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エビリティ5作目。
インテリアメーカー“LABO”の社長秘書加賀美がアルベルトへの思いを断ち切るために足を踏み入れた新宿二丁目で出会った、人気ファッションブランド“APACHE”のカリスマデザイナー谷地とのお話し
ワイルドな谷地は加賀美に一目惚れして、これまでの生活(一夜限りの関係)を改めちゃうほど真面目にアタックします。
なのに全く受け入れてもらえないから、可哀想でついつい谷地を応援してしまっていました。
加賀美は本当に素直じゃない(笑)
本作品は谷地と加賀美のジレジレ感を満喫させて頂きました。
大好きなカプです。
加賀美のお話はそんなに多くないだけに、貴重な巻です。
私は谷地の性格は苦手ではあるのですが、加賀美は激萌え受けキャラ様です。
加賀美は仕事ができて真面目でストイックで、それゆえの天然さがあって、アルベルトに片想いするまではノンケであったので、今回男性相手は初めて・・・という設定が、萌えツボなんです。見た目も好きですし、挿絵の表情なんかも凄くドキドキします。
失恋後、自分がゲイなのか確かめたい・・・と、一夜の相手を捜しに二丁目に行くという・・・加賀美自身、意外とある意味大胆で図太い面があるので、やはり谷地ぐらいワイルドで粗野で、優しいようで容赦しない・・・みたいな相手でないと心も体も開いてくれない気もしてきました。
エビリティ ノベルズ5巻
コミックスとノベルズ両方展開してますが重複するお話はないので
交互に読むといいと思います。
コミックス1巻
↓
ノベルズ1巻
↓
ノベルズ2巻
↓
ノベルズ3巻
↓
コミック2巻
↓
ノベルズ4巻
↓
コミック3巻
↓
ノベルズ5巻
この順だといいと思います。
さてさてノベルズ5巻のお話は・・・
実はアルベルトのことが好きだったのねー!?の
アルベルトの秘書の加賀美のお話。
ノベルズ4巻で結ばれたアルベルト×ユキの影で
加賀美は、ひとり恋心を自覚しひっそりと失恋してたのですっ。
ノーマルだと思っていた性癖をたしかめるべく
イブの夜、ひとり2丁目のハッテン場へ足を運ぶ・・・
そこで出会ったのは谷地ですよw
一晩限りのつもりがお互い本気になるわけですよ!
無頼漢を地で行く谷地と
鬼の風紀委員長のような加賀美
正反対のふたりv
もぉー、遊び人で誰にも本気にならない男が
本気を見せるために何ヶ月も禁欲するとかっ!!
ロマンですよね~。
30過ぎた男同士が、身体の関係もあるのに
メル友からお付き合いを再開して
恋人関係を築くわけですよ。
これって、子供っぽいわけじゃなく
大人だからこそ、自制心をコントロールして
わざとこんな風に段階を踏むのがときめきますよーv
でも時々セーブもきかなくて暴走しちゃったりv
谷地と加賀美は、エビリティのメンバーじゃないのですが
ちらりちらりと顔を覗かせてくれるエビリティのメンツ。
久家は、相変わらず益永に夢中とかちょろっとしかでてないのに
駄々漏れですごく楽しかったわv
待っていました、谷地さんの登場を!
2巻あとがきにて、谷地さんが聖夜に恋におちる話があるという文を見てまだかまだかとじれじれしていました。
お相手がまさかの加賀美さんだったとは!
アルベルトの有能な秘書。
アルベルト×東城の裏にあった恋心。
なんだろなぁ。アルベルト×東城を知ってるからこそ、加賀美の切なさがよりリアルというか。
加賀美の気持ちを知ってしまってからアルベルトと東城の話をもう一度思い返すと、本当にきゅうっとなる。
アルベルトが好きだ、と気づいたと同時に失恋。
と、そんな切ない恋心をぶち壊しに現れた谷地さん。
相手には不自由しない、セックスは一回きり。
そんなフリーダムな彼でしたが、加賀美に出会って変わります。
これも王道ですね。遊びほうけていた男が誰かを一途に愛する。
一方加賀美は素直じゃなくて、信じることができなくて、だけど谷地に惹かれていく自分がいて。
誤解にすれ違い、嫉妬とジレる展開があってこその、クライマックス。
谷地の愛は壮大です。
あぁ、わたしはやっぱり年下攻めに弱い。
とくに久家や谷地タイプの年下が好きだ!
和実や加賀美の、ほだされ気味ではあるが強気なところがまたいいです。
加賀美さん、ちゃんとパンツ穿くように躾てくださいね!笑
シリーズ9作目(小説版5作目)
ファッションブランドオーナーでデザイナー 谷地×アルベルトの秘書 加賀美
密かに想っていたアルベルトが東城とのクリスマスデートに出かけた夜、好きだったアルベルトの後ろ姿を見送ってふと寂しさのあまり2丁目へ。
自分が本当に同性を恋愛の対象にする質なのか確認したくもあったのだ。
そこで出会った傲慢で俺様な肉食獣。大嫌いなタイプだと思いながらも無理やりなキスを振りほどいたはずみに壊してしまった時計の修理代代わりに一晩相手をすることに…。
常に冷静で有能な秘書に対するお相手谷内は、嫌味なほどにハイスペックで強引ないやなやつですよ。
自信過剰なフェロモン男です。
自由気ままでいたい、一晩限りのあそびだ、俺に惚れるなとまで言い切るのですから。
けれどなんとも一途に加賀美を追いかけだんだん絆されていく過程が自然でよかった。
誤解や擦れ違いと素直になれない気持ちが二人をなかなかな結びつけてくれないのですが一旦気を許したらもう2度と離れないじゃないでしょうか。
そして、加賀美なら放し飼いの野良犬にちゃんとしつけて太いロープで繋いでおけそうな気がします。