こどもの瞳

kodomo no hitomi

こどもの瞳
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神15
  • 萌×213
  • 萌16
  • 中立9
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
19
得点
184
評価数
56件
平均
3.5 / 5
神率
26.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784344806405

あらすじ

小学生の子供とふたりでつつましく暮らしていた柏原岬が、数年ぶりに再会した兄・仁は事故で記憶を失い6歳の子供にかえってしまっていた。
超エリートで冷たかった兄とのギャップに戸惑いながらも、素直で優しい子供の仁を受け入れ始める岬。
しかし仁は、無邪気に岬を好きだと慕ってきて…。
初期作品に書き下ろしを加え、ファン待望の文庫化。

表題作こどもの瞳

子供返りした兄・榎本仁・30歳
弟・柏原岬・25歳

その他の収録作品

  • こどもの瞳2

評価・レビューする

レビュー投稿数19

多重のタブー

表題作、同時収録作(スピンオフ)合わせて、木原音瀬さんは世のタブーに挑戦することを命題としているのかな、と思わせる一冊でした。

これを面白いと感じる自分、どうなの?と思いつつ迷いに迷って「萌x2」にしました。まあモラルだなんだと言い出すとBL界隈ではキリがないので、ラブコメと思って読めば(ガチ兄弟が地雷という方以外は)楽しめる作品だと思います…。街子マドカさんのイラストで背徳的な雰囲気がかなり中和されて、テーマの割にサクサク読めました。

0

途中までとても面白い

夢中になって読めました。幼児退行してる攻めのお兄ちゃんが可愛くて可愛くて。なんだかんだ振り回されてる弟の父性も男前な感じがして好きです。萌えとかじゃないんですが、こども特有の素直さやまっすぐさ、健気さにキュンとしてしまった。兄弟の背徳感とか全然感じないので、そこは期待しないで読んでください。兄貴のかわいいワンコっぷりに、ただただ幸せにおなり……と見守る感じです。

終盤、兄貴の記憶が戻ってかわいかった兄貴がいなくなり、ボロアパートで弟は深い喪失感に襲われるんですが、ここはほんとに切なかったです。BL小説では過去一度しか泣いたことはないですが、気がつくと目尻が湿っておりました。かわいかった息子が大きくなって離れていく母の心境ってヤツなんですかね…(遠い目)

しかし、記憶が戻った兄貴がどうにもいただけない。かわいくないんです、これが全く。慇懃無礼な俺様って感じで。。昔からあるタイプの、The攻め様的なステレオタイプのキャラになってしまってて、すごい残念でした。
いかに経験を積んで大人になっていても、ボロアパートで一緒に暮らしていた頃の寂しがりで泣きむしで、でも弟のために我慢でき続きる健気なお兄ちゃんの心を垣間見せてくれてもよかったのに。そんな全く別人みたいになった兄貴に自分から抱かれに行く弟もなんだかなあ、と最後の最後で気持ちが失速してしまいました。弟のキャラはブレがなくていいなと思っていただけに、残念です。

でも終盤まで本当に面白く読ませてもらえました。
よって、萌という評価でお願いします。

1

とんでも設定

 まず、この作品は設定がすごいですよね。攻めが事故にあい、中身が6歳にかえってしまうという……
 正直、この設定には戸惑いました。ですが、木原先生の作品なので、だまされたと思って手に取ってみました。これが、結構萌えたんですね(笑)

 中身が6歳の兄(攻め)の無邪気さに、ほだされていく受け。険悪な雰囲気から一転、ラブラブな展開に萌えてしまいました。
 また、記憶が戻った後の、初めて抱かれるシーンが良かったです。記憶が戻った兄に、自ら抱かれにいく選択の、背徳感がたまりませんでした。あと、兄の「脱ぎなさい」の命令口調にぞくぞくしました(笑)

 短編についてですが、こちらは他の人が書かれているように、中途半端なまま終わってしまっています。
 終わりが書かれていないということは、いい意味でとらえると、その先にある未来を自分で想像することができます。
 ですが、私は普通に終わりまではっきりしているお話の方が好きなので、かなりモヤモヤしてしまいます。

