憂鬱な朝 7

yuutsu na asa

憂鬱な朝 7
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神90
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

27

レビュー数
11
得点
491
評価数
103件
平均
4.8 / 5
神率
87.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
徳間書店
シリーズ
Charaコミックス(キャラコミックス・徳間書店)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784199606977

あらすじ

 「この手をを二度と離さない」──桂木との逢瀬でそう誓った暁人。桂木から初めて弱音を聞いた暁人は、改めて過去の清算を決意!!最後の生き証人である、病床の桂木高正の元を訪れる──。
 一方、激怒する石崎父と対峙し、叱責された桂木。工場経営での独断専行を咎められ、大番頭の職を解任されてしまい…!?

表題作憂鬱な朝 7

久世暁人,久世家当主
桂木智之,元久世家家令

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数11

ようやく

タイトルにある「憂鬱」の文字通り、どこか重く、何かが引っかかり、はっきりとしない。
桂木と暁人との関係性すら向き合った瞬間から背くの繰り返しで、もどかしさばかりが募っていく。
そんな印象が強い作品ですが、ふたりが久世家を出て距離的に離れてしまうと、お互いの「成そう」とすることを尊重し合えるようになります。
なにより、桂木の中で暁人が与えた影響を感じられるようになり、また暁人も桂木に対する執着の形を変え始め自分で考え行動する。
それぞれが己の道を歩き始めたんだな、と感じることが出来ました。

それぞれが、それぞれの場所で成すべき事をしている姿ばかりなのに、今までで一番ふたりが寄り添っているように思われ、読み進めるほどに温かい気持ちになっていきます。
次なるふたりの逢瀬が、きっとこれまでとは違うものになるだろうという期待に満ちる高揚感の中、桂木のらしくない姿に、ついに感情が理性を超えたと可笑しく、嬉しく、そして心臓が早鐘を打つような待ち遠しさ。
会話の穏やかさに、桂木の柔らかな表情に、お互いの気持ちと向き合い受け止めようとするふたりが見られて、とても幸せな気持ちになりました続き

2

ラストを前に…

憂鬱な朝は作品自体が神なので、最終巻の時にレビューしようと思っていたのですが我慢できずに投稿してしまいました。

7巻という長編にもかかわらず、1巻から作品に流れている空気感、ストーリー展開にまったくのぶれを感じません。
暁人さまの桂木への激しい恋心、桂木の暁人さまに対する深い愛情は、巻数を重ねるごとに読み手に訴えかけてきます。
7巻では二人のシーンは最後のみと少ないものの、冒頭から二人のそれぞれの言動にお互いへの愛を感じて、心が熱くなりました。
最後の逢瀬のシーンでの桂木の笑顔。やばいです。暁人さまに向けた初めての笑顔なんじゃないかなぁ。
暁人さまはそりゃ我慢できないですよね(笑)

先生が予定なら次巻で終わり、と書かれていましたが、私にとってはもう巻数など問題ではありません。
私は先生が創り出す暁人と桂木の物語を最後まで見届けたいと思っています。
一人でも多くの方に読んでもらいたいBL界最高峰の作品の一つだと思います。

4

面白かったんですが

日高さんが次の巻で終わりたいというようなことを書いてらっしゃいますが、お話し的にはそろそろ終わった方がいいかな…と私も思ってしまいました。七巻もとてもよく出来ていて良かったんですけど、そろそろ飽きてきたかなあ…と。久世と桂木はもうこれ以上ないほど愛し合っているし信頼しあっているので、BLとしてはもうやることがないような…。この話って最初は久世を憎んでいた桂木が落ちるまでが楽しいと思うので。でもこの二人は好きだし、この二人がいちゃついてるとこは一生見続けたいですけどね!

