腹黒王子、まさかの初恋!!?

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表題作灰かぶりコンプレックス 2

ジェファーソン・直純、腹黒な王子様 大会社のCEO
鹿原智紀、しがないSE

その他の収録作品

  • 恋愛童貞なおずみくん(描き下ろし)
  • カバー下:漫画2P

あらすじ

しがないSEの智紀が恋した王子様の直純は、最高にハンサムで、ものすごくスマートで、とても大きな会社のCEOだけど、ちょっと歪んだ心の持ち主だった。

直純の提案でセフレになったものの、智紀はいつか恋人になるつもりでいた。
でも、知れば知るほど、直純との格差を実感し、いつもはタフな智紀もなんだか傷ついてしまう。

一方、最初は面白半分で智紀とつきあい始めたはずが、どうしようもなく智紀が気になるようになって──

作品情報

作品名
灰かぶりコンプレックス 2
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
灰かぶりコンプレックス
発売日
ISBN
9784813032212
4.3

(195)

(106)

萌々

(59)

(20)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
23
得点
830
評価数
195
平均
4.3 / 5
神率
54.4%

レビュー投稿数23

恋愛童貞攻め様の初恋

1巻最後で見事に(?)「ファックバディ」として直純との関係キープに成功(素直に喜べない。。)した智紀。
しかーし…「ファックバディ」の意味(=セフレ)を理解してなかったんだね…

2巻の1ページ目1コマ目から、カナちゃんに「バカトモちゃん!」と叱られる智紀。。
「今すぐ おいで」のメッセージをもらい、「はいただいま!喜んで!」状態になってる健気な姿に涙が出そう(実際は笑っちゃったけど)。
小顔コルギにまで通って(1回だけだけど)必死に頑張る智紀…に付き添って一緒に施術を受けてくれるカナちゃん、君は神か!と思いました。

あああ!!もう悪いこと言わないから恋のお相手はカナちゃんかミチルさんにしておけと…
1巻と同じ感想を持ってしまうのですけれど。

ミチルさんと優雅にビリヤードしながら「僕は生まれてこの方振られた事なんてないよ」と余裕でのたまっていた”やな男”直純ですが、
トモちゃんにペースを乱されている姿に読者としてはニヤニヤ( ̄∀ ̄)するしかない!

初めてメッセージを既読スルーされただけで北海道まで追っかけてくるなんて(わざわざスケジュールを調整して、5時間もかけて!!)、相当智紀に惚れ込んじゃってますよね。
自分じゃまったく気付いていない恋愛童貞の攻め様に笑いが止まらないわ〜〜
「あんなちんくしゃ」に振られてしまい、「攻めざまぁ」展開でしたね(一瞬で終わったけど)

”ファックバディ”から”恋人候補”へと格上げになった智紀。もう実質恋人なんですけどね(°∀° )
最終巻まで一度読んでいるので結末は知っているのですが、振り返りながら3巻も楽しもうと思います❤︎

あっ、ちょーっとだけ気になるのが、直純の英語の台詞のスペルや文法が微妙に間違ってること…(hurryがharryになっていたり)
本当細かくてごめんなさい(*_ _ ;)

1

ポジティブで可愛い

トモは本当に可愛いですね。
彼の素直な所とかポジティブな所にみんな魅かれるのでしょうか?
セフレから恋人ルートあるかも、と前向きに考える所も好きです。
そして姉(?)の様に、ボスの対しての強烈なダメ出しと、浮かれてるトモにつっこみを入れるカナちゃんが好きだな。カナちゃんがいるおかげで、この作品がますます面白くなってますよね。
当て馬(?)のミチルさんも徐々に距離を詰めていていい感じです。
ミチルさんがいなかったら、ナオとトモは恋人になれなかったかもしれないので、とても大事な人です。
私はナオよりもミチルさんの方が好みです。ミチルさんは一見優しそうに見えて計算高いかもしれませんね。

