ぴれーねさんのレビュー一覧

竜王様と御使い花嫁 小説

若月京子  明神翼 

とにかくすごい安定度の甘々ほのぼのな物語です(* ´ ▽ ` *)

「竜王様と蜜花花嫁」と世界観を同じくする作品になります。
前作から300年後なので、今作だけで問題無く読めます。
ちなみに、攻めである竜王が、前作での主役二人の子孫だったりします。

で、こちら、ひたすら甘くてほのぼのな異世界トリップものになるんですね。
主人公を襲う辛い試練無し、切ないスレ違い、痛い展開も無し!
読者はただただ、ドキドキワクワクの異世界での冒険を、主人公と共に楽しめば…

6

愛を乞い、恋を奏でる 小説

葵居ゆゆ  ミドリノエバ 

上手く言えないのですが、とにかくすごい作品でした

こちら、スレ違いがめちゃくちゃ痛い、どシリアスで重いお話になります。
これでもかと主人公が追い詰められてて、もう読んでて辛くて仕方ないんですよね。
狂気一歩手前のような、自身の全てで愛を乞う主人公の姿が、悲しくて仕方ないと言うか。
こう、明らかに読者を選ぶ作品と言うか。

でも、とても深い愛の物語だと思うのです。
これもまた、本人達にとっては幸せな愛の形なんだろうと。
上手く言えない…

11

ぬいぐるみを助けたら、なぜか花嫁になった件 小説

真船るのあ  小椋ムク 

空回り気味の溺愛攻めが、もう楽しすぎる・・・!

甘くて可愛い作風が好みの作家さんなのですが、今回は特にどストライクのお話で、もう萌え転がっちゃいました。

エセ関西弁で喋るぬいぐるみが大活躍の、ドタバタラブコメなのです。
なのですが、個人的にイチオシなのは、実はそのぬいぐるみでは無く攻めの溺愛ぶりでして!

そう、一回りも年下の受けにメロメロな攻めがですね、彼の笑顔に「ああ、可愛い」とヤニ下がったり、誤解から空回って「どうして、希翔く…

8

ユニコーンのイケメン王子は処女厨でした 小説

白露にしき  亜樹良のりかず 

二人のズレっぷりに爆笑しました

個性的でユニークな設定や、適度にギャグの入り交じった軽快な文章が好みで、毎回楽しみにしてる作家さんです。
今回も、BL界では格好いいはずの攻めを、勘違い系のイタイ攻めにしちゃう受けのツッコミにゲラゲラ笑っちゃいましたよ。
いや、確かにユニコーンって「清らかな処女のみに気を許す」と、処女厨だけど!

あと、ゲラゲラ笑えるだけでは無く、恋愛のキュンキュンしちゃう甘酸っぱさや、切なさなんかもしっ…

7

甘い誘拐犯 小説

真崎ひかる  ざいん 

優しくほろ苦い、四日間だけの誘拐劇です

誘拐犯とその被害者の、逃避行とも言えるような濃密な四日間ー。
それを優しくあたたかく、そして切なく描いた作品になります。

これ、誘拐犯である攻めの視点も入っているので、最初から痛い展開なんかは心配しなくていいんですよ。
二人の四日間と言うのは、とてもあたたかくて優しいものなんですよ。
それなのに、何故か切なくて、少しほろ苦い・・・。
この時間が限られた短いものである事が、当の二人にも…

9

遠くにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

何故か分かんないけど気分爽快なのです

個人的な萌えに、「受けに遊びで手を出した鼻持ちならない攻めが、いつの間にか本気になってしまう」と言うのがあるんですけど。

こちら、そんな個人的萌えツボ直撃の作品でして。
攻めがビックリするほど酷いんですよね。
何が酷いって、自分が人として最低だと気付いてない所が一番酷い。
また、攻めだけでは無く、受けもこれまたダメな子でして。
えーと、何だろう・・・。
ダメ男ばかりに引っ掛かる、依…

5

悪逆貴族の身辺整理 小説

栢本みおり  空梅雨 

設定がちょっと強引に思えるかもしれませんが、予想外に面白いですよ

死を選んだはずの主人公が目覚めると、何故か昔読んだ物語の悪役になっていてー・・・と言うお話になります。

こちら、web小説特有の雰囲気が、強く出てる作品なんですよね。
何と言うか、実際に存在する小説の世界に転生すると言うのが唐突なら、主人公に前世(?)の記憶があると言うのも謎。
いや、web小説ではなんら不思議では無い設定なんですけど、通常で考えるとちょい違和感と言うか。

と、普通…

11

極道さんはパパで愛妻家 コミック

桜城やや  佐倉温 

これは良いコミカライズ(* ´ ▽ ` *)

小説「極道さんはパパで愛妻家」のコミカライズになります。

このシリーズ、言うなればアットホームヤクザものでして、見処としては二人のイチャ甘っぷりだったり、ハートフルな子育て模様だったり。
そしてそして、一番のオススメポイントが、極道さんである攻めの受けへの超溺愛ぶりー!
そう、俺様でイケメンでヤクザとして有能な男でありながら、受けに対しては好きすぎるあまり形無し。
なんだかんだ言いつつ…

8

極道さんは先輩パパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

出会えた事に、ちゃんと意味があるのです

極道さんシリーズ第七弾、新キャラ+お騒がせキャラ乱入で、いつもに増してアットホームかつドタバタコメディ風味となっております。

あと、賢吾ですが、こう男として完璧みたいなイメージがあったんですよね。
ちょい突っ走る所のある佐知をですね、抜群の包容力で受け止めみたいな。
が、今回、そんな賢吾の弱さとでも言うべきものが、初めて語られます。
いや~、これまで賢吾の愛の深さに萌えまくってましたが…

6

翼ある后は皇帝と愛を育む 小説

茜花らら  金ひかる 

出来上がってるカップルのイチャラブ、もう大好きー!

「翼ある花嫁は皇帝に愛される」続編になります。
前作が、人間である王とドラゴンである主人公の、超ほのぼの甘々な異種族婚姻譚。
甘くて可愛い作品が好きな私にとっては大変ツボ作品でして、続編である今作もとても楽しみにしてました。

一応続編ではあるんですけど、前作の主役組のお話が120P弱、二人の子供で双子それぞれのお話が50P程度ずつと、番外編集みたいな印象を受けるんですよね。
二人の話を…

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