2

後半部分は甘い。

今回はお仕事がメインだったので、ちょっと甘さが足りなかった様な気はすれども、桂木が奔走するのはひとえに暁人のためだと思えば萌えますね。
暁人は社交の場や人前に出るときは、桂木の教育もあってスマートな大人の男性なのに、桂木と二人きりになったとたん昔の様な表情になりますよね!
待ちわびた桂木が来たときの暁人の反応ったら・・・!
犬やったら絶対尻尾ふってるやん。
でも、桂木はいずれ暁人の元を離れるつもりでいるのだとすれば切ないです。・・・私としては、タイトルが“憂鬱な朝”なのがずっと気になって仕方ないのですが。
二人がハッピーになるのを心待ちにしております。

2

桂木、覚醒。

 森山家の夜会の後の6巻で、ただぼうっと立ちすくんでいたかのように見えた桂木の時計が、またたしかに時を刻み始めました。「そろそろ本来の私に戻るべきだと思っただけです」激高する石崎父に一歩も引かず、啖呵を切ってのけた彼は文句なしにかっこよかった。ただ以前のように正確無比、目的のためならすべての感情を切り捨てて突き進むようなサイボーグの歩みではなく、時に立ち止まって振り返ったり、壁にぶち当たって思案に暮れたり、効率は決してよくない、でもきわめて人間くさいやり方で。しるべとなるのはただひとつ「こんなとき、暁人さまならどうするだろうか」欲も得もかなぐり捨てて、ただ工員たちの雇用を守るため、天下の石崎財閥を向こうに回して紡績工場の買収に奔走する。恋の悩みはひとまずおいて、目の前の仕事に没頭する。その姿は、あれほどかたくなだった兄高之らとの確執すら解かしはじめる。

 変わる桂木。そして暁人は、誰よりそれを喜んでいた。久世家のためでも、暁人のためでもなく、桂木が初めて自分のやりたいことのためだけにその手腕を存分にふるっている。「何事にも囚われずに進むお前を見ていたい」10歳の時から8年間、桂木続きのきびしく隙のない教育をたたきこまれ、その結果として今の自分があると身をもって知る暁人は、実は今でも誰より桂木がこわい。自分なりに苦心して、時間をかけて算段してきたものを、桂木の意に反するからと、あの夜会の時のように一瞬で覆されることがこれからだって何度もあるだろう。それでも、自分を殺して黙って暁人の意に沿う桂木をみるよりはどんなにかましだ。桂木を選んだ時点で、従順な恋人なんか暁人ははなから望んじゃいない。桂木が桂木らしく、はるかな高みで輝いていてくれたら、そこを指針に、また負けないようにと自分を奮い立たせることができる。この7巻まできて、二人が背負わねばならない重い宿命はいささかも軽くなったわけではないけれど、気の持ちようというか、ぐらついていた足場がしっかりと定まったことで(特に桂木。隠さなくなったし、逃げなくなった)うっすらとトンネルの出口の明かりも見えてきた気がします。

 この巻も200ページ超、コミックスとしてはけっこうな分量ですが、主役二人一緒のシーンはラストの鎌倉別邸だけと、思いのほか少ない。その分絡みは熱く濃く、暁人の英国留学前の最後の逢瀬かもというスパイスも効いて、いやがうえにも盛り上がります。とりわけ「あなたも私と同じ石鹸の香りがしますね」のとこで桂木が見せた表情!! これまでどんなときにもこの人に付きまとっていた険や陰といったものがきれいに取り払われて、ただ無防備に、好きな人にだけ向ける淡いほほえみ。そりゃ暁人が暴走しちゃうのも無理なかろうて。

 主役二人が直接向き合ってない間も、周囲の人間ドラマはさまざまに展開してゆき息つく暇を与えません。これまでもずっと、顔と体はゴツいけど癒しの言動で一服の清涼剤だった石崎が、この巻では桂木のヤケ酒に付き合って和ませてくれます。それだけに小ふさを巡る二人の対立の行方はとても気がかり。桂木ってひとは、暁人さま以外の人間などどうでもいいと言いながら、周囲の人を一人ひとりよく見てて、人と人をめあわせるときのツボも実によく心得てるので、任せとけば悪いようにはしないと思うのですけれどね。(あの西園寺さんが最終的には感謝してたくらいだし)
 
 次の8巻で大団円か、まだまだ続くのか。日高さんのあとがきでも五分五分といった感じで、個人的にはこの内容ならヨユーで2桁突破しても不思議はないと思ってます。だって1巻1巻のこの充実ぶり、この際だから日高さんには思い残すところなく描きたいものをすべて描き尽くすまで筆を擱いてほしくない。どこまでも見届ける覚悟はできてます。

10

流れは切らないでほしかった!

