焦ったく思いました。 ベータだと思い込んでいたシシィが、迷宮で急に発情してア…
はなのみやこ 藤未都也
期待していたより凄く面白かったです。 初めはノエルと婚約していたジークフリートがノエルに冷たいのがとても腹ただしかったです。虎族皇帝に嫁ぐ事が決まったノエルを出立当日に知って、絶望の表情を見せたジークフリートにとても同情しました。 ヴィスナー帝国皇帝のファリドが出会った時から溺愛としか言いようがないほど、ノエルを大切にしていました。自己否定的なノエルが自分の意見を言えるようになりファリ…
中原一也 奈良千春
SアルファとSオメガの存在が面白かったです。 攻めの黒瀬がSアルファだった故に救いがあったので、スッキリとした読後感でした。 警察の介入があって黒瀬の処刑を阻止出来て、異母兄である上沼の組織の私物化とオメガの人権侵害が明るみになりました。裁判中で終わってたので胸糞悪い異母兄と父親がどうなったか知りたかったです。 黒瀬が異母兄が捨てた子たちを引き取って、愛情深く育てていました。黒瀬と春…
木原音瀬 峰島なわこ
電子版「アオイトリ」を読んでいたので、文庫化されるにあたり迷わず購入しました。 木原先生の筆力で今まで読んだ事が無いようなオメガバ、仄暗い終わり方をしていたのでとても気になっていました。 2回目で更に続編が入っていたので、読んでいてイメージがかなり変化しました。「アオイトリ2」は犬飼視点だったので、河内を求める気持ちの強さと愛されたい気持ちが痛々しくて、読んでいるうちに河内を応援してました…
樋口美沙緒 yoco
文句なしに神でした。 今作は何でも持っているエドがその力を使わずに、礼が自分で決めて踏み出すまでをじっと見守っていました。 序盤は日本に居る礼と遠距離恋愛中のエド、ようやくイギリスに移住して来て2人きりで過ごす甘々な様子にエド可愛いと悶えながら読みました。 日本にいてもイギリスに来てもエドの名前で理不尽な思いをする礼でしたが、意固地にエドに頼ろうとしません。読者さえも危なっかしい…
腰乃
もう読んでて楽しくて夢中でした。 本当に腰乃節炸裂で、新しいオメガバースですね。解釈がとても面白かったです。 読んでいくうちに静香さんが可愛くなってきて、横須賀君が早く静香さんの魅力に落ちてくれないかと思いました。でもまだ終わって欲しくないとのジレンマでした。 横須賀君は16歳で運命の番に出会ってしまった故に、出会いの場でΩへの偏見とも取れる言動をしてしまいます。それから怪我をして入…