初恋の相手に、再び恋する幸せ。

ランドリーランドリー

ランドリーランドリー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
15
評価数
5件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
シリーズ
アルルノベルス(小説・ワンツーマガジン社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784862961792

あらすじ

憧れの先輩だった上杉と偶然再会したのは雨の日のコインランドリー。吉富の片思いで終えた初恋だったが、臆病だった過去の自分に決別し、勇気を出して声を掛けた。腹が減っているという上杉に、手料理を振舞い、親しい友人のような関係が続くが、突如「お前の寂しさを埋めてやってもいい」と、押し倒されてしまう!! 売りをやっていると誤解され、何度も躰を求められるが、吉富から関係を絶つことは出来なくて……。ゲームディレクター上杉と小説家吉富の淡い恋の行方は!?
(出版社より)

表題作ランドリーランドリー

受様の中学の先輩でゲームディレクター・上杉亮志
ライトノベルズ&恋愛小説の小説家・吉富那智

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レビュー投稿数3

イイ本です

丸ごと1冊、表題作です。
吉富の目線でストーリーは進んでいきます。

吉富(受け)は、コインランドリーの雨宿りで飛び込んできた上杉(攻め)が中学校時代に憧れていた先輩だと気がついて、声をかけます。勇気を出して、寒いなら珈琲を飲まないかと部屋に誘ったのをきっかけに、二人は親しくなります。上杉の色々な面を知り、改めて恋に落ちた吉富でしたが、上杉にとっては便利な友達扱い。それで満足していたはずなのに、ある夜、上杉に「寂しいなら相手にしてやる」と押し倒されて…。

基本的なストーリーは、初恋相手と再会。経験豊富な相手に振り回される。誤解はあったけれど、恋人同士になったというものです。

再会した場所も、誤解をされた場所もコインランドリーというのが新鮮でした。上杉が、自分を誘っていると誤解した過程も、吉富が男を連れ込んだと誤解した過程も、無理がなかったです。上杉が中学校時代を思い出さないのも、ご都合的じゃなくて良かったです。

上杉は自分勝手な男だと誤解させる書きぶりをしておきながら、実はそうじゃない、と後で分かって、上杉の好感度がぐんと上がりました。「腹が減った」と起こしたの続きで、疲労困憊の吉富に食事を作らせるのかと思いきや、ピザが冷めないうちに食べさせようと思ったなんて反則です!初対面の時から可愛いと思っていたとか、ちょっとあんたベタ惚れじゃないですか!

吉富はポジティブではありませんが、卑屈でもなく、ちょっと臆病なくらいで、好感が持てるので、読み進めやすいです。浮気と誤解される、吉富の編集をする高原は、仕事のふりして恋人に会う人間らしい男で、彼の登場で作品に厚みが出てます。彼が言う、定番はワンパターンとは違う、は妙に納得してしまいました。

社会人再会、普通のリーマンでない職業、意外とピュアな恋愛、がお好きな方にお勧めです。

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見ているだけではいられない

今回は中学時代の初恋の相手のゲームディレクターと
恋愛小説からライトノベルズまで書く小説家のお話です。

初恋の人との再会から恋人になるまで。

受様は多岐のジャンルで書いている小説家で
売れっ子では無い故に却って忙しい日々を送っています。

長雨が続く中、
受様は一度原稿に入るとのめり込む性格がたたり
一週間以上も洗濯物を溜め込んでいました。

雨がやむのを待つうちに気づけはもう夜の十時過ぎ。
思い切って向かったコインランドリーで
受様は思いがけない人物と再会します。

受様はもともとあまり人付き合いが得手では無く、
ランドリーでも極力他人と接触しないようにしていたのに、
その人には自分から積極的に声をかけます。

なぜならその人は
同じ中学の先輩で受様の初恋の人だったから。
もちろん、彼こそ今回の攻様になりますね♪

攻様は雨宿りの為に
受様のいたランドリーに飛びこんだらしく
電車に傘を置き忘れたと気づいた時には時遅く、
ダッシュすれば何とかなるかと走ったものの
なんともならず…だったらしいのです。