 暁人が桂木家で前当主の高正と対峙するころ、桂木は石崎と向き合う。暁人が言うように桂木の出自は、桂木にとって根幹になる部分なので、例え結果がどうあろうともはっきりさせるべきだと思うし、私自身もとても興味のあるところなので、わくわくどきどきして読んだのですが、結局のところ未だ曖昧です。新橋の芸者の知津が母親ということより、重要なのは父親ですよね。あの怯え方だと高正なのかと思えるけど、父親の方かもしれないな。それともまだ直弥って説も残っているのだろうか。どちらにしろ、この時代はDNA鑑定もないので、母親はともかく父親が誰かなんてはっきりさせるのは難しいと思う。それをどう展開させるのか楽しみです。
 そして石崎家。こちらも桂木への処遇がはっきりしていませんが、桂木の様な優秀な男を石崎はやはり手放さないのでしょう。それでもなんだかスッキリした気持ちになれたのは、桂木がとても生き生きしているからです。石崎紡績工場は桂木にぴったりの場所だと思う。最初の頃から桂木は衣服にとてもこだわりを持っていて見る目も確かです。たとえそれが暁人の父・暁直の影響だとしても、桂木自身が自分らしく辣腕をふるう場所が出続き来たことがとても嬉しいです。

 こんな風にコミックスの4分の3ぐらいまでは二人の活躍が別々に描かれているので、それが『憂鬱な朝』のすごいところだと思いつつも、やはり一番見たかったのはここから先です。
 桂木が暁人を訊ねて鎌倉の別邸へ向かい、思いがけず庭先に桂木の姿を見つけた暁人が、裸足のまま駆けつけて桂木を抱きしめてキスを…キスを???え~~~っ!そのまま一気に愛しあって欲しかったですー!道中の汽車の中とか石崎とのことをここで挟む必要があったのですか!?時間を前後させるって良くあるけれど、高ぶった気持ちがちょっと折れてしまったので、ここは時間軸どおりに描いてもらって、彼らのこの時の感情をそのまま共有したかったなぁと思いました。続くベッドシーンが素晴らしかっただけに尚更そう思います。
 
 愛しあった翌日の「夢みたいだ」という暁人に返した「夢ですよ」という言葉、続けて「そう長くは一緒にいられません」と穏やかな桂木。その言葉の意味は8巻に続くのですね。とてもとても難しい7巻でした。

 たぶん全巻通したら【神】しか付けられない作品だと思う。だけど一冊ずつ評価を付けるのだとしたら、出自のことや留学の真相などが先送りにされていたり、ベッドシーンへの流れを考えるとこの巻は萌2かなと思います。

3

クライマックスへ向けて

読み応えありました。

憂鬱な朝で毎度感心するのが、伏線回収がきちんと成されているところ。話が入り組んでくると、曖昧な点の1つや2つ出てきそうなものですが…。かなり昔のちょっとしたエピソードに過ぎないと思われた事が
後付けではなくしっかりと本編に絡んできます。「そういう事かー」と驚けるのって単純に気持ちいいので好きなんです♪
同時に作者の手を抜かない姿勢が感じられて益々尊敬&好きになりました。この焦れ焦れする感じもあと最長2巻で終わりと思うと
寂しい。本番より過程スキーな私としてはもっと味わっていたい、と思うのです笑。

個人的7巻の萌え?ポイントは…

⚫︎扉絵の暁人様(坊ちゃん時代)のハの字眉

⚫︎馬車内で暁人様との関係が露呈した時の雨宮

⚫︎桂木の久し振りの切れ者ぶりとツン顏、美しい…

⚫︎ようやく2人の意見が合致した所 桂木の感極まり顏

⚫︎からの鎌倉初夜 暁人様が甘えモードになってて可愛いし桂木はキングオブ受けな包容力だし…もぉ(≧∇≦)