ナオがトモのアパートの前で待ち伏せしていたの、かっこ良かったです。「残業するのは上司が無能なせい」みたいなセリフ、心に染みました。本当、その通りですよね。

北海道まで追いかけていったのも良かった。自分でも訳わからないけど、トモを追いかけなくちゃ、と思ったんでしょうね。そこで、ばっさりと振られるとも思わずに。
ポジティブなトモがセフレを辞めるっていうのは余程悩んだんだと思います。
それでも、この言葉で二人の関係に変化が産まれましたね。

トモの魅力に抗えなくなっているナオの戸惑う姿が愛しいです。

1

形勢逆転。

直純から、ファックバディ(せフレ)としてなら付き合ってあげる……と言われて終わった1巻。
直純、調子乗って足元を見やがって〜。そんな申し出でもでも受け入れちゃう智紀。どこまで面食いなんだよぉーって心配になります。

しかし直純の天下にも少しずつ陰りが見えてきます。無自覚天然の智紀を前にするとどうにも自分のペースが狂わせられるようです。智紀にフェラをしてもらっているときは、智紀をかわいい…と思ったりなんかして。直純が期待する智紀の反応が全然違っていたり、予想の斜め上を行く行動をとる度に、智紀のことが気になって仕方ない感じです。自覚はないけど、智紀の手のひらの上で転がされつつある直純が面白いです。1巻でムンムン漂っていた自信家の直純はどこへ行ったのやら…


直純の嘘の熱愛記事に打ちひしがれて北海道に戻った智紀。智紀を追いかけて北海道の智紀の実家に行った直純に拍手!こういう行動力あるところが直純のいいところです。せフレ関係をやめたい。しんどい、ツライと直純に訴える智紀に、直純は初めて振られたとショックを受けます。が、これが良かった。北海道まで来た時点で直純は智紀のことが好きになってるんですよね。今度は智紀を追いかける側になります。


智紀はせフレから恋人候補に格上げしたようです。いや、もう恋人にしてあげなよって感じですが、その段階はもうちょい先です。3巻は恋人候補となり、直純の接し方があまあまになって戸惑う智紀が拝めます。無自覚天然ぶりは相変わらずで、直純を振り回す様は恋人候補となってもそのままです。
直純の変わりっぷりが楽しい3巻はめちゃくちゃおススメです。

1

 安心して、ドキドキできました。

ぽわわわわ~ん にたあ 
智紀の描写が、そのまま感想!
直純は振られろ。智紀、顔がいいのが好きなのはわかるし、直純がちょっと天然入っていて、魅力的なのもわかるけど、カナちゃんかみちるさんにしといたら?
と、軽く思いながら読めるのも、2人にはハッピーエンド以外ない!と、信じられるから!
絵も時々、ときめきます!カナちゃんと並んでいると直純は結構肩があるとわかるところとか、智紀のつなぎ姿とか。ちんくしゃもかわいい。

0

王子様は恋愛童貞

"ファックバディ"として付き合うことになった智紀が、セフレから恋人コースを目指して頑張る2巻でした。
いや、結局頑張ったのは直純の方だったかな?

智紀の健気な様子を可愛いと思ったり、他の男に渡すのは嫌な直純。
直純は振られた事はないけど、本気の恋愛なんてした事がない恋愛童貞なので同じく恋愛童貞(こちらは実際に童貞)の鈍感智紀が相手じゃなかなか伝わらず、悪い奴らから助けようが自宅前で待ってようが、北海道まで迎えに行こうが気持ちを察してもらえないのが面白かったです。

良い感じになったラストでした。
これから蜜月期に入る?…にはまだ早いですよね、尺的にw
カナちゃんやみちるは本格的に参戦してくるのかな?
直純を慌てさせる当て馬カモーン♫

0

恋愛偏差値は2人同じくらい?