とりとめのない会話を続き交わして
お気に入りのタオルまで貸した受様ですが、
攻様は特に気にした様子も無く去っていきます。

それでも受様は大満足。
中学の頃は憧れて見ているだけで
精一杯だったのですから。

受様は再びの再会を願いつつ
同じくらいの時間帯にランドリーに行きますが
彼の姿を見る事は叶いません。

再びの時が巡るのは
既に気の早いクリスマス色が漂う頃でした。

再びの邂逅でほのかな初恋が再燃した受様は
後輩である事を告げずに友人関係を望みます。

それが男も許容範囲だった攻様に
身体を欲されたと誤解される事になるのですが…

受様の二度目の恋の行方はいかに?!

中学時代は見ているだけだった初恋の先輩と
偶然再会した事から始める再会モノです。

受様が後輩だった事を隠して友人関係を始めた為に
身体目的で男が欲しいのだと誤解された受様。

誤解を糺さないままに付合いを続けた為に
担当編集者との関係を邪推されてアワヤ破局か?!
となりますが、

当の担当氏の出現で誤解とともに
最初の偽りも解けてなんとかまとまるまで
結構ドキドキな展開でした♪

受様がのんびり系というかおっとり系なので
俺様系で結構強引で突っ走る攻様は合っているのか
ちょっと悩まなくもないですが、
傍で見るより本人同士の気持ちが大事ですからね。
良しとしましょう(笑)

さりげなくラブラブな担当氏で続編希望♪

今回は本作同様
ある誤解から攻様に押し倒される受様で
新上寺しえさんの『狩猟は夜に、君だけを』をおススメ。

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意地悪で強引な先輩にハラハラしました

いやぁ~、受けの吉富くんが気長で落ち着いていて本当よかった。
と思えるほどに先輩の上杉さんは意地悪な人だったのです。
とりあえず、初恋成就物語の部類に入るのかしら?

吉富は中学の時の一年先輩の上杉にあこがれて好きでしたが、ほとんど接触もなく言葉を交わすこともほとんどなく、それっきりでしたが、ある日コインランドリーで見かけ、声をかけたのをきっかけに、先輩が家に来るようになります。
でも、先輩は全く吉富のことなんか覚えてないのです。当たり前ですよね。
中学の時は声が掛けられなかったけど、年月を経れば大丈夫と全く見ず知らずの人を装って、勇気を持って声をかけた吉富。
そのゲイではないとは思ったけど、恋に真剣になれないから遠ざかっていた吉富にとって、決して今度こそ恋を成就させようとか、そんな気持ちはひとつもなくて、ただ前できなかったことをしたかっただけなのですが、、、
実は上杉は男も女もイケる人だったのです。
”お前が誘ってる目をしているから”といって吉富を押し倒す上杉。
”そんなつもりじゃない”と思っても、少し嬉しくて流されてしまう吉富。
そんなあいまいな関係で、全く恋続き人にはなっていないのです。
でも、ある晩見た誤解を生むような状況に上杉が乗り込んできて、ここで上杉の気持ちが判明します。
まったくもって自分勝手で我儘なんですから。
最後の最後まで「好き」とは言わない上杉にヤキモキしたことは言うまでもありません。

あまりに不遜な上杉に、吉富がかわいそうにさえ思いましたが、彼はそれでいいようです。
まったくどこまで人がいいんだか、、、
吉富が男性とは初体験というのを聞いて、妙に興奮して喜んで初物を嬉しがっている上杉が、スケベオヤジに見えてきました。
人それぞれの恋愛模様ですから、読者の自分は口を出さないことにしましょう。。。

後書きで作者も書いてますが、担当編集の高原さん、あなたの恋人が気になりますよ!!

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