0

短編の方の続きって、ないのかな

夏休みだし、少しでも片付けたいのでドナドナ箱を整理していて、つい、うっかりどっぷり読み直し。
さすがに、木原先生というか、ちょっと読み始めると、もう、ぐいぐいぐんぐん読めちゃうんだけど、なんというか、この設定。
記憶障害で心が6歳になっちゃった生き別れの実兄とのセックスに溺れる子持ちやもめの弟のお話なんだが、
読み終えて、ふと我に返ると、
いやぁ、ないよね、
いくらなんでも、これは、、、
でも、それを読ませちゃうのが、すごい。
そして、短編の方も、更にアレだ。
小学生にマジで恋する先生。
さすがに、すんでの所で先生の方が逃げ出してくれたけど、この結末の、その先って、あったのかな?
ないのかな?
未成年でさえなくなれば、超年下攻めで続きがあってもおかしくない。
っていうか、こっちの続きがあれば読んでみたかったな。

0

もえはないけど引き付けられる

作者買い。

インモラルすぎて恐かった。

兄が記憶障害で6歳になってしまった。

のはいいけと、兄が健常者に見えない。
そのため、報道される施設での性犯罪のようなにおいがして恐ろしい。
主人公はがんばってるし、いい人だろうし振り回されてるし、悪意ではないだろうけど、
常識とか子供に対する大人であるとか、そこらへんは欠けてる。
二人ともそこらへんを成長させる時間がなく大人にされてしまった、とゆーことかも知れないが。
ともかく犯罪レベル高すぎる。
そんななか、城太郎が一服の清涼剤としてすばらしかった。
いいこ、かくのうまいですよね。

短編は城太郎のはなし。
先生が常識があってよかった。本当に良かったです。
犯罪臭すごい。
もちろん、作者が自分で書く通り、無限の可能性を見たいと思えるし、よみたいです。
あんな子供がどう育つか、先生とまた出会うか、出会わずに別の誰かと歩くのか。

あー、本当に先生が身を引いてくれて良かった…。

もはや、BLですらない社会問題提議ものを書いていいんじゃないかな?
BLときどきまったく倫理機構がなくてこわい。

2

悩みます

木原さんの作品どちらかと言えば苦手です。
後味が良かった事が少ない。

でもひかれる文章もあり、つい読んでしまい
ます。いつかはまりたいと。

この作品は全くダメではなかったものの
子供になってしまい
オロオロするお兄さんが
つらすぎました

現実論として見てはいけないのですが
しっくりこない。
暗い。
報われない

やりきれない。を木原さん作品から
感じます。
タイプが合わないのはわかっているのですが。

続編があれば少しは違うかもという
期待もありました。

貧乏すぎますし辛いですし。
どこにキュンとしたら良いのかわからずでした


1

ものすごく不完全燃焼

 妻を病気で亡くしてから、二年。
 柏原岬は、小学生である自分の子どもと、二人で慎ましく生活をしていた。
 高卒で自動車工場に勤める岬は、収入は少ないけれど、仕事の仲間に恵まれ、何とか生活をしていた。
 そんな岬の元に、突然、生き別れになっていた兄・仁の会社の人間が現れた。
 彼らは、兄が記憶喪失になったと言い、岬の名前を呼んでいるので会いに来て欲しいと言うが、二年前、病気の妻に手術を受けさせるために、お金を借りに行った際に、仁に冷たくあしらわれて以来、縁を切ったつもりでいた岬は、そっけなくその話を断る。
 ところが三日後、岬の家の前にその仁が置き去りにされていたのだった。
 おまけに仁の様子は、明らかにおかしい。
 どうやら仁は、記憶を失った上に6歳の子供に戻ってしまったのだ。
 岬は、冷たい態度だった仁のことを忘れられず冷たく当たるものの、さりとてその状態の仁をほうっておけるはずもなく、一緒に生活をし始める。
  見た目の大きさとは裏腹に中身はまるっきり六歳の子供である仁に、岬は戸惑うけれど、仁の何処か怯えた様子に胸を打たれ、次第に六歳の仁を受け入れ始める。
 続きところが今度は仁が、六歳の子供の無邪気さで、岬を好きだと言い出して……

