Dear, My GOD

Dear, My GOD

Dear, My GOD
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神49
  • 萌×222
  • 萌11
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

219

レビュー数
10
得点
367
評価数
85件
平均
4.4 / 5
神率
57.6%
著者
 
媒体
コミック
出版社
祥伝社
シリーズ
onBLUE comics(オンブルーコミックス・祥伝社)
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396783730

あらすじ

カルト宗教に心酔している若者・リブを救おうと
教団に乗り込んだ神父のロースだったが
逆に捕われ、監禁されてしまう。
「つがいになれば、2人とも救われる」
そう盲信したリブは、ロースにドラッグを飲ませ
朦朧とする彼をむりやり犯すのであった。
教えを一途に信じるリブが不憫になり、
ロースは甘んじてその関係を受け入れるが…。
(裏表紙より)

表題作Dear, My GOD

リブ
ロース司祭

同時収録作品はなばなし

評価・レビューする

レビュー投稿数10

盲目的恋愛の素晴らしいコマ割りの面白い漫画

朝田先生の話は普通に面白い漫画として読めます、毎度BL読んでるってより映画を観てるようなきがしますね。

0

味わい深い

収録されている2作品とも、朝田さんの世界観がしっかり発揮されていました。
どちらもキャラが魅力的だし設定もユニークで、まだまだもっと続きを読みたい〜!と思わせる面白さでした。
とはいえ、もちろんお話はきちんとしっかりまとまっていて密度高いです。笑

表題作の『Dear, MY GOD』が特にツボでした。
まず私、朝田さんの絵がとても好きなんですけど、外国の舞台設定のこの話の雰囲気にすごくぴったりだと思いました。
攻めのリブのビジュアルは歯っ欠けで目の下にクマもあるのに、とにかく可愛い!
ある意味純粋すぎる姿に胸打たれます。
ロース神父は、背も高くてしっかり男の人って感じの見た目がとても好みなんですが、それなのに受けなのが最高にキュンとしました…笑
えっちなシーンは少なめというか露骨な表現はあまりありませんが、2人のふとした表情とかがえろい。
あと、頬へのキスで最中のキスを思い出すロース神父がよかったです。笑
リブがタトゥーを彫ってもいいかと尋ねたときは一瞬ぞくっとしてしまいましたが、その後きちんと人として関係を結べている様子が見えてほっとしました。
愛し方・愛さ続きれ方が分からなかったリブが、ロース神父の愛によって人として再生していくのが心に沁みます。

面白いだけに、もっと続きが読みたくなってしまいますね。

0

独特な世界観

朝田ねむいさんの作品は、甘めのいわゆる少女漫画風BLとは少し違った感じの作風です。
カルトに心酔しているリブを見捨てず、救おうとしたロースの優しさに心うたれます。独特の雰囲気なので、好みが分かれるかもですね。
さて、私が気になったのは「はなばなし」の方です。
酔って持って帰ってしまった鉢植えの花が突然しゃべりだす、というこれまた変わった設定です。こちらに登場するカップル?はまだ発展してはいないので、続きがきになる。

0

狂犬で駄犬で子犬のような攻め

体格下克上が好きなので、神父受けと聞いて購入しました。
攻めのリブが本当に可愛くて可愛くて……っ。
ジャンキーらしい粗暴さも有りつつ精神的な幼さの目立つリブが、喜んだり驚いたりする様がどんどん愛しくなります。
受けのロースが、どんどん慈愛の目を向けるようになっていくのも納得です。
可愛い攻めがお好きな方で、表紙にグッときたのであれば間違いないと思います。

魂の救済かと言われると、個人的には首を傾げます。
沢山の人の感想を読みましたが、救済としている人も居れば、本当に救われるのはこれからだとする人も居るし、ぞっとしたという人も居ます。
けれど、総じて読後感は良かったと口にしています。
淡々と洋画のように物語が進み、静かに着地した場所でほっと息を吐いて、読後感に浸りながら、さて結局どういった話だったのか自分なりに考える。
そういう楽しみ方が出来るBL作品は、まだ余り多くはないと思います。
噛み締めるほどに見方の変わるお話です。是非、自分なりに「これはどういった結末なのか」答えを出してから、もう一度読んでみて欲しいと思います。