これは格差恋愛、王子様がいかにシンデレラに本気になって恋していくか…を楽しむお話ということでよろしいんですよね。と今頃。

いや、智紀のキャラがブレなくて。
直純のことが大好きで夢のようと言っているのはいいんですけど、おどおどヘタレは変わらないんだなと。
ま、ずっとその性格だからそんなすぐに変わる方が都合良すぎですよねw

それでも、直純が自分のことを好きになってくれないからセフレはやめたいと言う。
そう言われた直純がショックを受けて、2人の間に齟齬があるような気がしなくもないけど、恋人前提?でお付き合いが始まる。てことでいいのかな。

直純の方が主導権を握って有利なように見えるけど、彼は心は童貞だから、恋愛においては、智紀のペースになっていっていますよね。

智紀の実家の牧場に、直純が突然やって来たのは、場違いすぎて、ハリウッド映画みたいで笑ってしまいましたがw

直純はなぜスケジュールを無理くり調整して北海道まで行ったのか自分でわかっていなかったなんて。それはどうなん?ww

これは恋愛童貞セレブ直純王子様が恋に目覚めるお話でもあるんですね。
じゃ、恋愛偏差値でいうと2人とも同じくらいてことかw

続きを楽しみに読みます〜。

0

ファンタジック!

恋愛童貞王子様とセフレでもいつか恋人になりたい頑張り屋さんな受け。

意外と何度もキスとかエッチしてますよね。

なんだか読んでてこっ恥ずかしくて。
庶民の事情を知らない恋愛童貞なセレブが一生懸命な受けを試したり、助けに駆けつけたり、連絡がつかないと北海道まで会いにプライベートジェットを飛ばしたり。
なんかこういうのなかったっけ?洋画とか?いや日本のドラマか?

もうルルが可愛くて、ルルと一緒の受けも可愛いです。

それにしてもファンタジック過ぎて枯れ気味な自分には素直にときめけません。

アイコンがメガネなの笑えました。新八!

0

いやもう、疑心暗鬼にもなりますよ

ぐはっ。
血を吐くかと思いました。
試練が厳し過ぎて。

「CEO」が何たるかを知らない20代の社会人って、日本に何人いるのでしょうか。
いるのかな?え、本気でいるのかな?

というわけで、やってまいりました、2巻。
わたしたち読者は、木下先生に試されているのでしょうか。
そうとしか思えない展開に、胃に穴が開くかと思いました。

1巻最後で直純の「ファックバディ」になった智紀。
そんなことでも浮かれちゃう。
「ファックバディ」から恋人に…なんて夢見ちゃう。
呼ばれたら、わんこのように飛んでいっちゃう。
「連絡していい」って言われただけで、またまた浮かれちゃう。

もうね、見ているのがつらいんですよ…。
ピュアとかそういうレベルじゃない。
「途方もない夢を見る世間知らずなおばかさん」に見えてまいりましたよ。
言ってみれば某シアトル発祥の世界的有名コーヒーチェーンみたいなところのCEOと、英語が出来なくてもOKなレベルのSE。
「同じように給料を貰うサラリーマン」という言葉を間に受けちゃいかん。
給料のゼロの数が違う。

なんてツッコミを入れ続けながら読み進めていくと…。
あれ…。
ジェファーソン直純?
どうした、ジェファーソン直純!?という展開に。

試練に耐えた甲斐があったと言っていいのかどうか。
ジェファーソン直純の豹変を信じていいのかどうか。
「君のガラスの靴、もう持ってるけど」って言葉、信じていいの?
「運命の王子様」って言ったね!?信じるよ!?

と激しく疑心暗鬼になりながら、3巻へ行ってまいります。
表紙のケーキに見惚れて、本編になかなか進めなそうですが…。

1

言葉のセンスが光る☆

ファックバディー・・・
ファックバディて・・・((´∀`*))ヶラヶラ
言葉、単語のインパクトが素晴らしくて好き。
ファックバディーww

さて第二巻であります。
攻は初心でオボコイ受をおちょくってる感じが強い。
一生懸命な受との掛け合いが面白いです。
これがどう転んでいくかというのがすごく上手。

初心でオボコイとおもってた受が意外にタフで
グイグイくるのもまたおつ。
むしろ身体も顔もどぎつく良い相手なんて
ガン見できんわw

本物のミチルさんもイイ感じに相まって
非常に楽しい1冊でした。
サクサク読んでしまう

1

木下けい子先生ファンより。先生へ。

もっと、もっと、
ドSで黒髪君をビシバシ苛めて下さい!(苦笑)

