俺の手でも 何か手伝うことができるかな…?

CANIS-Dear Hatter-#1

CANIS-Dear Hatter-#1

CANIS-Dear Hatter-#1
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神35
  • 萌×214
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
240
評価数
54件
平均
4.5 / 5
神率
64.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
茜新社
シリーズ
EDGE COMIX(エッジコミックス・茜新社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784863495128

あらすじ

雨の日に拾った謎だらけの男・リョウと
歪ながらも一緒に暮らしはじめた帽子屋の沓名。
美形で優秀な売り子のおかげで忙しく過ごしていたある日、
沓名のもとにファッションショーの話が舞い込んでくる。
降って湧いたかのようなニューヨーク行きの話に戸惑うも、
トラウマを払拭するために、沓名は出場を決意することに。
しかし、旅先のニューヨークで、
かつてマフィア時代に交流のあった人物がリョウに接触してきて……。

表題作CANIS-Dear Hatter-#1

その他の収録作品

  • Backstage

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レビュー投稿数5

いつかいなくなる君

いきなり何ですが、初めてB男くんのキャラが立った気がします(笑)あれ?この子、もっと地味で無口系じゃなかったっけ?

それはさておき、ファッションウィークに参加するために、NYに行く事に。
平和で順調そうなんですが、NYってだけでリョウ方面には不穏な展開のような。予告もあんなだったし。
その割にはリョウはNY行きを嫌がっていないし、どちらかというと沓名さんの乗り越えなければいけない壁の話メインかも。
業界は違えど自分も物を作る仕事をしているので、もし世間的に評価された物が自分の思う物だなかった場合、ライバルなどの他人でなく評価された自分の実績が壁になってしまうんですよね。
でも沓名さんの周りにはちゃんといい人が集まっているから、それが実力や人柄に対する正当な評価なんじゃないですかね。運も実力のうちですとも。
キャラでは何故か英子ちゃんが一番好きですが、彼女は相当に口うるさく騒がしいですけれども、鬱陶しい女子キャラじゃないのは沓名さんの腕に惚れ込んでるのが分かるからでしょうかね。よくBLに出てくる、ただうるさいだけのわがままな女子は苦手なので。
ちゃんと働いてる子で、頼も続きしいです。あと男の趣味もいいですよね!(笑)

ショーも無事終え、何もかもが順風満帆に見えたのに、NYに残ると云い出すリョウ。
こういう展開は最初から想定できたんですが、やはり悲しいなあ。

巻末のショップデータたまらないですね!
本当にあったら行ってみたいなあ。

4

色々な境目

恐らく前巻以上にこの巻の展開は評価及び
好き嫌いが分かれると思います。
少なくとも肉弾戦ありきのBLを基本路線に
考える方にとってはこの作品の在り様は
「あり得ない」と断ずべきものかと愚考します。
ただ、精神的な色香を匂わせる手法として
捉えるなら評者は充分有りだと考えますけどね。

それにしても難しい作品です。
実は前巻を読まずともこの巻だけである程度
物語は成立してしまうのです。
ラストピースをお預けにされておりますので。
もしかしたら最後の最後までラストピースは
お預けのままかも知れません。
もしそうなってしまったとしてもそれはそれで
良いのかなと納得するかしないかは、読み手
それぞれの立ち位置によろうかと。
もしかしたらこの物語自体が壮大なパズルの
一片かも知れませんし。

4

魅力的な絵、暖かな人間模様

スタイリッシュな絵と新鮮な雰囲気ですっかり魅了された前巻。
続くこの巻は、お洒落さに拍車がかかりながらも
それだけではない、人を描く物語としての魅力に溢れていた。


帽子屋として成功しているように見えるサトルだが
彼には彼のクリエーターとしての傷と悩みがある。
それらに折り合いをつけて、新たな一歩を踏み出すサトル。

ショーの場面の切れ味よく華やかな魅力、
久しぶりに訪れた故郷での祖母との一コマの暖かさ、
ひたすら漢字を練習するリョウの可愛さ、
スタッフの優しさや共に夢を追う高揚感……
そして見え隠れするダークな世界。

二人の距離が今までになく近づいた時に
リョウもまた踏み出そうとする。
どこに向かって……?