尚、同時収録の「はなばなし」とは同続きボリューム程度です。
両作品とも書下ろしが入っていて、それがとても良いので雑誌で読まれた方も損はしないと思います。

3

独特の世界観

神父のロースは、強盗を働いていた青年・リブを家まで送り届けた際、そこが薬によって信者を縛っているカルト教団だと気付く。リブを救い出そうとして逆に囚われの身となるが、教団内でリブと過ごすうち、リブに「つがいになれ」と言われ犯されて…。


まず主役の名前がリブとロースで、しかもリブが攻めだもんで頭の中ではリブロースという単語が回りっぱなし。カルト教団の教祖はタン導師だし、他にもミンチさんとか出てきたし、なんで肉の部位縛り? と思いました。
話は萌えはしなかったけど、アングラな感じが良かったです。今後は受けが攻めにとっての神になるんでしょうね。
ロース神父のビジュアルがとても好きでした。

表題作と同じくらいページ数のあった同時収録作、『はなばなし』。
個人的にはこちらのほうが断然好きでした。サラリーマン・ハナが酔っ払って花屋の前から持ち帰ってきた鉢植えが喋りはじめて、驚愕しつつも世話をしているうちに、やがてその鉢植えが花屋の店員の姿になる、という話。
あらすじを詳しく書くとネタバレになってしまうので書きませんが、人間の姿になった鉢植えが可愛くて健気できゅんとしました。続きオチもよかった。続きが読みたかったな。
鉢植えと楽しく過ごしながらもちょっと持て余している描写がやけにリアルでした。そうですよね、鉢植えが人間の姿になっても、病院にも連れて行けないし、仕事があるから平日は部屋に残しっぱなしだし、持て余して困っちゃいますよね。

評価としては、表題作が萌×2、『はなばなし』が神です。

2

中毒性のある話

もう、何回も読み返してます。素晴らしい…!

表題作の「Dear,MY GOD」
カルト信者×神父の話。
こ、この二人どうなるの…ってもうドキドキしながら読みました。
読めない展開、そしてラストは美しい映画のワンシーンのようです。
それにしても攻のリブがかわいすぎる…!目のクマ、髪はぼさぼさ、体のあちこちにある傷痕、歯は抜けてて、でもすごくかわいい。そして何より盲目的なほどの純粋さ、一生懸命さ!
その純粋さ、ワンコさにロースが舞い上がっちゃうのもわかる。
Hシーンは、多くないというか抑えた表現ではありますが、リブが「あ¨ーー」ていいながらするところ、ジャンキー感出てて好きです。えろいです。

「はなばなし」
サラリーマンの「ハナ」と拾った鉢植えの話。
拾った鉢植えがしゃべり、さらには人間に変身してしまって、戸惑うハナ。しかも見た目は、ハナの苦手な花屋の「ミキ」そっくり。
ラストはそうきたかー!と唸らせられます。あまりBLっぽくないなあと思ってたけど、描き下ろし「その後のこと」では、二人の関係に進展が…?とてもニヤニヤできます。

朝田ねむい先生の話は展開が続き読めないですね。あと、キャラクターの背景を説明しすぎないというか、想像の余地があって、何度も読み返してしまう。ハマると抜け出せないです。

3

独特な世界

書店でお試し小冊子があり、面白そうでしたので購入しました。
神に絡んだお話が2編入っています。

『Dear, My GOD』
不遇で精神的に何かに縋らなければ生きていけない少年と、神父のお話。宗教、ドラッグなどが絡み、ちょっとダークなテーマではあります。まるでミニシアター系の映画のような雰囲気があります。
リブがロースのタトゥーを入れたいと言ったシーンではぞっとさせられました。
神父にも何か訳アリの過去があったと思わせる感じがありますが、最後は綺麗にまとまっています。リブもまだ若いですし、ぜひ続編が出たらいいなーと思っています!
それにしても二人の名前はご愛嬌なんでしょうか。

『はなばなし』
こちらはなかなかぶっとんだ発想だなあと思いました。
本当に神様が登場してしまうとは…
二人の幸せそうなその後が見られて良かったです!