0

CEOデレの回

分かってはいた展開だけど、王道も木下さんのコミカル仕立てだと楽しいな~

1巻で、セフレ(ファックバディ)にならしてあげるといわれ、それでもいいと割り切ったつもりの智紀。でも、だんだんそれがつらくなってくる。

直純に会う度、とにかくかっこよくてじたばたしてしまう智紀がかわいい。まあ、好きな理由は顔なんだと思うんだけど。。
まず顔を好きになり、性格がいまいちで失敗するパターン(乙女)。しかし、その相手が本気になった場合は?という展開が見えてきました。

正視できないほどのかっこよさ、CEO、でも会ったこともないような純情な智紀に興味を持っている、そういう王子様が目の前に現れたら、という少女漫画のBL版。

実家の牧場にまでおいかけてきた直純。今後どうなっちゃうのかなー

個人的には、智紀は、本物のみちるさんともっとあれこれどうにかなっっちゃって欲しいなあ。そして直純をやきもきさせまくるという。

0

直純ステキ!

木下先生の作品はみんな大好きだけど、中でもこの話が一番好きです!

まず、直純の顔が好き!どんな表情もツボに入りまくりで、トモちゃんの気持ちがよくわかる(笑)
トモちゃん、顔?顔だけなの?と冷静に思うところに、顔が綺麗な人は心も綺麗と、、
もう言う事はございません。。

決してあざとくならないトモちゃんの純粋な行動に百戦錬磨の直純もやられましたねー。
続きが本当に楽しみです!!
こんなCEOがプライベートジェットで来るなら何枚でもセーター編みます。。

7

もだもだが最高に楽しい

やったー!三巻に続く!こういうのがラブコメですよね。トモちゃんがすごく頑張る、そして直純ほだされる、みちるはいい仕事する、カナちゃん継母、みんないい味出してる。一巻からまだ回収されてない伏線があるというか、直純とみちるの行動原理とかそもそもの直純のセクシャリティとか謎というか、とにかく二巻で描ききれるお話じゃないってことがわかりました。はー楽しみ。

1

目を覚ませトモちゃん!

1巻でトモちゃんとかなちゃんに鷲掴みされて、もう夢中です!
純朴青年が悪い男に弄ばれているのに、なぜか全編に漂う癒されるほのぼの感…木下マジックですね。

ファックバディになれて喜んでいたトモちゃんですが、
かなちゃんにセフレと教えられるまで意味を知らなかったなんて…愚鈍なのに可愛さは変わらず。
セフレから恋人にステップアップを夢見る、ほんとド根性姫。

しかも都合のいいセフレで「僕が呼んだらがいつでも出ておいで」
あ~どんどん純朴青年が汚されていく、黒髪、黒ぶちメガネに顔射なんて…
こっらぁ~~~~ジェファーソン!!!

シンデレラが目を覚ます前に、腹黒王子が恋に落ちた?
ジェファーソンさんはアラフォーなのに初恋みたいで、無自覚なトモちゃんに振り回されることに…
散々好きにしてきたジェファーソンさんが、思い通りにいかない姿はいいんですが、
トモちゃんはジェファーソンの仮面に恋したままなのは、う~~~ん、しっくりこない。

結局、今も顔がスキなだけですよね…。
ジェファーソンさんには、これから散々ジレジレして貰いたいのですが、
個人的には、腹黒さを残したままのジェファーソンさんがスキです。
そして、トモちゃんには盲目の恋から目を覚まして、ちゃんとジェファーソンさんを見てあげて欲しい。

