chikakumacoさんのレビュー一覧

新宿ラッキーホール(2) コミック

雲田はるこ 

そして、今度こそ。ロング・グッドバイ。BL界のハードボイルド。

レイモンド・チャンドラーの有名過ぎる作品名になぞらえるあたり、これは「ハードボイルド」なのだと思う。ひとつひとつの台詞が、痺れるほどに粋で。気障で。カッコいいのだ。
後半からラストにかけてのそのスピード感と、スタイリッシュなカットと、仕草。全て。
その洒落感は、ちょっと「ルパン三世」に似てなくもない気がして。最後の方は「ルパンルパーン♬」というあのメジャー過ぎる、楽曲が頭の中で流れてしまう。こ…

6

新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

これは大人のカタルシス。あるいは、大人であらねばならなかった人たちの。

満を持して、2巻が刊行したというので、再読しています。
この1巻と2巻との間には6年もの歳月が流れているというのだが、私が本作に出会ったのは、ほんの数ヶ月前なので、「お?タイムリーなことに、2巻が出るんだ⁈ びっくり〜。」みたいなもので、熱烈なファンの方々とは温度感が違うかもしれない。「名作」と謳われていたのは知っていたので、何気なく手に取っただけだった。発行年ですら気にしてはいなかった。
な…

5

ワルイ恋人じゃダメ? コミック

桜賀めい 

そして、可愛い独占欲。手練れの生徒会長、恋を知る。

優秀で、大人っぽいとは言っても。所詮は帝も高校生で。思春期真っ盛りなのだ。
…というエピソードで。これは可愛くて仕方がない‼︎
エッチについては、相当なテクニシャンの様なので…、
それをどこで覚えたのかは気になるところだが。

帝もそうなんだが、永遠も。別々にお互いの事ばかり考えていて。気が気ではない。
永遠は気を紛らわす為に、スーパーでバイトを始め、バイトは校則違反なので、内緒にして…

2

少年の境界 (2) コミック

akabeko 

ヒリヒリと胸をかきむしられるメロドラマ。

恋という感情は、「運命」に勝てるのか?ー
オメガバースを主題とした、このメロドラマ展開は昨今多く見られるかと思います。
こんなにもヒリヒリと胸をかきむしられる様な作品に、久しぶりに出逢えた様な気がします。
そして、都市伝説とまで言われているのに、身近に出逢ってしまった「運命の番い」。
その苦しみと愛を知るまで、を緊張感を伴って描かれています。
はぁ〜。ハラハラしたぁ。
この緊張感と、ハ…

11

性悪オオカミが恋をしたらしい コミック

桜賀めい 

司狼くんはピュアっピュアなオオカミさん ♬

なんと⁈ 当て馬くん救済措置カップルです。
「ワルイコト」シリーズ、「ワルイ恋人じゃダメ?」から、紅城先輩。
「〜じゃないけど」シリーズ、「素直じゃないけど」から、失恋したての香坂。
なんですか、この安易なカップリングは⁈ と、当時は驚いたものですが。
やっぱりこのカップルは好きだなぁ。

親同士の再婚家庭で、義弟と気まずくなっている香坂と同様に、父の再婚で義母と気まずい紅城。
二人…

5

素直じゃないけど コミック

桜賀めい 

今回ばっかりは、ユキちゃんのトリセツを間違えてしまう東雲。

はぁああ〜♡ 「〜じゃないけど」シリーズの中で一番好き♡ 大好きな作品です。
ユキちゃんの可愛さMAX‼︎
いつも寛容で、ツンデレが過ぎるユキちゃんを甘やかせて来た東雲ですが、
今回ばっかりは、ユキちゃんの守り方を間違えてしまいます⁈

ここに来てまさかの当て馬くん登場。風紀委員と生徒会は何かと衝突していたが、中でも風紀委員長の香坂は何かとユキちゃんに突っかかって来る。そして、東雲に…

3

コヨーテ II コミック

座裏屋蘭丸 

君に出会った時から、僕は恋に狂っている。甘くて切なくて。もどかしくて。

冒頭から、紅み溢れる桃色のカラーページに度肝ぬかれます。一糸まとわぬ二人の激しい絡み。
『君に出会った時から、僕は恋に狂っている。』
…本当のこと、自身の出自のことを話さなくてはならない。一刻も早く。
なのに、言えないでいるマレーネ。リリーの方から会いに来てくれなければ、連絡先すら知らない。
マレーネはリリーの居所を探索し始める。
一方で、ガーランド一家を壊滅させようと動き出した人狼たち…

9

コヨーテ 1 コミック

座裏屋蘭丸 

ロマンティックで、綺麗で。耽美で。その美しさがたまらない。

2巻を読まなくちゃ!と、読み始めたら、すっかり忘れてしまっていたことを思い出す。
時系列とか、そういうの。ちょっと先におさらい読みするべきだったわ。と、再読致す。
冒頭のカラーページに飲まれる。褪せた様な色合い。圧倒的な美しさ。
舞台はドイツだろうか。またはその周辺の共産国。
「リリー」「マレーネ」と呼び合うことに、私は直ぐに気づいてほくそ笑む。
説明されるまでも無い。第二次世界大戦中に…

5

無慈悲なアナタ コミック

桜賀めい 

久遠の執着心を見くびってもらっちゃ困ります‼︎‼︎溺愛執着攻め完全版!

シリーズ中、最も評価の高いのも肯けます!私も「無慈悲」3部作の中でも、一番好きです‼︎
晴れて両想いになった、久遠と七王さん。二人は初めて2泊3日の旅行へ。浴衣姿もしどけない七王さんに煽られる久遠。ラブラブな筈の二人の前に当て馬が…。高校の時に七王さんが、初めてを捧げた桐屋先輩。おそらく、桐屋先輩は、思春期に自分の性癖を認めたく無くて、七王さんに心無い言葉を放ち、そのまま別れてしまう。七王さんに…

3

無慈悲なオトコ コミック

桜賀めい 

この艶かしい眼差しに狂わされるのも仕方ない、と思う。

結構以前の作品だったのですね。私がBL事始め(今もまだまだ初心者ですが。)の頃、何度となく読み返した作品です。これが、「ワルイコト」シリーズという事を知らず、兄である七王さんの「無慈悲」3部作から読み始め、後にシリーズを知ったという。そして、シリーズ読了してもやはり、中でも一番大人な雰囲気のこのカップルが一番好きです♡ 久々に読むと、意外にツッコミどころ満載なことに驚かされますし、シリアスなモノロ…

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