ボタンを押すと即立ち読みできます!
可愛いアレク、おまえはわたしだけのものだ・・・
シリーズものですが、この巻のみ古本屋にあり購入しました。
前半は受けのアレク目線、後半は攻めのレナードの目線です。
前半ではレナードと恋人になる過程がアレク目線で語られます。
アレクとレナードの甘々な雰囲気がいいです。
後半は一転してレナード目線でレナードがアレクに向ける歪んだ執着愛が描写されます。アレク視点とは違って暗い雰囲気です。
アレクを自分だけのものにしたいレナードの心情とそれから起こる行動に萌えます!
受けの知らないところで策略をめぐらす腹黒攻めが好きな人や、執着愛が好きな人は満足できる内容です。
腹黒・執着・ヤンデレ、そしてあふれるほどの蜜で溺れさせていくようなやり方。どこをとっても好みでした~♪
門地かおりさんの病んでる系が好きならぜひお勧めしたい逸品。
レビューを読んで、好みっぽい予感にシリーズ2・3作目をすっ飛ばして読んでしまいました。大まかな流れはレビューで入っていたし、友人たちも登場はするのですが、ほとんどはレナードとの甘々で埋められているので、まったくシリーズを知らなくてもあまり問題はないかと。
お話はというと、大事に育ててきたアレクを完全に手に入れるまであと一歩、というところの仕上げまでのアレコレです。2か月近い夏休み中ずっと、レナードにとろとろに甘やかされるアレクのぽよぽよがかわいいし、アクセントとしてのレナードの黒さが程よく楽しめました。
こういう攻めの愛し方はツボなので、ぜひ続きを書いてほしい!この二人のデレデレした様子だったらいつまでも読んでいられそうな自分が怖いです。
たとえシリーズ、でも私は密かにいじめっ子シリーズと読んでいるこの作品。
文庫化再販が続いた中で、この作品だけがサイトにupされていたものだそうです。
4作目の新作は1.2作の瑞樹のお友達であるアレクが受け主人公。
シリーズの中でもっとも苛められるのがある意味似合うキャラの気がします。
一族で唯一出来も悪くてぱっとしないアレク、脇キャラで出ていた時もまるまる
いじめられっ子でパシリ系だと思っていたのですが、両親や兄弟挙句使用人にまで
見下されているアレクですが、唯一アレクが慕っているのが従兄弟の攻めになる
ラングストン伯爵レナードで、学校で苛められてはレナードに話慰められる。
しかしそんなアレクも瑞樹と友人になったことで水樹の兄弟たちとも交流が出来て
レナードに報告して一緒に喜び甘え倒し甘やかされる。
でもここにアレクが思ってもみなかったレナードの怖すぎる程甘い執着が
渦巻いているのです。
翌日からアレクは両親に蔑まれ悲しみを抱えて一人になれる場所へ行くのですが、
そこにアレクを探してレナードがやってくる。
その日から徐々にアレクに快感を覚えさせていくレナード。
それもかなりこずるい感じでこんなことはダメだといけないことだと怯えるアレクに、
触らせてくれないともう、会えないみたいな甘い脅迫。
アレクにとっては唯一の理解者で心の支えなのですから、断れる訳が無い。
生まれた時からの刷り込みみたいに、アレクにはレナードだけと言う閉鎖感。
無垢な身体と心をみだらに開かさられ雁字搦めに絡め取られるヤンデレです。
それでもある意味ここまで甘やかされて愛されて執着されれば幸せかもと
思えなくもないです、でもレナード以外誰ひとり好きになれないし
好きになってもらえない究極の執着愛ですけどね。
狭量もここまでくればあっぱれで、生まれた時から自分ひとりのものにする為に
手間暇を惜しまない執着は狂愛でもあるけれど、以外にこの手のヤンデレは萌えます。
シリーズの中では1番好みだった気がします。