 という話でした。
 えーっと、中身がどうとか言うのではなくて、個人的にはものすごく不完全燃焼で頭を抱えているんですが、これってハッピーエンドなんですかね?
 結局のところ、岬は中身が六歳の仁を受け入れて体の関係まで持っちゃうんですが、当然のごとく、記憶喪失の定番として、仁の記憶が戻って、仁は一度、岬の元を去って行く。
 でも結局は記憶の戻った仁ともう一度くっついてハッピーエンド、なんですが。
 岬は記憶の戻った仁をよく知らない。
 おまけに仁は、手術代を貸してくれと頼まれた後に、お金を祖母経由で岬に渡してきた殊勝なところはどこにもない口調で、どうにもこうにもいけすかない上に、上から目線で。
 祖母の語る「優しい仁」とちっとも私の中で一致しなくて。
 むしろ、最初に岬が反発を覚えていた仁像との方がよっぽどしっくりくる感じなのに。
「相手のことをよく知らないから」という理由で受け入れてしまうことにびっくり。
 更に、仁にまずは体からと言われて、そこから始めちゃう岬に完全に置いてきぼりをくらって、そしてそのまま物語が終わる……という。
 す、すみません……
 続きが欲しいです……。
 えーっと、ものすごくものすごく、記憶が戻った仁とラブラブしている岬が見たい! 見たかったです!
 こんな状態で始まって、二人はラブラブできるんです? というか、岬は幸せになれるんです? と言いたい。
 読み切りの話が、岬の息子に関わる話だったので、それから後も、二人は同棲を続けてそれなりに幸せにしているってことはわかるんですけど、丸いというか甘い受け答えをする仁も見たかったし、幸せになった岬も見たかった私としてはものすごく不完全燃焼でいま、泣きそうです。
 話としては、とっても面白かったので、もうちょっと続きがあれば大満足だったのにすごくすごく残念です。

 読み切りにいたっては、完全なるアンハッピーエンドで、たまにはこんなBLがあってももちろんいいと思うんですが、何せモヤモヤが消えてくれないので、残念、という感想しか抱けませんでした。

5

感動した!

2話収録されてますが、どちらもラスト・・・けっこう泣けました。
就職したての頃、貧乏で生活が困難な時期があったもので・・・や、ワタシの話ですスミマセン。
そのトラウマがあり、どうも貧乏ネタは読むのがものすごく辛いので、今回もアチャー(ノД`)と思っていましたが、生活苦から抜け出せた主人公岬にホッと胸をなでおろし、そこからの展開がまた面白くて、ぐぐいっと引き込まれて一気読みでした。

子供の頃生き別れになった兄は、大企業の社長となっていたが、事故で6歳以降の記憶をなくし、頭の中身が6歳に逆戻りしてしまっている。
もうその設定だけで、まんまと食いついちゃってましたが、いくら見た目は大人でも、本人すっかり6歳なわけですから、やることなすことヘマばかり。
それなのに岬は、以前兄にひどい仕打ちを受けたことに恨みを持っていて、きつくあたるんですよね~それはもう、かの「おしん」も凌ぐほど。いや、おしんは見たことないですけど。
6歳児にそれはないだろうって、ほんとに嫌な気分になりました。こういうの容赦ないですよね木原作品。
インモラルだったり、ご都合主義だと感じる部分も多い内容なんです続きけど、現実的なお話だと思えてしまい、岬に激しくシンクロしてしまうってのも、木原マジックの成せる技だなあ。毎度やられてます。

2話目は、岬の息子を主人公にしたお話ですが、こっちもせつなくて胸が苦しくなり、最後には1話目からすべてを締めくくるような結び方で、うまい!と唸るばかりでした。
欲を言うなら、これはこれで別の1冊にしてもっと長いお話にしてほしかったな~。
どちらも物足りない!