1巻の神からの萌え下がりはこのせいかな…。
大好きな親友かなちゃんとは、ジェファーソンさんのセフレのせいで、
恋愛相談ができなくなってしまったのも悲しいです。
二人がキャッキャ言いながら、男二人エステでお肌の手入れという、ステキな萌えシーンを拝めましたが
二人は最後まで無二の親友のままでいて欲しい><
できたらジェファーソンさんに捨てられて、かなちゃんに引き取って貰えれば…夢オチですけど。

今回最高だったのは、トモちゃんファミリー。
千歳アメのように、同じ顔の黒ぶちメガネで、なぜかお義兄さんまでそっくりなのがツボりました。
着ては貰えぬセーターネタ…何歳まで北の宿がわかるんだろう…もちろん私は直ぐわかるお歳。
「君の編むセーターなら僕は着てもよかったのに…」
ジェファーソンさんのせいで、北の宿までオシャレに聞こえてしまったわ><

それでもとにかく、目を覚ませ~~~トモちゃん!!!
3巻まで一年なんて待てませんが、連載を追うのも結局ジレジレで辛いなぁ…。

7

面白くなって来ました

恋愛童貞の直純さんが振り回されて来ましたね。
まさかの智紀の実家まで行っちゃうとか、しかも自分の取った行動が良く理解出来ていないご様子。
うーん楽しくなって来ました。

本当に欲しい物が分かってない直純と、ぐるぐるしながらもポジティブな智紀、良いカップルだと思うんですが。

これからも智紀が泣いちゃう展開ってあるんでしょうか?
なんだかんだと幼馴染のカナちゃんやミチルさんに嫉妬しちゃってる直純さんなんですけどね。

早く続巻読みたいです。
2人が恋人同士になったとしても、甘々な王子になるのは想像出来ません。

でもツンデレ王子が何故かモテる素朴な智紀にやきもきする姿は見たいですね。

5

恋愛童貞王子と一直線シンデレラ

大好きで憧れの直純とセフレになった智紀。
直純の一挙一動に舞い上がったり落ち込んだりと
忙しいのですがいつか『恋人』になれるのではと
淡い期待を胸に秘めてポジティブに頑張っていましたが…

前作に比べて大分直純の気持ちがわかりやすく
感じて、智紀に振り回されている様子ににやにや。
北海道まで友人のプライベートジェットを借りて
会いに行くとか、次元が違います(笑)
もう完全智紀にハマってらっしゃるでしょ…

そこまでしたのに気づかれずつらさが頂点に達した智紀に
関係を終わりにしたいと告げられて。
よく言ったー!と思ったのも束の間、撤回早い〜
もう少し王子をやきもきさせてもよかったのに!

星の数ほどの恋愛をしてきたと豪語するも
胸が苦しくなるような『真剣な恋愛』に
対しては初心者の直純が真っ直ぐ好きをぶつけてくる
智紀に感化されてきていて、平凡シンデレラの
逆襲にもちょっとスッキリした2巻でした。

4

智紀ガンバレ

これねぇ、、、
第1巻が中立評価だったりしたので、続きの2巻を買うかどうか、随分迷ったのだけど、ずっと作家買いしている作者さんの本だし、やっぱり続きは気にならないわけじゃないしで、ようやく読んでみたけど、、、
智紀の「セフレでも付き合ってもらえればいい」から、「でもやっぱり好きだから、好きになってもらえない相手とのセックスは、気持ちよくても、気持ちいいから余計に辛くて無理」の、この流れはいいんだけど、私としては、直純のお子ちゃま王子な所がやっぱり無理。
脇キャラのミチルさんやカナちゃんは好きだし、智紀の天然な反撃もよし!だし、でも、やっぱり直純が無理なので、ギリギリ萌1つで。

3

あの腹黒王子が…人として成長してる…?!

