生け贄王子の婚姻譚

ikenieouji no konintan

生け贄王子の婚姻譚
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
12
評価数
4件
平均
3.3 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
三交社
シリーズ
ラルーナ文庫(小説・三交社)
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784879198921

あらすじ

国王崩御で揺れる蒼萃へ侵攻を仕掛けた隣国・紫豫。だが戦に敗れ王子、冬霜が捕虜となった。
蒼萃国王子の晨生は、儀式に則って冬霜を神への捧げものとして殺すか、あるいは女のように陵辱するかという選択を迫られる…。
優れた武人でありながら異界人の血を引くため母国で迫害され続けてきた冬霜。
己も天候を操る能力を失ったがために王子失格の烙印を押された晨生は、そんな冬霜に強く心惹かれ掟に背くことに…。

表題作生け贄王子の婚姻譚

檠晨生,蒼萃国の公子(王子),29歳
淑冬霜,隣国・紫豫国の公子(王子)で捕虜,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

受けはまだ分かるんだけど

二人が最初やむを得ない事情で、交わらなきゃいけないところからスタート。
なんか面白そうと思いゲット。
最初は、攻めさんカッコよかったんです。
戦いに行って頑張るから。
その後からがイマイチ。
言葉も僕、私が入り乱れ、使い分け基準が見極めきれず、
性格も今ひとつピンと読みきれず、何だか読みにくかったです(つД`)ノ

後半、王族としての立場を確固たるものにしてくれる力を
取り戻したら、何だか一転して強気。
そんなもんかもしんないけど、でもなあ。やっぱ好きじゃないや。
王族たるもの、立場がどうあれ、姿勢は常に清く正しく誠実であってほしいなあ。
いや受けさん守るために必死だったのか?
受けさんは常に平常運転っぽく、しっかり強い印象。
横に並んで戦うイメージ。好印象。

あとがきに緒田先生が三頭身キャラで攻め受けを描いてます。
緒田先生のデフォルメキャラ見たの初めてでした。

うーん。色々書き連ねましたが
やっぱり特筆おすすめポイントがみつけきれない。
中立で。

2

ヘタレ攻めと男前受けの中華風BL

蒼萃国王子である晨生(攻め)は、国へ侵攻を仕掛けてきた敵兵の討伐で、隣国の王子である冬霜(受け)を捕虜とした。捕虜とはいえ際立った武勲の敵将に敬意を持ち、遇するつもりでいたのだが、儀式として冬霜を殺すか、彼を陵辱するかの選択を迫られる。冬霜の清廉な人柄に惹かれていた晨生は、彼を犯して妻とすることを選ぶ。冬霜もまた、自分を助けてくれる晨生に深い思慕を抱くが…。


体格がほぼ互角の、攻め×攻めっぽい中華風ファンタジーです。表紙では前の銀髪が受け、後ろの黒髪が攻めです。
受けが白皙の美貌なのにかなり男前です。腕っ節は攻めよりも強いし、性格は潔く、異界人の血を引くためある異能まであります。
対する攻めは、蒼萃国の王子でありながら、蒼萃国の王族にあるべき天候を操る力がなく、第一王子でありながら王位は望めない微妙な立場です。
そんな2人が儀式によって結ばれ、惹かれあい、いちゃいちゃしたり、駆け落ちしたり、そんな波乱万丈の人生を送る冒険譚です。

とにかく攻めがヘタレ。優しいし芯は強いのですが、どこそこの嫁を取れと言われても断れないし、一人称は「僕」だし、脇役で出てきそうな気弱な王続き子です。もうちょっとしっかりしてほしい。ヘタレ通り越してあかんたれ(大阪弁?)です。
受けはそんな頼りない王子でも良い、というしっかり者の嫁。男前で、なのに決して出しゃばらず攻めを支えています。精神的には攻め×攻めというより、受け攻めが逆転しているみたいな気がしました。基本攻めの視点で時々受けの視点が入る構成なのですが、内心ではうろたえていても表面には現さず、いつも冷静。そして一途。
ラストに近づくにつれてヘタレだった攻めも成長し、かっこいいところも見られるようになってきます。ですがそこに至るまでに攻めの評価が下がりきってたので、見直すというよりも「ヘタレがイキがってる」的な印象にしかならず、そこはちょっと残念でした。

ファンタジーとしては、世界観は作り込まれているし、よくできたお話だったと思います。萌える部分と堅苦しい説明部分の比率があまり適切でなかったかな。エロも、受けにまったくためらいがないので、その点でも萌え不足。もうちょっと萌えたかった気はします。

2

中華ファンタジー

初読み作家さんで不安を感じながらも購入。
中華風ファンタジーで思ったよりも面白く読めた。王子ををわざわざ公子と書いたり、高官を大司馬・大司空という役職にしているのも雰囲気があって良い。なのに肝心の主人公の一人称が「僕」なのはいただけない。年齢も29歳なのにそれは無いだろうと思う。それを読むと一気に現実に引き戻されてしまう。
会話以外の文章は違和感なく読めるだけにとても惜しい。会話も年齢と立場に見合ったものだったらもっと満足感があったと思う。でも、この世界観の作品が他にあるそうなのでそれも読んでみたい。

2
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