1

これは挿絵が神

お兄ちゃんの痛さに、うわー、この設定で、どうBLになっていくのだろう・・・と思い、
ぞくぞくしながら読んでいきました。
中身は6歳でも下の事情は大人ですからってとこから急展開!
弟よ、最愛の嫁がいたのに、ノンケじゃなかったの?というツッコミはさておき。
本当の兄弟設定はあまり読んだことがないので抵抗がなかったわけではないけれど、
街子まどか先生の神業といえる挿絵のおかげで、素直に物語に入れました。
しかも、一粒で二度美味しい、兄だが中身が子供のショタ攻めと
中身も歳相応の大人兄の攻めという・・・。
記憶が戻った後の行為中、弟に「お兄ちゃん」って言わせるところが背徳感を感じつつ、
誰にも邪魔できないどうにもとまらない二人の世界にぐっと来るものがありました。

成長した城太郎と堂本先生の再会編が読みたくてたまりません・・・。

1

いちいち泣きじゃくる仁が不憫で。

何とも不思議な作品でした。
近親相姦(結果的に)っていう衝撃は実はあまりなかったんですが、自分的にかなり辛かったのは、頭の中が6歳児の仁が、弟である岬のもとに押し付けられたあとに最初はビクビク怯えながら、すぐ泣いてしまう状態でした。
なぜか、泣く原因が直感的にわかってしまった。としか言いようがない。
愛されなかった反動がにじみ出ているとしか思えなかった。
実際、その通りだったんですけどね。
前半、ひたすら泣く一方で、「大人」である岬にすがりついて離れない、「外見30歳、中身6歳」の仁に胸がえぐられるような悲痛な感情が流れ込んできて、切なかった。

…そこまではよかったんですよ。
ですが、そこから先、性愛を知っちゃってからの仁にポカーン…。
アンビバレントっちゃぁそうですけどね…。えっ?えっ?えっ?と頭の混乱をおさえつつ、
もとの30歳に戻った兄に再び抱かれる弟。
あぁ、そこが落としどころなんだなと。
皮肉なことに、体の関係をもったことで、引き裂かれた兄弟が修復されるという…。
でも、その終盤、やけにあっさりしていているので、そこで酔いが冷めた感じ。
えー、そ続きこで葛藤はないんですかー?
悪くはない、がなんとも複雑な気分でした。

2

気持ち的にはショタ攻め

幼い頃引き裂かれた兄が記憶喪失で何もかも亡くして弟の目の前に現れた。
そんな設定に、まさかの攻め受け設定が待っていたとは♪
あ、でもこの場合はこの流れは正当なんだよな、、と納得するのでありました。

妻を病気で亡くし、男一人で切り詰めた生活で必死に子供を育てる岬。
妻の手術費用を工面するために兄に再会したとき、過去の優しい兄の面影はなく冷たくあしらわれ、憎しみを持ったのに、精神が子供になって目の前に現れた時、その気持ちをぶつけることがうまくできなくて、、
しかし、兄へ対する憎しみは割と最初の段階で岬の中ではクリアされていて、むしろ、身体は大人なのに、精神が子供である為の扱いの不自由さに困って怒りを爆発させるという、すげ替えが主軸になってしまっていました。
その中で、すっかり子供になってしまった兄・仁が新たな子供の気持ちで持つ岬への「好き」という思いは、亡くす前の記憶の「好き」が過剰に表面にでたものではないのだろうか?と予想するのです。
岬が兄との関係を許してしまうのは、というより、強引な兄の弟に対する執着愛だったな、とラストを読むにつけ思うのです。
むしろ、兄に岬はま続きんまと丸めこまれたのではないか(本人が気づかない間に)と思うのですよね。
ちょっと、この兄は怖いぞ・・・とさえ思うのですが、ラストの後については、うまくやっている気配でしかわかりませんので。

