kurinnさんのレビュー一覧

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ケモ耳は出ないカップルでした

柚と耀司の出会いのシーンは強烈でした。母親の遺体を抱きしめてる子どもってゾクっと来ます。
救い出された柚が耀司中心になるのも分かるような気がします。

有生が柚をタスマニアデビルに例えるので、気になって調べてしまいました。笑笑

耀司に言われた事を捻じ曲げて受け取ってしまい、井伊の本拠地にまんまと乗り込んだ挙句に白鹿を奪われてしまいます。
そして自分の間違いにようやく気がつく訳です。

1

狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

最高に面白かった

慶次が鈍過ぎて由奈の味方になるあたりはイラっとしてしまいましたが、文句無しに面白かったです。

有生が「慶ちゃん」を連呼するのでどんだけ好きなんだよと突っ込みながら読みました。

節分会の慶次の根回しする狡賢さに笑いました。また笠井あゆみ先生の挿絵が面白さに拍車をかけていました。

由奈のキモさに怯える有生がいつもより幼く感じました。

何もかも承知で由奈を後妻にした丞一は、流石に…

10

悩ましい彼 美しい彼 3 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

次のステージに進んだ2人

平良は本当ならばスペック高いのにキモさで全部台無しにしてます。
清居の強烈な性格ばかりに目が行きがちですが、清居の役者としての悩みや平良の鈍感さに苦労していて、今作は随分と清居は可愛らしかったと思いました。
平良の事が好きすぎて逆転してません?

平良が個展を開く前で終わったので気になってしょうがありません。全裸で廃墟でのセルフヌードが、どう完成されるのか読んでみたかったです。
次作が本…

11

君は夏のなか 初回限定版 コミック

古矢渚 

丁寧な作品

尊い作品にはエッチシーンは要らないんです。を証明するような作品でした。
モテモテの佐伯とごく普通のDKの渉。共通の趣味を通して近づいて行きます。

佐伯の希望で映画の聖地巡礼をする2人ですが、最終目的地は台風で延期になります。

夏休みが終わると佐伯は誰にも告げずに転校してました。担任に聞いても約束だからと教えて貰えない渉。この頃には渉は佐伯を好きになってるんです。

好きと告白して…

1

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

攻めが受けを好きすぎて

読むまでは晴流が久瀬に一目惚れして、片思いの期間が長いのかと思っていました。
ところが晴流の友達ゲイの同僚がお道具エッチしてくれたら、晴流が諦めると嘘をついたのを間に受けて致してから意識してしまいます。
他人に無関心な久瀬からしたら、晴流は最初から特別だったんですよね。本人が気づいていないだけで。
晴流に避けられ出してから気持ちに気づいて必死になります。
両思いになってからの方がかなり長い…

3

ブルースカイコンプレックス 5 コミック

市川けい 

あーもう大好きです。

2人が高校生の頃から見守って来たのでこの作品には感慨深い物があります。
大学生になり同棲を始めた2人ですが、違う大学と違うバイトでそれぞれの人間関係があります。
元親の夏生を大好きな気持ちには、潔いほどブレがありません。夏生以外には清々しいほどの無関心です。
そんな元親が家庭教師してるJKが放った言葉に対して容赦ありませんでした。
夏生が抱えていた不安を包み込むような成長を遂げた元親に大人…

1

明日はどっちだ! 5 コミック

山本小鉄子 

甘々なのに険しい顔が最高でした

ようやく両想いになりました。
険しい顔しながらも足を捻挫したきららに腕を貸す顕に萌えました。
誰からもカップルに見られなくてきららが不憫でした。笑
キスもエッチも可愛いのでたまらなかったです。
何かにつけてクスってなるのが、この作品の良い所だと思います。
まさかの塙が攻めだったのには驚愕しました。
きららが大前田が受けでショックを受ける姿や、ふらついて土手を滑り落ちたところとか爆笑しま…

1

彼のいる生活 コミック

宮田トヲル 

キュンキュンしっぱなしだった

尊いの一言でした。

母親達の勝手な約束から同居する事になった一仁と涼太。
スキンシップの多い一仁に段々と涼太は意識していきます。フラれると言う割に欠点が見当たらない一仁が、自分を好きなのではと感じ始める涼太。

モテるのに涼太一筋の一仁が良いです。ニヤニヤが止まらなくなります。
涼太は自分も一仁が好きだと気が付きますが、一仁の将来を考えると何も言え無くなってしまいます。

一仁の…

6

先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

森住がイケメンなんです

とても良かった!

雅人の浮世離れした感じがなんとも可愛いので悶絶しました。ラーメンの食べ方が最高でした。

森住と甥の満天と一緒に過ごすうちに、弟へのわだかまりが無くなって行く過程が読んでいて自然で、安曇先生ならではだと思いました。

徐々に明かされる森住の家の事で雅人が悩んだり、森住の強烈なお姉さんが登場します。
でも、読者には森住の心が誰に向いてるなんかは一目瞭然なんですけど…

2

狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁 小説

成瀬かの  小椋ムク 

魔法使い、ケモ耳好きな人には読んで欲しい作品

夜狼は獣頭の魔法使いで最初はダラダラとしたオヤジなんですが、森で淡雪を拾ったあたりから物語が加速度に面白くなって来ます。

淡雪目線からの話では、淡雪がただの幼な子では無いのだろうとは読者は薄々気が付きます。

そして淡雪を父親の元に帰してからの夜狼の活躍と正体にはワクワクが止まらなくなります。

淡雪の父親をギャフンと言わせたい王様も一役かって、夜狼が淡雪を迎えに行く辺りはもうニヤニ…

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