一連の「たとえ」シリーズで、主人公はパブリックスクールでミズキと同室になった、ミズキ以前に苛められっ子で後ミズキと友達になるアレクが主人公。
B’s gardenのサイトにUPされていた番外編を加筆修正して一冊にしたものです。
アレクは侯爵家の末っ子でみそっかす、見た目も赤毛のそばかすに分厚い眼鏡。
成績も中の下で運動も今一つ、出来のよい二人の兄と比べても全てが劣ると、両親・兄達、果ては使用人にまで酷い扱いをうけ、家には身の置き所のない少年。
そんな彼を唯一慰め愛してくれる存在が従兄のレナードです。
サイトの話しでは夏休みの休暇でマナーハウスに帰宅した際、レナードに性的に求められ彼に嫌われたくないと彼の求めるままに体を開き、レナードがついに身も心もアレクを手中に収めるという、実は両親家族に疎まれるのも全てレナードが・・・というレナードの腹黒さと歪んだ激しい執着が裏に見える話だったので、加筆修正ということで、どんな展開が付けたされるのか期待したのですが。。。
実のところ、それらの描写をふくらませてより詳しい描写にしただけで、波瀾、と言った目新しい展開はありませんでした。
同時収録の『たとえ偽りの運命であってもⅡ』が新しい話になります。
これは本編夏休み終了後、スクールに戻ってからの様子で、アレクの友人に嫉妬しさらに自分への依存を深くし、もう自分以外アレクが心を開かないようにと刷り込みを更にする、黒い話です。
レナードは幼い頃両親を失い、叔父であるアレクの両親の元で育ったのですがその時生まれたのがアレク。
家族を失った喪失感を抱えていた時に現れた赤ん坊の自分にだけ向ける笑顔と懐きに、すでにその頃から自分だけのものにしたいと考え実に容易周到にその策を練ったと語られます。
ただ、そういったエピソードはそういうことがあったという過去形のみで具体的にあるわけではないので、そうしたシーンがあったらレナードの黒さが際立ったかもな?と思わなくもないです。
しかし、現在形においても実に巧なのです。
夏休みミズキから電話がかかってくるのを、生まれが賤しいから付き合うなと父親に止められ部屋に監禁されたアレクがレナードの元に逃げ込み、レナードは彼をなぐさめるのですが、その後一緒に行ったロンドンの家ではある意味性的に支配して軟禁状態のようなもの。
そしてミズキへ電話しているところを見つけ電話線を引きぬいてしまう。
友人に嫉妬したというわけです。
「Ⅱ」でも、勉強を教わるなど仲間達と親しくしている話を聞いて、嫉妬を見せながら、つきあってもいいと言う。
アレクはレナードの心が第一優先ですから、自分は一人ぼっちで友達を失ってもレナードの愛をなくしたくないと、、
もうレナードの思うツボなのです!
やんわりと毛布で包むように窒息させていくような「優しく殺して」みたいなw
アレクが主人公でありながら影の主役はレナード。
滅茶歪んでます。
エッチシーンがすごく多いです。そして濃厚。
イラストは前作シリーズは古いものだったので結構はじけたものがあったりしましたが、今回は若干控え目かも。
サイトで読んだ時はすごくレナードの腹黒さに、そしてアレクの”レオナールのにんじんBL版”みたいな境遇にドキワクしたので、少し期待が過ぎたかもです。
しかし初読みの人にはどうでしょうか?
最初の印象を尊重してこの評価を残します。
シリーズ全体的にエロエロで思考が病んでる作品。
今回とくに、攻め様の腹黒いというか愛がここまでいくとすごい事になるんだと……
攻め様の受けを自分だけのものにしたいという執着が凄かったです
最初は、受け様の可愛素すぎる環境に気をもんで、
後半は、攻め様とのエロエロw
読みお終わったらため息でちゃいます(;^ω^)
後味が、いい意味で悪い作品ですがw
この悪いという感じがたまりません! 次回作!早く!!気になりますね。