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表題作狐狼の褥

九重慧士,書店を経営する幼なじみ
中原篤郎,清掃バイトのフリーター

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

十年前、酷い態度をとったことを幼なじみの九重慧士に謝りたくて、同窓会を機に地元へ戻ったフリーターの中原篤郎。許す条件として慧士から出されたのは彼の経営する書店でバイトすること。慧士に見つめられるとなぜか嫌とは言えず、店に通ううちに篤郎は彼の性に対する奔放さを知る。経験がなく反応に困る篤郎に慧士は不敵な笑みを浮かべ愛撫を仕掛けてくる。篤郎は抵抗するが慧士の目が金色に輝いた途端、体が動かせなくなり――。

作品情報

作品名
狐狼の褥
著者
本庄咲貴 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
ISBN
9784778116897
3.1

(6)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
19
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

こ、ここで終わり?

まさに読み終わったとき、「ここで終わり!?」と思いました…
いや、ちゃんとハッピーエンドなんだけど、なんか続きそうな書き方でもある。
でも本庄先生の書かれるあとがきでは、続きやスピンオフはまだ決まっていないような感じで…?
構想はあるって感じかな?なら楽しみに待っていようと思います。
というのも、人狼の設定がかなり作りこまれてるようなのですが、全部出し切っていないんだろうな~と思ったので。

秘密を抱えた慧士(攻)とフリーター篤郎(受)のお話。

さて。耳です。しっぽです。
Hシーンにはもれなく耳がついてきます。
亜樹良先生のケモ耳で萌え倍増です。でもしっぽはあまり見えなかった…
攻め側に耳やしっぽがあるというのは、個人的に萌え度アップ。
でもモフモフを期待すると肩透かしかもしれません。
モフモフしたのはほんとに終盤です。それまでは興奮したとき(=ほとんどHのとき)に生えるもの、くらいの認識でよろしいかと。

ビター8:スウィート2くらいの割合のお話です。
Hシーンは結構ありますが、甘いものじゃないんですね。それは慧士側の事情によるものなんですが…しかも篤郎もその扱いに甘んじちゃってるし。
私が続きを期待するのはこのせいかも。甘いふたりがもっと見たい!というね…

少し変わった人狼設定をお探しのかたにおススメします。
地雷になりそうなのは、攻めが受け以外の人とするシーンがある、攻めが受けを甚振っているように見えるシーンが多々ある、といったところでしょうか。
いやほんと、続きでもスピンオフでもいいから、この世界観の完結したところを読みたいです。

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