BLという枠に留まらない、ストーリー性に富んだ面白い作品を描かれる方なんだなと思いました。今後も楽しみにしています!

2

ねむい先生の名前が可愛い。

こういう作品好きです。
外国のお話だけど、対抗なく読めました。

読むほどスルメのように味わいが出てくるタイプだと思います。
草間さかえ先生のような雰囲気もあるけど、どこか
排他的なような雰囲気もあるけど、モノトーンな印象は
ペン入れの独特さからかなと思いつつ
そこはかとない人情が好き。


世界観も、
素敵だなと思います。


後半の植物の話のが好きです!

これで終わりだと物足りなさがあって、
どちらの話も続きが読みたいです。

1

救済の物語。

初めて読んだのが雑誌掲載の日常話で、とても好みだったのでコミックスを買ったら絵は大好きなんですが、ちょっと地雷なネタでションボリだった事を思い出しました。あの職業、駄目なんですよ。
なので今回はそんな事もなく、ほぼ同時発売のもう一冊の新刊共々素晴らしかったです!
題材はカルト宗教でかなり重いですが、そこまで鬱々する事なく読めました。
しかし、まあ司祭もリブの事は少なからず好きなのだろうけれど、救済だけの為だったらかなり重いですね。
ほだされ受けになるのだろうか。人生かかってて、ちょっと怖い。

個人的にはもう一作のお花の話が、現代のおとぎ話で好きです。
話せる花と主人公のお話。
花が本当に可愛い。
正直、人型になる前のが好みなのは置いておいて(BLにならない!)オチもよかったです。
本当、絵も話も上手い作家さんなんで、今後も追っかけていきたいと思います。

2

絶妙なバランスで読ませる二編

雑誌はハマるのが目に見えているので手は出さず、コミックスで完成版にお目に掛かるのが常なのですが、色々な作家さまに出会えると思うと雑誌購読したくなっちゃいますね。朝田先生はインパクトのあるカバーだったデビューコミックス既読で、地味に織り込まれたユーモアのセンスとツボを押されるストーリー展開で次作が気になっていました。

二作収録。ほぼ同程度のボリュームです。

『Dear, MY GOD』はロース司祭が町に買い出しに行った先で、少年による強盗現場に居合わせたことから始まる物語。少年は十七歳のリブ。彼はその悲惨な生い立ちから救いを求め、怪しげなタン導師が率いるカルト教団に囚われている身。ロースはリブの極端な傾倒ぶりを不審に思い、彼を車で送りがてら様子を窺おうと教団の拠点へ向かう。リブが盲信する導師の教えに従い二人は「つがい」となるが、ロースは教団から彼を保護しようと目論んでいた。

リブの身体にはこれまで彼が信じてきた「神さま」のタトゥーが入っていて、そのどれもに裏切られてきたとロースに告白するシーンが切ない。そんなリブに心を懸けながら神に貞節を誓っているロースの葛藤に胸を打た続きれます。目に見えない神の姿を身体に刻むという行為が、捉え難い愛というものをセックスという形で相手の存在を身体に刻む行為と呼応する。自らを痛めつけるような暴力的な身体の扱いは、却って生きることに対するフェティッシュな執着を思わせ、その背反性がエロティックに感じてしまいます。リブもロースもとても純粋で、信仰をテーマに盛り込みながら重くもグロテスクにも転ばず、あまつさえ清潔感すら感じさせる作風に完全にヤラレてしまいました。しかもリブとロースって肉の部位ですか?人物のネーミングにも遊び心があって、そういったところに軽妙さが生まれるのかもしれません。

「はなばなし」。飲みの帰り、酔っ払った勢いで近所の花屋の店頭にしまい忘れていた鉢植えを持ち帰ったハナ。家に帰ると植木の花が喋り出す…。シュールな展開ですが、エンディングでそういうことだったのか、とちゃんと落としてくれる寓話のようなお話です。泣けました。(涙脆いのでアテにはなりませんが…。)

どちらも不思議と無理にBLにしたような不自然さがないのに、愛があってラブストーリーしています。最初のページを繰った途端、世界に没入。独自の路線を突っ走っていらっしゃるなぁという印象が強くなりました。で、こういう作家さまに実に弱いのです。

11

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