2人だけでなく皆が幸せになりそうな予感(あっ石崎君以外汗)の7巻でした。

6

4巻に続く節目となる巻でした

ちるちるさんでは数年ぶりにレビューを書かせて頂きます。

今巻は、暁人と桂木、お互いの想いが通じあった4巻に続いて二つ目の節目となる巻ではないでしょうか。故に、1~4巻と5巻~7巻では萌えの方向性が少し異なる気がします。
1~4巻を第一部としますと、そこでは自分を疎ましく思う桂木に恋してしまった暁人が少しずつ成長していき彼に認められるようになる過程、そしてかつて憎んでいた存在をいつしか当主と認め、側にいたいと思うようになる過程が萌えポイントだったのではと思います。つまり、年下攻めが年上受けに"抱かれたい,と思わせることのできるほどに成長する点と、年上受けが葛藤しながらも年下攻めに惹かれ、デレていく点が魅力でした。
しかし5巻~7巻を第二部としますと、こちらは二人の愛がもつ揺るぎのないものになった上で展開されているお話になりますので、今までの"お洒落な上流社会の中で繰り広げられる年下攻め美人受けもの"とは少し異なる様相を呈しています。
端的に申しますと、"自らの守るべきもののために戦う男達のリーマンもの"です(笑)勿論、暁人や桂木が時代やお家に翻弄されながらも自分の道を切り開い続きて生きていくというところは当初から一貫しているところではありますが、無理矢理ジャンル分けをしてみました。この変化が一部の読者さんには"変わらず好きだけれども以前に比べてあまり萌えられなくなった"原因であり、また私のような一部の読者にとってはより萌えが加速した要因なのではないかと思います。
既刊を纏めて読み返してみたのですが、暁人への感情を持て余して葛藤する桂木の悩ましい姿や、凛々しく成長しながらも桂木にどこまでも執着し続ける暁人の強い眼光に(私が)果てしない萌えを感じたのが第一部。しかし第二部では、背水の陣で臨む株式や投資の勝負で競り勝つ桂木、政事や悪巧みを毅然とこなし全てを自分の思い通りに進めていく暁人、(そして暁人の信頼を得た後に桂木に劣らぬ才覚を発揮して彼らを助けるまでになった桂木高之)に萌えているではありませんか!(笑)
よく考えたらここまで毎日お仕事しているリーマンものや社会もののBLなんてそうそうありません。憂鬱な朝のもう一つの魅力は、暁人と桂木が成長し変わっていく中で、彼らも含めた働く男達の関係性や社会までもが変わっていくところではないでしょうか。

最後に少しだけ本編に触れますと、桂木が初めて家や暁人のためでもなく、ただ自分のために動くシーンがとても印象深かったです。正直、久世家の使用人を抜けば桂木と暁人の周りの人間は彼らに関わってあまり良い事態にはなっていません。どちらかというと彼らに振り回されて迷惑を被っています。しかし二人、特に桂木は今まで久世家と暁人のためにのみ動きそれらを黙殺してきました。そんな桂木が、自分の関わっている紡績工場とその社員を守りたい、そしてそのためなら石崎家にも歯向かうというのです。その中にあったのは、自分にしかできない仕事を続けたいという思い。その工場こそが、自分を超えるほどに立派に成長した暁人に対する寂しさと悔しさを募らせていた彼の見つけた、暁人の腕の中以外の心休まる"居場所"だったのかもしれない。そう思うと涙が止まりませんでした。

長すぎる上に何が言いたかったのか分からないレビューになりましたが、皆さんの共感や疑問の種になり、萌えの一助となれば幸いです。一文で言うと日高ショーコ先生は最高!です(ノД`)

14

いらいら

この話って、もしかしたら、受けのルーツさがしの話だったの、と思うくらい、そのエピソードがメインの巻。これで、あと二冊も続くのかと思うと、まどろっこしくて、いらいら。コミックスで追いかけていると、毎回、これまでの細かい話は忘れているし。いろんな枝葉は整理して、3冊ぐらいでまとめてくれたらよかったのに、とおもわないでもない。そう思うのも、はなしがふくらんでおもしろくなる、というよりも、こんがらがるばかりにおもえるせいでしょうか。一筋縄ではいかない屈折した受けがいるだけに。もう完結してから読もうかな、と思うぐらいには、話を追いかけるのがめんどうになってきました。

あと、ちょっと絵が崩れてきたのが気になる。決め顔、決めコマは、まだちゃんとしてるけど、立ち姿とか下書きに別の人がペンでも入れましたか、という絵がある。きちきちに作り込んでいる画面のせいか、そういう荒が妙に目につくかも。
あとamazonで特典ペーパーつきを購入しましたが、どうでもいいような1巻あたりのエピソードで、別に読まなくてもよかったかも
これまでは作家買いをしていましたが、「花は咲くか」も合わなかったし、これも進めば続き進むほど、自分の萌えからずれていくかんじでざんねん。

5

萌え死ぬかと思いました

『憂鬱な朝』って、頭空っぽにして読める作品じゃないんですよね。話が複雑で、登場人物たちがみんな面倒な奴らばかりで(←褒めてます)。絵柄はどのページをとっても雑なところは全くない。日高先生の作品に対する愛情と真摯な想いが伝わってくるので、読み手としてもきっちり読み尽くしたい。