そして『こどもの瞳2』では、主人公を小学校の先生に移し、岬の子供・城太郎(4年生)を絡ませています。
年齢よりしっかりしていそうだけど、それでもやっぱり子供な城太郎に、頼る、甘える部分を見せる先生って。。。一体!?
ちょっと怖い気持ちがします。
先生が大人の世界に幻滅し、子供のむごさに幻滅し、自分が感じた自分が心地よいものしか信じられないという、ちょっといびつな人間として捉えてもいいのかな?とも感じました。

やっぱり、城太郎もホモになったのかな?
いつか、その後が見てみたいものです。

2

ちょっとどーしても解せないところがあって。

まぁ、みなさんが色々下で「神」とか「萌え」とか言っているので、安心して私がツッコミとか入れられるというか。(爆)

うーん・・・これ言ってしまうと結構ブーイングする人もいると思うんですが、私、木原音瀬のってどうもキャラの感情表現とかがあんまりうまくないなぁ~と思ってるんですよ。
結構ストーリーで引っ張っているので、それでごまかせてたりするんですが、でも時々すごく強引になってる部分もある気がしてならないんですよ。
こっちも読んでいて、頭の中で必死で (この時このキャラは何でこう言えるのか) とか考えたりもするんですが、それでも不可解な点とかあったりして。

とりあえず、この話、私は受けの考え方が全く分からないです。
この主人公、絶対奥さん愛してなんかなかったでしょう。ってか、仲のいい友達以下の扱いだな・・・と思いました。
なんで、奥さん溺愛していた人が、奥さんが生きるか死ぬかで時間がないって時に、いくら生き別れになっていた兄にちょっとすげなくされたからと言って、せっかく兄がそれでも手術代を出してくれる、というのを受け取らないんでしょうかね?
なんで、死にそうな奥さんのこ続きとがそんなに簡単に頭から飛ぶんでしょうか。
それに、一度は頭に来て憤慨しても、ちょっと頭冷やして状況頭の中で考えれば、色々分かりそうなものなのに、つまらない意地張って、それで奥さん死なせて、それで奥さんが死んだのは兄のせいにして兄を恨むって、精神回路がナゾでした。
事故で子供になってしまった兄に、虐待といってもいいほどつらくあたるのは、まぁ根底にはそういう恨みの感情があったからだとは思うんですが。って言うか、それ以外に理由思いつきませんし。
しかしそれにしても、再会した時、奥さんのことも思わず忘れる程強く怒ってしまったのは、それだけ兄との再会を楽しみにしていたということだし、しかも別れ別れになる前は、すっごく仲良かったのならなおさら、記憶が退行して、生き別れる前の状態に兄が戻ったなら、そこで虐待する意味はないんですよね。却って自分のいいように育てなおすとかする方が全然自然だと思うんですが。

この本の中、実は後半部分の外伝部分も、ちょっと受けの気持ちが受けの独白部分とかみあってない箇所が、目立たないけれどありました。
攻めの子供も、大人びている・・・ということらしいけれど、なんかどうもしっくりこない気が。

外伝はどっちにしても、私はこういうペシミストすぎる受け、好きでないので、外伝自体好きでないです。
でも、この外伝については好みが分かれるラストではあるので、まぁどうでもいいです。

でも本編はストーリー自体は・・・途中部分はすごく萌えでした。
だからこそ、最初の部分のツメの甘さがすごくすごく残念でした。
本当なら「萌え」としたい所なんだけどなぁ~

2

フツーにラブコメ

設定はぶっとんでいましたが、木原色は薄かったように思います。
暴力・犯罪(一応)、なかったですね。
読んでいて「こいつムカつく」と感じる人物も、主要人物の中にはいなかったし。
(はい、小林君にはムカつきました)

本編・続編の共通テーマは「失われた、愛した子供」って感じでしょうか。
せっかくの兄弟設定だったのに(好物です)、そこは意外にさらっと流された。
重要なのは「子供との恋愛」の方だったんですね。
残念。

楽しく読めましたが、木原さんの作品だと思うとちょっと物足りないですかねー。
もっとぐさぐさきてくれてもよかったのに。

続編では、岬の愛情をたっぷり受け真っすぐに育っている城太郎が可愛かったです。
素直で健気で汚れがない。
そしてたくさんの可能性を秘めている。
そりゃあ堂本先生、やられてしまうわ。

