kurinnさんのレビュー一覧

あかりと彼はなやましい コミック

鶴亀まよ 

あかりにはやっぱり年上彼氏

前作で自己卑下の塊だったあかりの救済ものでした。

三上と里のようにはなれない、でも羨ましいといった捻くれた感情から出会いを求めてバーに行ってます。16歳でどうなんだと思ってたら中学生の時にも行って、ホテルに入るところをSNSでバラされて酷い目にあったのに懲りてないです。それでもずっと変わらずに友達でいた里は良い奴でした。

バーで手伝いに入っていたノンケの若宮に未成年だとバレてジュースを…

7

三上と里はまだやましくない コミック

鶴亀まよ 

可愛い

可愛いDKものでした。三上くんがおバカで純粋で良かったです。同室の里くんとチューした事から意識し出して、好きになって悩んで突っ走ります。

里くんも最初はウザいと思ってたのに、だんだんと絆されて行きます。里くんと同中のあかりが2人をくっつけまいと動くのがちょっと腹が立ちました。自分がゲイで中学の時に嫌な目に遭って、里を巻き込んでしまったからという理由でした。だから里くんを男と付き合わせたくない…

3

あの素晴らしい愛をもういちど コミック

恋煩シビト 

シビト先生には珍しい作品

シビト先生の作品の中では珍しく未来に希望が持てるような最後だったと思います。

攻めが単純で表情豊かだったのに比べて、受けが無表情でいつも悲しげな表情だったのが印象的でした。

学生時代の初めての恋人に借金を負わされ逃げられた過去を持つ受けでしたが、体当たりで自分を大切に扱おうとする攻めに惹かれて行くのは必然だったと思います。

2人が結ばれた途端に元恋人が現れて受けに言い寄って来まし…

3

生贄のお勤めは、 コミック

博士 

可愛い犬神様

とても可愛い作品でした。ちょっとした表情とかも面白いので、画面の隅々まで見てしまいました。

犬神様が個性的で神様なのに恐ろしくないどころか、まんま犬で笑ってしまいました。
途中に蛍の前世と犬神様が神になる前の過去話があり、ちょっとだけウルッとしてしまいました。

蛍の犬アレルギー?に過剰に反応して村に返したのも前世で悪い咳をしてたからなんですよ。

なのに村に帰ったら蛍の喘息は良く…

4

ゴールデンスパークル コミック

鈴丸みんた 

DKがとても色っぽい

ピュアっピュアな受けとそれをからかってやろうと手を出した攻めが、自分が女性より男性が好きと気がつくお話でした。

受けは父親が海外赴任で不在で可愛らしくポワンとした母姉と暮らしてたので、第二次成長に関しての知識がゼロでオナニーすら知りません。

攻めは恵まれた容姿に嫉妬する同級生や先輩に嫌気がさし、誤解されても反論するでもなく孤立して来ました。

受けは苦手な女子が居ないから、攻めは地…

3

偽りの王子と黒鋼の騎士 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

長大な物語

新書3冊分のボリュームで読み終わるまで丸一日かかりました。
モブ姦がありますが余りにも酷すぎてシオン(エリュシオン)の意識が飛んでいるので、大まかな描写に終始していたので私は平気でした。

王太子時代のシオンは性格が悪く傲慢ですが、すぐに可哀想になって嫌なキャラには思えなくなりました。
むしろ頑ななグレイルに、素直になれば良いのにとヤキモキしながら読みました。無口で不器用にも程があります。…

14

獣人アルファと恋の迷宮 小説

成瀬かの  央川みはら 

迷宮って面白い

ゲームとかやってる方だったら凄く楽しめると思います。ゲームに興味がなくても、とても面白くて夢中で読みました。

世界観が独特で初めて迷宮の探査に向かったシシィの魔法での活躍にワクワクしました。
そして無口だけど頼りになるラージャの存在感はとても魅力的です。ラージャのシシィに惹かれながらも否定する頑なさは、とても焦ったく思いました。

ベータだと思い込んでいたシシィが、迷宮で急に発情してア…

3

虎族皇帝の果てしなき慈愛 小説

はなのみやこ  藤未都也 

同性婚が可能な国の設定でした

期待していたより凄く面白かったです。

初めはノエルと婚約していたジークフリートがノエルに冷たいのがとても腹ただしかったです。虎族皇帝に嫁ぐ事が決まったノエルを出立当日に知って、絶望の表情を見せたジークフリートにとても同情しました。

ヴィスナー帝国皇帝のファリドが出会った時から溺愛としか言いようがないほど、ノエルを大切にしていました。自己否定的なノエルが自分の意見を言えるようになりファリ…

4

最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

最強のアルファとオメガだった

SアルファとSオメガの存在が面白かったです。
攻めの黒瀬がSアルファだった故に救いがあったので、スッキリとした読後感でした。

警察の介入があって黒瀬の処刑を阻止出来て、異母兄である上沼の組織の私物化とオメガの人権侵害が明るみになりました。裁判中で終わってたので胸糞悪い異母兄と父親がどうなったか知りたかったです。

黒瀬が異母兄が捨てた子たちを引き取って、愛情深く育てていました。黒瀬と春…

7

アオイトリ 小説

木原音瀬  峰島なわこ 

さすがの木原先生でした

電子版「アオイトリ」を読んでいたので、文庫化されるにあたり迷わず購入しました。
木原先生の筆力で今まで読んだ事が無いようなオメガバ、仄暗い終わり方をしていたのでとても気になっていました。

2回目で更に続編が入っていたので、読んでいてイメージがかなり変化しました。「アオイトリ2」は犬飼視点だったので、河内を求める気持ちの強さと愛されたい気持ちが痛々しくて、読んでいるうちに河内を応援してました…

9
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