で、待望の7巻。

もうね、scene.34の扉絵が!すんごい可愛いです。
数年前なのかな。まだ子どもの暁人が、桂木にネクタイの締め方を教わってるシーンだと思われるのですが。
クールビューティーな桂木に、ベソかきそうな表情で必死にタイを結ぶ暁人。
もうこのシーンだけで萌えがたぎりまくってしまった…。

で、ここだけで萌えてる場合じゃないので、感想を。

前巻で暁人への想いを自覚し、伝えた桂木。
そして、その想いに応えたい暁人。

暁人は昔から桂木一筋なのだけれど、「自分が」どうしたいか、というところから行動していたように思います。それが、一歩引いて桂木のために何ができるのか、を考えられるように。暁人の成長ぶりが素晴らしい。

そして桂木のほうも。
暁人との行為によってつけられたキ続きスマークや手首のあざを雨宮に見られ、指摘したほうが良いのかもじもじする雨宮に対して、

暁人様と私のことはもう諦めろ
私はもう抗うのを止めた

とスパッと言っちゃう。
もうだめだ。萌え死ぬな、これ。って思いながら読み進めました。
カッコよすぎだろ…!

暁人と桂木のカッコよさに悶えつつ、話自体はまた二転三転しています。

まず、桂木と石崎父との関係。
石崎父は商売人なので、そこでの駆け引きの勝負の行方がどうなるのか。
紡績工場の面々は桂木寄りだと思うので桂木に軍配が上がると思うのだけれど。ここでもサクッと「私は間違ったことはしていない」と言い切る桂木に痺れ、その後色々指示し利益を得るさまはカッコよすぎてどうしてやろうかと思うほど(オイ)。

そして、話は桂木の出生の秘密へと。
桂木のお母さんという人が出てきますが、すっごい美人。当たり前か、桂木の母ちゃんだもんなあ…。
で、この人がこれまた良い。野心家なんですね。自分の力で這い上がろうと画策し、実行する逞しい女性でした。賛否両論ありそうな女性ではありますが、個人的にはとても好きでした。
が、彼女が産んだ子(=桂木)が、結局誰の子なのか。

エチシーンは最後にちょびっとだけ。
苦労しつつ暁人の元へと現れた桂木が、自分からキスを仕掛け、そして事の最中に暁人へと笑いかける。
こんなん、暁人でなくても翻弄させられるわ、という桂木のデレっぷりにほっこりしつつ。

身体の接触は少ないのだけれど、確実に二人の距離が縮まってきているな、と実感する巻でした。

あとがきで日高さんが「予定通りなら次巻で終わる予定なのだけれど」と書かれていて、早く幸せになった二人を見たいという思いと、まだまだ終わらせてほしくないという思いと、相反する感想を持ちつつ。

あ、アニメイトさんのダブルカバーの特典付きのものとアマゾンさんのペーパー付きのものと複数買いしましたが、とりあえずアニメイト版のダブルカバーについて。

コミックをめくってすぐのカラーの挿絵のイラストのダブルカバーでした。
トーンは暗めですが、二人の表情は明るいし、手握ってるし、夜明けは近そうだな、と感じる。そんな絵柄でした。

13

最高の2人です

もう最高です!!!1巻からの暁人様と桂木を見守ってきた読者としては2人の成長が半端ない…
桂木の出生の秘密のために暁人様が奔走するのが桂木の事を凄く考えてるなって感じますね…桂木の出生の秘密も着々とわかってきて…これからどうなるのか…桂木は桂木で自分にしか出来ない事をしたいって気持ちが強くて成長したな…って思いました!
どんどん成長する2人だけどお互いのことをちゃんと考えてるのが素晴らしい…「暁人様ならどうするだろう…」「桂木なら」みたいな感じが素晴らしい…
7巻の最後は甘々でしたね…今までの巻の中で一番桂木が色っぽい様に感じました…(どの巻も素敵ですが)暁人様が桂木を見た瞬間抱きついたのが凄く良かった!あと桂木の「朝まで寝かせなければいいでしょう」がもう最高!!!暁人様も桂木も可愛すぎですよ!!!
暁人様が桂木を見る目がたまらなく良いですね…
言いたいことは色々ありますが一言「とにかく読んで」としか言えない

8

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