1

ギャグっぽいのに愛がガンガン響いてます。

あらすじだけ読んで敬遠していた私が馬鹿でした。。。
ごめんなさい○/ ̄乙
あらすじを読むかぎりエロシーンってないのかなぁ、と思っていたのですが、まさかここで来るとは!というところでやってきます。
そう来るかー、というタイミングでした。脱帽です。
しかも普通ならあんまりいいムードとは言えないような感じなんですが、
「いとおしさ」
がすごくじーんと伝わってくる愛し方をしているのであんまりいやらしい感じがしなかったように私は感じました。

終わりの方が少し駆け足気味に感じましたが、書き下ろしで二人の今後が少し垣間見えているのでこの終わり方でもいいのかな?という感じでした。
大好きなストーリー展開だったのですが、私はもう少し終わりの方の二人を長く読みたかったので神評価ではなく、萌えにしました。
でも限りなく神に近いと思います。本当によかった。。。

2

体は大人、頭脳は子供

まさに名探偵コナ○の逆バージョンだったわけですが(笑)
実兄弟もので兄×弟。
久しぶりに再会した兄は事故で6歳の子供にかえっていました。
ちなみに岬と仁の両親は幼い頃に亡くなっていて、2人は離ればなれになってます。
大人になって一度会ったことはありますが、兄の態度は冷たく、岬は兄が嫌いになります。
なのに事故で6歳になった兄を預かることになった岬。

見た目も体も30の男だけど知能もしゃべり方も記憶も6歳になってしまった兄。
初めは泣いてばっかでしたねー
そのたんびに岬が怒鳴ってました。
でも岬の息子・城太郎君が仁のいい遊び相手になってくれてw2人の会話は聞いてて可愛かったですw
しかし6歳になってしまったからといっても体は大人。
性に対することは一切知らない子供は、岬を好きだ好きだといい、ついには体を繋げてしまいます。

最後にはちゃんと記憶も戻ってハッピーエンドです!
しかし記憶が戻ったときと6歳のときの兄のギャップがすごいw
記憶が戻ったときのエチが一番萌えました(*´Д`)
特に兄が岬に「お兄ちゃん」って呼ばせるあたり・・・萌えました!

続きそして書き下ろしの『こどもの瞳2』はそれからの話ですが、城太郎の通う小学校の先生視点の話です。
城太郎も絡んできます。
岬と仁は相変わらずラブラブのようですが、「岬は俺より仁が好きなんだ!」というセリフはちょっと切なくなりましたね。城太郎も寂しかったんだろうなあ(´・ω・`)
そんな城太郎に本気で恋をしてしまった先生ですが、やはり小学生とじゃ無理ですよね・・・
こちらは切ない話でした。

街子マドカさんのイラストも良かったし、兄弟萌えたし、城太郎可愛かったし満足です!

2

“お兄ちゃん”逆転

妻に先立たれ息子と二人暮らしの岬の元へ
記憶喪失になって6歳まで記憶が後退してしまった
絶縁状態の兄の仁がやってくる。

相思相愛とはいえ、近親相姦。
体はオトナだけど心は6歳児。
息子と同じような精神状態の兄とセックスする弟ってどうよ?

不道徳極まりない設定ですがするする読めました。
セックスの描写も挿絵も、嫌悪感なくみれたのは
木原音瀬さんの筆力と街子マドカさんの画力のマジック。

兄のほうは、記憶喪失中につき自分が体のおっきい6歳児と信じて疑わないw
自分が突っ込んでる“お兄ちゃん”が、自分の弟だとはわかってない。
弟は、兄と認識して6歳の心を持った兄に抱かれるわけです。

記憶が戻ったときは
今度は、きちんと兄が“お兄ちゃん”として弟を抱く。
しかも“お兄ちゃん”と呼べって強要w

ずっと“お兄ちゃん”が逆転してたわけですよね。
逆転してたからこそ、弟には見えなかった“お兄ちゃん”の視点がわかったと思うし
兄にも、弟の視点がわかったのではないでしょうか?

