おまけ漫画付きRenta!限定版
引き込まれるお話で、どんどん読んでしまいました。とても面白かったです!
攻めの奏真は転校生で、前の学校でゲイだということがバレて友達だった人たちから気持ち悪いものを見るような目で見られトラウマになってしまい…
受けの隼人は過去に男友達に告白をされ、それをクラスのみんなが居るなかで言ってしまい、その相手を追い詰めてしまい……
仲良くなっていき特別な好意を奏真は隼人に抱いていくのですが、隼人は罪悪感や奏真を苦しめてた側の人間であったことへの後ろめたさに苦しみます……!
また、自分に優しく接してくれた隼人に奏真は惹かれていき、その気持ちを抑えきれず過去への恐怖もあいまって隼人に襲いかかるシーンがあるのですが、そのシーンがエロくて良かったです…!!
それぞれの気持ちが上手く描かれていて読み応えのある1冊でした!
最後に重要な人物が出てくるのですが、彼との今後の展開が気になります…!!2巻は2016年に出るらしいです…うぅ、早く読みたい……!!!!
突き抜けるような青空と白いフェンスのコントラストがまぶたの裏にまざまざと浮かび上がります。癖になる生々しさです。
前にいた高校でゲイだとバレたトラウマで、周囲から距離を取る奏真。
過去、男からの告白を無下にしたことで友人を失った隼人。
そんな二人の克服物語です。
誰にも心を開かなかった奏真が隼人にだけ心を許し懐いてくる姿が大変可愛らしく、しかし同時に”危うさ”が隣り合わせにある。
仄暗い空気を感じさせつつも、何気ない日常や、爽やかで明け透けな高校生の笑顔も描写され、非常にリアリティがあります。その分、二人の痛みや高揚がダイレクトに胸に突き刺さってきます。
特に花火のシーンが印象的。
外で花火が上がる中、二人きりの暗闇の中で爆発する奏真の衝動、拒めない隼人。二人の切羽詰まった必死な表情に震えました。
奏真に求められて拒めないのは、過去の償いの代替としているからか、それ以上のものが芽生えているのか……。
他のクラスメイトたちに心を開くようになった奏真に、隼人が気づいた寂しさの正体は……。
二人がどうなるのか、目が離せません…!
ひなこ先生のこういうちょっと癖のある?上手く言えないのですが訳あり系と言いますか、、、シンプルな爽やかな話ではなく、ちょっと歪んだ屈折のある…そんなひなこ先生の描くストーリー=世界観が私は好きなのでこれは期待大ですね‼︎
1巻では主人公の触れたくない過去を知る人物に再会し、バレてしまう!?知られたくない…さぁどうなる??っというようなこれからが本題といった場面で終わってしまっているので続きが物凄く気になりますね〜
2巻が出たので再読。
昔、男に好きだと告白されたことがある。
それを冗談にしたくて発した自分の言葉で
思ってもいない展開をうんだ。
追い込んだ自分をずっと責めていた。
そんな最中に出会ったのは、過去の贖罪によく似た過去を持つ男。
二度と後悔を繰り返さないように。。。
拒めない気持ちと、相手からの気持ち。
触れられ、キスをされても。
そんな関係がすごくもどかしい。
贖罪の気持ちはある、でもやっぱり「男と」なんて
そう思っていた隼人が少しずつ変化していく様子もまた見どころ。
花火の日のベロチューがなんともエロくて好きだ(*´Д`*)
いい関係。そんな二人になってきたさなかに
まさかの再会!?で終了。
もどかしすぎる
表紙に惹かれて購入しました。ひなこ先生は雑誌の読み切りなどは読んだことがありますが、コミックスは初めてです。
すごくすごくよかったです!自分が同じ年の頃には感じなかったけど、振り返ってみれば中学高校の頃ってやっぱり特別で、この表紙みたいに青くて透明で綺麗で、そして危うかった。
中学の時に友達を傷つけた過去を持つ隼人。隼人のしたことはいけないことだったけど、中学生ぐらいの時って、こういうことをしてしまうことがある。相手をそこまで傷つけるなんて想像も出来なくて、軽い気持ちで言ってしまうんだ。後悔して後悔して、優しく在ろうとする隼人が痛々しい。そんな隼人と、前の学校で同性が好きだとばれて転校してきた奏真。同じ思いはしたくないと誰とも関わらず一人でいる。そんな奏真が放っておけない隼人。こんな風に優しくされて、どんどん入ってこられたら、好きになっちゃうよ!奏真が隼人を好きになる気持ちがわかりすぎて切ない。同じ過ちを犯したくない隼人は、自分の出来る精一杯で奏真に寄り添おうとするけれど、・・・。
2人ともとてもいい子で、もう傷ついてほしくない。2巻を読むのが怖い。だけどそれまでにきっと何度も読み返してしまうんだろうな。花火を見るたびに思い出してしまいそうだ。