窓月さんのレビュー一覧

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

年下の魅力

主人公の久能が初めて付き合った恋人・笹野との別れを決めた直後、レトロ純喫茶「東風」を発見したところから始まる、優しくて誠実なラブストーリーです。でもエチはガッツリ?ガツガツ?しててそのギャップがたまらないですね。

受けが好きなんですよね。笹野の仕打ちに傷ついてなお、彼との恋で得た素敵な時間や経験だけは大切にしたいと思っているところ。元恋人への未練から少しずつ脱却して、自分が恋愛そのものや笹野…

3

俺がはじめてだと言ってくれ コミック

空垣れいだ 

大学生ドーテーの夢、破れる

絵柄が少し変わって、より可愛い感じになりました。どちらかというと前作の方が好きです。

カプは大学生の先輩後輩。ストーリーは性経験上のすれ違い?といった感じかな。あれやこれやエチは描かれているけれど、主人公(攻め)の願望成就のために組み込まれた設定のような気がして、笑いながら楽しませてもらいました。

陰キャの田淵は、再履修することになった英語クラスで一年後輩の夏目と知り合います。陽キャで…

0

キノとヤノ コミック

空垣れいだ 

カバーデザイン問題

DK好きの血が騒ぐ…。カバーイラストの雰囲気からちょっと敬遠してました。でも中身の絵柄とストーリーのイメージが違う!良くも悪くもカバーイラストで敗北する確率の高さにモヤモヤすること多し。これ、なんとかならないもんかと地味に歯噛みしてます。

個人的にすごく好きでした。絵柄もすっきり系の可愛いさだし、時々クスッと笑えるし、カップリングもお似合い。キノとヤノの仲間たちもいいやつらばかりで、こういう…

0

夢を生む男 小説

沙野風結子  北沢きょう 

伊織サンがヤバい件

こういう、オカルトちっくな因襲もので、あくまで舞台は現代日本っていうお話、沙野先生独特の世界観ですよね。しっかりと作家様の色がある。でもって濃厚ラブなところがこれまた素晴らしい……好きや〜!

三百年にわたり主従関係を結ぶ九城家と伏見家。伏見家は「夢を生む」特殊な能力を持つ家系で、久城家の庇護を受けるかわりにその能力を提供し、互いの協力によって生き延びてきました。そして現代では両家共に国家レベ…

1

一線の先は闇か、愛か。 コミック

夏目かつら 

幼馴染みDK

なんとなく試し読みしてたらハマってしまいました。ちょっと大人なカバーイラストの雰囲気を裏切る、王道な幼馴染みもの。二度書きますが、王道です。メイン二人の中学卒業式から大学進学までの期間を描いた、もだキュンラブです。

主人公の瀬那はぽやぽやしていて天然なタイプだけど顔だけは良くて、女子からはモテモテ。生まれた時からずーっと一緒にいる稜大にベッタリでした。稜大の方もなんだかんだ瀬那のことを一番に…

1

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

運命改変ラブストーリー

クロスノベルスさん刊行の新作。タイトル買いです。電子版が配信されましたが紙版で購入しました。クロスノベルスは製本その他お金かけてくれている資金潤沢なイメージ笑

今回は輪廻転生もののようですが、パラレルワールド的な感覚で拝読しました。もともとがシリアスでドラマチックな作風なので、テーマの重さを回避すべく腐心されたのかな?という印象もアリ。読みやすいけれど、全体的に駆け足気味でもうちょっと粘って…

4

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

正統派ファンタジー

作家様がTwitterでシリアスなファンタジーと宣伝されていたので購入。着衣の笠井先生カバーなのも期待感を高めます。分厚っ!…いのですが例によって読みやすく想像しやすい文章なのでスイスイ読み進められました。

今作は攻めザマァっぽい流れで、攻めが立身出世のために主人公のわがまま王子を利用しまくってきたツケが自分に返ってきてヤキモキするという、設定的には美味しい展開でしたね〜。オズワルドが性格悪…

13

魔王様の清らかなおつき合い 小説

海野幸  小椋ムク 

真面目に恋愛してます

ゲイバーでアルバイトしている見た目天使な主人公と、そこに通う目つきの悪いコワモテ客の清らかラブストーリー。こういうお話、ホッとします笑

作者様の笑いのセンスがところどころに発揮されていて、フスフスと笑いながら読み進めました。ところが一皮むくと、ドッカンドッカン会場を沸かすような一大エンターテインメントとは真逆を行くといいますか、キャラクターの心情変化をじっくりと追っていくタイプの、とても真面…

4

百年でただ一度だけ恋した コミック

ARUKU  

テーマはブレない

主人公のうたも、ミャオ君も、ズーランディア(ゲーム)上ではとてもほんわかしています。束の間現実逃避ができるから、安心しきって本当に幸せそうに見える。それがARUKU作品の魅力でしょうか。

作者様の描くお話は、パッと見ありえないほどファンタジックでありながら、同時にそれを生み出す主人公のリアルで過酷な境遇を突きつけてくる。そんな彼らのために辛い現実世界からの救済として純愛が用意されているかのよ…

3

さみしい神様のメリーゴーランド 小説

華藤えれな  木下けい子 

イラストが!

書影に度胆を抜かれて、お初のタッグ(多分)に歓喜しました。雑誌掲載分+書き下ろしの構成となっていますが、書き下ろしの方がドラマチックで面白かったです。

作者様十八番の外国人と日本人カプ。時代は明治期、主人公の佳依は能楽師です。能楽関係も先生お好きですよね。今回は絵本をモチーフにした、なんと死神もの。和洋折衷ファンタジーです。とにかくイラストがハマっていて、作品のイメージにぴったりでした。

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