父と伯父が愛しあうことになんのてらいもなく受け止める小学生の城太郎に救わ続きれる。
それでも読者は、城太郎の行く末について心配しちゃいます。
そんな一抹の不安は書下ろしで読むことができるのですが
やっぱし、城太郎大変そう・・・。
「こどもの瞳2」と題して城太郎と副担任の男性教師との
淡い恋愛が描かれ、一番多感な時期は、すっぱり抜けてます。
それでも城太郎が強くたくましく育っている様を、ちらっと垣間見れて良かった。

なんでしょうね。
兄と弟ですが、そこに“愛”があれば、それは忌み嫌うものではないんじゃね?
なんかね世間体やタブーを気にして好きなものを我慢したり
好きなのに嫌いとかいうほうが不純で、つまんない気がしてきた今日この頃。
木原先生の作品を読むようになってからは、心の垣根をとっぱらって
そこにある、愛のカタチを素直に受け入れてみることができるようになってきましたよ。







3

これはある意味ショタといえるのだろうか

絶縁状態だった兄が突然目の前に現れた。

はじめは、疎ましく、迷惑そうにしていた岬。
事故で記憶を失い、子供に戻ってしまった仁。
兄×弟ですね。
はじまりから、終わりまでの間にある、岬の気持ちの変動が面白いです。
なんども言いますが、岬は兄が嫌いだったんです。
絶縁状態だったんです。
会いたくも無かったんです。
そんな兄が突然現れた。
幼児化して、岬の名前ばかり呼ぶから連れてきたと。
子供にもどってしまっている仁は岬に好かれようとがんばるんです。
その優しい気持ちにほだされていく~という流れ。
可愛くて、無邪気な子供らしい仕草なんですが、実際をみると、身体は成人した大人なわけで。
岬よりももちろん大きいわけで。
子作りとかww
カワイスギルww
事実、やられてる方は、穏やかな気分でもないでしょうが(苦笑

設定含めて、凄く面白い作品でした。
幼児化した兄に攻められるという、メンタル面でちょっと痛いかも・・・という部分はありますが、最終的に二人がOKならいいのですよ。そう、いいのです。
やっぱり兄弟ものの醍醐味は「お兄ちゃん・・」ですからね!!
続き
ハァハァ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

プラス

街子まどか先生の
挿絵が
すばらしくカオスなので、挿絵のためだけにでも購入の価値ありですぞww

3

うぎゃー

木原小説を読む場合、もう何が来ても驚かない覚悟はできてるつもりだったのに、これは驚きました。
え、まさかまさか…まじでやっちゃうの…ああ、やっぱりか!みたいな。
インモラルのパラダイス銀河です。
でも、主人公の息子の六歳の城太郎くんのおかげで、作品全体の空気感はほのぼのしたムード。
城太郎くんの副担任の先生を主人公にした二作目は、ただただ切ないです。
私はもう、木原作品に何が来ても驚かないと誓います。一生ついてゆきます。

2

子どもってすごく怖くて同じくらい魅力的

子ども返りもので兄弟相姦という、冷静に考えると(考えなくても)すごい倒錯っぷり。
私は本を読むのがとても遅いのですが、この本はそんな私をぐいぐい引っ張ってくれて
気づけば読み耽り夜が明けていましたw

「おにいちゃん」という呼びに弱いのでもうそれだけでたまらないのですが、
とても切なくて可愛くて、くすっと笑えたり泣いてしまったり、良い本でした。
子どもに帰っていた兄と、大人に戻った兄のギャップがすごくて
それがまた切なくてたまらないです。
弟の息子の城太郎くんも嫌味のない元気でかわいい子。
読み終わってほっとしました。

でもその後の番外編…。
これがもう切なすぎて痛かったです。
できれば主人公を止めに入りたい勢いでした。
(「しむらー!うしろうしろ!」みたいな感じで)
読んでいて胸が痛むのに、ページをめくるのを止められない。
もう泣くに泣けない。


近々発売されるドラマCDが気になります。

3

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