たとえ背徳の罠に堕ちても

tatoe haitoku no wana ni ochitemo

たとえ背徳の罠に堕ちても
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
24
評価数
6件
平均
4 / 5
神率
16.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大洋図書
シリーズ
SHYノベルス(シャイノベルス・大洋図書)
発売日
価格
¥860(税抜)  ¥929(税込)
ISBN
9784813011484

あらすじ

「お貴族様のお遊びを俺にも教えてもらおうか」由緒ある伯爵家に生まれ、すべてに恵まれたエドワードはそれゆえに誇り高く、敵とみなした相手にはどこまでも冷淡になれた。そんなエドワードにひとり、どうしても許せない男がいた。義兄アルフレッドのライバル、クライヴ・リンゼイだ。しかし、ある秘密を守るため、エドワードはクライヴに身体を差し出すことになる。耐え難い恥辱。苦しみと引き替えの快楽。クライヴを憎みながらも、エドワードの心は次第に変化していくのだが…。

表題作たとえ背徳の罠に堕ちても

クライヴ・リンゼイ  奨学生
エドワード・フィッツウォルター 伯爵家二男

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

ちょっとCDでも聞いてみたい(そんなものありません)

前々から気になっていたものを読んでみました。
お話は「たとえこの恋が罪であっても」のスピンオフ作。
「たとえ~」の方はCDで聞いててちょっとしたホラーでした(笑)
その後、どうやら続編小説が出ているようなのですが、それは飛ばしてあえてスピンオフで。
というのも、こちらの主人公となるエドワードが気になったからです。

「たとえ~」の段階ではミズキに対していい感情を持っていなくて、悪巧みで陥れるような真似さえしてみせたエドワード。
それもこれもアルフレッドのためなのですが。
今回はアルフレッドの為にエドワードが大変なことになっていきます。
今回の場合は陥れられたのかどうなのかは最後の方で明かされることになるのですが。
アルフレッドのライバルにあたるクライヴ。
そのクライヴに握られた秘密を守るためにその身を差し出すことになるエドワード。
最初は互いに感情などなく、ただ恥辱的な行為でしかなくて。
けれど、エドワードはその中で自分の身が非常に淫らなことを知ってしまい感情とはうらはらな肉体に苛立ちを見せたり。
自分よりもアルフレッドを優先させるがゆえにクライヴとの関係は続き切れなくて。
誰にも言えなくて。
ひどい扱いを受けても口答えするくらいで本気の抵抗はできなくて。
そうして少しずつ擦り切れていくエドワードの神経が痛々しいです。
それでも、感情の面で変化があるまではまだよかったとも言えて。
感情面の揺らぎが生じ、それゆえにクライヴに縋るような言葉を発するも傷つけられることにしかならず。
そんなふうに縋った自分さえも許せなくなってしまうエドワード。
ちゃんと自分の中の感情を認められたならもう少し違った接し方をできるようになったのかもしれないけれど、エドワード1人の力ではそれは難しかったかもしれないなぁとも。
アルフレッドに諭されてようやく自分の感情を認めることができたエドワード。
それでも、それまでにクライヴに傷つけられてきたことにより臆病になってしまうようなところもあって。
最後のクライヴとの部屋でのやりとりのシーンでもどこかハラハラさせられてしまって。
最後の最後までクライヴのせいにしてしまうエドワードがかわいくもあったり。

アルフレッドのライバルとは言いつつ、目の敵にしてたのはエドワードの方で。
そんな男に支配されることになっても、従順になるわけではなく反発心を忘れないエドワードが非常に好きです。
嫌な奴でしかない男を気がつけば恋心を持って見てしまっている自分。
その自分をなかなか受けられない自分。
恋に惑う姿が印象的。
特に印象的なのはやはり笑い出してしまったあのシーンでしょうか。

対立から始まる物語って好きなのでとても楽しく読めました。

そして、読了してから新装版が出ていると気付いて、しまった!と思ったのでした(…)

最後に無理とは思いつつも言ってみます。
「この作品もCD化されないかなぁ~」
ちなみに本編のエドワードは森久保祥太郎さんでした。

1

お兄ちゃんはツンデレでした。

 シリーズ1冊目で、義弟瑞樹に酷い真似をした次男・エドワードと、敬愛する兄と代表を争う同級生の庶民生徒とのお話。

 エドワードは、兄に多分片想いをしてたんだと思うんですよね。…無自覚に。
 でも、その兄が瑞樹を選び、その弟も可愛く見えて来て、立場や認識改めて。
 そんな中で現れた男が、兄のライバル視されてる男で。
 弱みを握られ、身体を好きに弄ばれ。
 そんな関係を続けながら、今まで見えなかったライバルの顔に、心が段々悲鳴を上げだして…。

 とにかく一冊目のエドワードの酷いイメージが、ひっくり返り!
 ああ、ツンデレ女王様で、素直になれない人だったんだと。
 品行方正な兄と真逆の男に反発しながらも、ちゃんと受け止められる心を持ってた。
 すっかり途中から、ツンで可愛い人に見えて来て、後半懲罰を受ける彼のとこに行く辺りはもう、キュンキュン!

 そう思って、一冊目を読み返すと、ちょっと許せる気がしました(笑)

3

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