ゼロの獣

zero noo kemono

ゼロの獣
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×28
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
43
評価数
12件
平均
3.7 / 5
神率
8.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784796401005

あらすじ

捜査一課の鬼と恐れられている刑事の朝海は、4年前、親友だった同僚を事件で亡くした。失ってから気づいた親友への想い—以来、哀しみと後悔を胸に仕事に没頭する日々。そんな折、天才的な能力を持つ鑑識・飛高に出会い、朝海は息を呑む。彼の面差しが親友に酷似していたからだ。それどころか、飛高にある秘密を握られた朝海は、脅されるように躰を許すことになる。一方、二人が現場を共にする事件を辿るうち、親友の死に警察内の陰謀が絡んでいる疑惑が浮上し…!?天才的鑑識×毒舌敏腕刑事、疵を負う男たちのあやうい駆け引き。
(出版社より)

表題作ゼロの獣

警視庁刑事部鑑識課・飛高征彦(25)
警視庁捜査一課・朝海理史(31)

その他の収録作品

  • 【カバー下】愛に呼ばれた獣

評価・レビューする

レビュー投稿数2

カバー下SSに(・∀・)ニヤニヤ

余りに好きそうな設定過ぎてもったいなくて読めなかった本の1つです。

受けは【一課の鬼、鬼畜刑事】と徒名され、ペアで組む所轄の刑事に必要以上に怖がられるような人物。
対する攻めは【FBIで鑑識の天才、死体のプロ】と言われていたぐらいの優秀な人物。

二人とも過去にトラウマがあります。
朝海は親友を亡くした事件のこと。
飛高は戦争で両親と妹を目の前で亡くしてから、精神的後遺症(PTSD)で他者との関係が上手く計れない・世界がモノトーンになっています。(当時10歳未満)
でもそんな飛高の白黒の世界に再び感情を目覚めさせたのは…親友をなくして荒れていた頃の朝海だったんですよね。
朝海さん、全く覚えていませんでしたがw

飛高の脅しから始まった2人の関係が、事件の進展とともに段々と変化していきます( ´∀`)bグッ!

最初は無機質な機械・気まぐれな猫系の獣…って印象だった飛高なんですが、一途なんですよねー。
「喜代原さん(朝海の親友)の身代わりでも良い」とか…切ないんですが…!
どんだけ朝海のこと好きなんですかー!!!
ってか「朝海主任ピンサロよろめき疑惑」続きの飛高の問い詰めっぷりにわろたwww
「待ってください、大切な話が。」ってあるから事件の話かなー?って思ったら「主任……私がいるのにどうして爆乳によろめいたりするんですか」…www
うん、なんというか…ヤンデレ執着変態思考気味な感じの攻めです←
カバー下のSS最高です!
口汚い言葉で罵られるとゾクゾクするそうですwww
(親友には絶対に吐かないような言動だからなんでしょうけど)

朝海はー…あれですね。
多分、刑事としての能力が活かされるのは冒頭の取り調べの時なんでしょうね。
きっとそうだ、うん。
本編読んでいる限りでは「鬼畜」って感じはあまりしませんでした。


朝海兄と親友の話も気になるけど…確実に死ENDだから読みたいようで読みたくないような複雑な気分。
商業化はやっぱ難しいのかな?


あとどうでも良いのですが、終盤で救急車で手術室に搬送されてから酸素マスクを付けたという描写があるんですが…救急車の中にも酸素マスクありますよ?
私、付けられたことあるらしい(母談)のでw
そこがちょっと読んでて「ん?」となりました。

0

カバー下まで必見です!!

いやー、萌えましたv
好きなタイプのお話。

4年前の事件で同僚の喜代原を亡くした朝海。
その死が暴力団と関係しヤク中だったこともあって裏切られたような気分に陥っていた。
そんな中、新たな事件で訪れた現場で的確な鑑識による分析をしたのが飛高で。
死んだはずの喜代原に似ている飛高。
飛高は以前、朝海に襲われたことがあり、喜代原の代わりでも構わないと言い出して…。

喜代原を亡くしたことで自分の気持ちに気付き、そして自分の初動捜査のミスで失ったような気がして自責の念が消せない朝海。
それからはその自責の分だけ鬼のように働いて。
飛高の出現で朝海の世界は少しずつ変わり始める。
飛高は以前の出来事を盾に、そして朝海が喜代原に抱いていた感情を盾に、自分の衝動を押しつけて。
それは過去のことの復讐でもあったようで、それ以上に抱き続けていた感情によるものでもあって。
身代わりでもいいからという飛高の言葉もあり、肌を合わせるだけならいいかとその関係を許容していく朝海。
しかし、自分の気持ちをストレートに告げてくる飛高に気が付けばどんどん惹かれていくような気持ちもあって。
続き

まず、スタートは脅迫のような関係であったのに、そこから身体だけにしてもその関係を心地良いものとしていて。
しかも、それは決して喜代原の代わりとしてではなく。
朝海が必要としているのは飛高であって。
言葉は優しくないし、最後の最後まで自分の心情をはっきり口にすることはなかったけれど。
大切に想い、亡くしたくないと思い。
そういう朝海の無器用な生き方というか強がりというか、そんなところも非常に好きです。
そして、飛高。
彼は昔に朝海から強烈な印象を植え付けられて。
そこから複雑な思いを抱きつつも、やがてそれは強く想う気持ちになって。
やり方はちょっとヤンデレ気味ではあったけれども、どこか素直ともとれる感情表現は好きです。
「身代わりでもいい」と思うところもどこかせつなくて好き。

そして。
コミックではカバー下のスペース使ってるものっていくつもありますが、小説では初めて遭遇しました。
しかも、この話が短いのにいろいろ集約されてて、本編の謎?を氷解させる部分もあって実に幸せな気分にもなれたりするというか。
まず、本編で最後ははっきりと語られることなく、それでいて何らかの深い関係を匂わせていた喜代原と朝海の兄である警視正。
この朝海兄と出会った時のことを飛高が回想してたりするのですが。
朝海兄と喜代原はやはり恋人だったようです。
そして、互いを互いの想い人の代わりにしようとした朝海兄と飛高。
けれど、決して身代わりは本物に敵わないことを知った飛高。
そんな飛高が本編では「身代わりでいい」とどんな気持ちで言ってたんだろうと考えると報われなくていいと思ってたんだろうか。
それが、朝海にとって飛高が本物だと言われて本当に嬉しかっただろうなぁ。

華藤さんのブログを見ると今のところスピンオフの予定はないそうなのですが。
是非、朝海兄の話が読んでみたいです。
朝海兄と喜代原の物語となると最後は悲恋ということになってしまうのでしょうが…。

1

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