エロはない……
というよりBLとしてもうっすーいんだけれど、
ふとした場面の色気もあるし、次への期待を含めて満足感もある。
と、これはチョコッと雑誌で二人のイチャイチャを見ちゃったせいか?

引き続き来月はDear Hatter-#2が発売予定。
1巻の表紙は二人、今回はサトル、
となれば次巻はリョウか?!
再び願わ続きくば二人を、今度は向かい合った二人を期待!


評価は萌×2と迷いつつ、満足度と2ヶ月連続刊行加点で神。

4

ラブは?

うー、めちゃめちゃこの絵が好きなんだが、
迷いのないシャープなラインといい、背景の空白のバランスといい、
すっっっごく かっこいい

物作りと、仕事。
自分自身を自分で乗り越える葛藤。
ストーリーも、非BLの大人のお仕事マンガとしてなら、文句なくいいんだけど、
でも、ラブは?

私としては、エロ至上、エロエロ必須主義じゃないので、エロがないのはそれほど問題じゃない(むしろ、ラブのないエロだったらいらないって位で)
一応、二人の間には、第三者から見れば、それはもう恋愛でしょうって雰囲気がない訳じゃない程度の描写はされているし、実際押し倒しかけたりもしてるけど、サトルの恋愛回路は頑なに閉じちゃっているし、リョウもちゃんと過去と決着を付けない限りは絶対サトルの元へ戻らなそうだし、

この物語がBLとしてどう決着するかは、続巻を待つしかないのね。

というわけで、BLとしての萌は続巻に期待して、今回は神にしないで萌×2

6

自分らしく

1巻が出たのが13年。
2年空いたことにはなりますが、今月来月の連続刊行によって焦らされることなくこのHatterの章を完結して見られるということは嬉しい限りです。

飼い主に見放され、日本で死ぬつもりが思うようにならず、
帽子デザイナーの聡に拾われ、彼の店を手伝いながら居候することになったリョウ。
Rainの巻では聡がリョウに対して一目ぼれ?な感情を覚えつつもそれを打ち消して、恋愛モードへの移行は全く見られることはなかったのですが、
このHatterにおいて、それは動き出します。

聡がN.Yのショーに出ることになったこと。
このHatter#1では聡が感じていた才能と作品に対するジレンマとトラウマを抜け出すことができる羽ばたきが一つメインの軸だとは思うのですが、
その過程において聡とリョウの関係や気持ちが浮き出していくのが見えてきます。
余り過去の事を話すのは好きじゃないけど、リョウが聞いたから話たくなったから話した、トラウマの事。
聡はリョウに聞きたい事があって聞くと、多分話してはくれると思っているが、だけどそこまで踏み込んでいいのかと、中途半端をしていい続きのかと、半ば怖がっているように見える。
リョウは、聡をじっと見ている。よく観察している。
まるでおあずけさせられている犬のように、でももの欲し気にはしないで聞き分けのよい陽気な犬を装って。
彼の中にもまた言葉にしない葛藤がある。

土壇場で、トリを務めるはずのモデルが事故で出演できなくなり、代わりを務めることになったリョウに聡がかける言葉
「自分らしく歩いてくれ」
これがリョウにとっても聡にとっても大事なことだったのでしょう。
ショーは無事成功に終わり、その後のプロモーション活動に暫く二人でN.Yに残る事になったとき、リョウは昔の仲間と偶然出会い、
自分が忠誠を尽くしていた飼い主が生きていることを知る。
そして・・・

この巻が聡の決着であるなら、次月の巻はリョウの決着です。
それぞれが、踏み出す為に必要な事。
クリアしていかないとですね!たとえその道が容易でなくとも。

何か言いたげにじっと聡を見つめるリョウの瞳
触りたいのに触れない苦しく切なげなリョウの瞳
彼の目が語っていました。
魅せる絵ももちろんですが、物語構成がうまいというか自分の感性にぴたりと当てはまる!
さて、ラブも見えてきましたし来月が待ち遠しいですね☆

7

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