2014 Winter

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2014 Winter
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
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  • 萌0
  • 中立0
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レビュー数
1
得点
9
評価数
2件
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
小説(同人)
サークル
MICHI HOUSE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル(ジャンル)
発売日
価格
ISBN
ページ数
8ページ
版型
A5

あらすじ

2014冬コミ、無料配布本。
「ステノグラフィカ」番外編。
選挙もようやく終わったある日の夜……
「たたかいすんでひがくれて」。

表題作2014 Winter

西口諫生、明光新聞社政治部記者、46歳、
名波碧、国会速記者、28歳

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レビュー投稿数1

暖かな短編

『ステノグラフィカ』番外編
タイトルは『たたかいすんでひがくれて』

選挙があると、ああ、西口忙しいだろうなぁ、と
病気が過ぎて現実にすっかり混ぜ込んじゃってる自分に苦笑する。
(ちなみに某新聞の醜聞を聞くたび、彼らを思って心が痛む私……)
この年末(2014年)も、解散総選挙だったが、
さて、ようやくそれも終わり、新内閣発足まで終わったある日の夜。

久しぶりに年下の恋人とゆっくり過ごす晩餐に
西口がリクエストしたメニューは、なんともB級で
でも「もったいない」の日本の美徳を体現するかのような
碧の手料理。
刻んだたくあんを炒めたものやら、変わりきつねラーメン、
うまいうまいと食べながらいつしか母親の話になり……
別れた嫁の話になり……。

選挙のたびに思わずにはいられない、諸行無常。
いい歳してこんな若い恋人を得て幸せである自分を
いいのだろうか?と思いながら、でも決して譲れないと思う時、
溶けない葛藤をしゃぶって遊んでいるだけだって知っているけれど。

「葛藤に答えが出ないんなら、いっそ僕の実家に来てください」

控えめに見えて実は続き強い碧のこのセリフが、
まっすぐに西口を見つめ、
どこをとっても自分のためじゃあないところが、胸に響く。

戦い済んで、恋人のもとで安らぐ西口……。
ひらがなでかかれたタイトルどおりの、優しい夜が更けていきます。

2

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