前回まさかのセフレ交渉でto be continueした腹黒王子×面食い純朴王子の続編です。

面食いの純朴青年智紀くんはSNSで年上セレブ王子と運命の出会いを果たしました。
しかし彼はとんだ腹黒王子様でした。
遊ばれているとわかっている…それでも彼とお近づきになりたい!セフレでいいから!
と懸命に頑張る智紀くん。

そんな智紀くんと過ごす時間の中で段々ペースを乱され始める腹黒王子。
あれ?おかしいな?あんなやつに?
と思っていた矢先、智紀くんが離れていってしまい…王子、焦りだす?!

見どころは何と言ってもキラキラ王子の決めゴマの多さでしょう。
木下先生の絵柄が好きな方はたまらないのでは…
上から目線でお願いしたり、受のピンチにはビシッと決めたり、さてはてお家では甘く優しく・・・
腹黒だろうが、なんだろうが、カッコイイものはカッコイイ。
直純さんのセレブ王子スキルは伊達じゃないです。
智紀くんがたとえ不憫な立場になっても、必死に追いかけたくなるのもやむを得ないというか。

でも、やっぱり直純さんの心が追い付いていない。
ミチルさん曰く恋愛童貞。
残念ながら根が傲慢で不遜なんです。
だから「やっぱり智ちゃんそんなやつやめときなよ!」とカナちゃん張りに止めたくなる気持ちも出てきます。

ひたすら、ハッ!カッコイイ!むかつく!かっこいい!のコンボです。

そんな腹黒王子の直純さんが智紀くんとの出会いで少しずつ変わっていくのがこのお話のミソですね。

直純さんはかなり大人仮面を被って生きています。
本当に欲しいものをがむしゃらに欲しいと言うことができません。
ミチルさんと智紀くんが仲良くしているのを面白くなさそうな顔しながら、平気な振りをしています。
いろんな過去やプライドがそうさせてしまっているのか。
自分でも本心に気づいていないだけか。
セフレも「嫌ならやめる?」とか平気で智紀に聞いちゃいます。
どっちの返答でも自分は構わないけど、というスタンスで。

だけど本当に欲しい方の答えは決まっていて。

直純さんは基本的にしがみついてほしいタイプなのかもしれない。
追いかけてくれることで愛を確かめたい(ちょっと面倒くさい)性癖なのかもしれない。

智紀くんはちゃんと直純さんのほしい方の答えを真っ直ぐに選んでくれます。
プラスして「そうくるとは思わなかった!」という意表を突くようなこともしちゃうし言っちゃいます。
それが直純さんにとってちょっと嬉しい方向の斜め上なんですよね。もはやアハ体験。

好奇心につられて構っているうちに、自分でも知らなかった心のツボを押されている。
もはや単なる好奇心じゃなく、十分な好意になっているのが外から見ていてよくわかります。
当の直純さんは自覚していませんが。
どんどん自分のペースを乱され、価値観が揺らいで、世界が広がっていって。
狭い部屋で一緒にジャンクフードを食べるのも悪くないな…って顔しているCEOは最高に可愛いですよ。

なのに、自分で作ったセフレという壁を壊す努力を怠ったものだから…
突然いなくなり連絡もよこさなくなり、挙句の果てには既読スルー…??

困ったり焦ったりしないと物事は動かないし、人間って成長しないんですね。

受がいなくなり唖然としている顔が可愛いです。本当攻ざまあ好きにはたまりません。
手に入れたものが離れていく瞬間になって己を顧みるCEO。
その結果、智紀くんへの好意を彼なりに示した行動には拍手を送りたい。
だけど言葉としては全然足りないしひねくれ過ぎているでしょう!!
駄目だよ!ちゃんと伝えなきゃ!もう!いい大人なんだから!
英語で格好つけてないで!
でもやっぱりカッコイイ!!
…という読中の感情が忙しいクライマックスでした。

智紀くんもただの純朴青年じゃなくて、自分の欲望にわりと忠実で行動力もありますよ。
したいから、したいようにする!って感じの頑固で危なっかしいところもあるけど、そこが彼のキラキラ感を作っています。
少しの希望だけで欲しいものをつかみ取ろうとする、追いかけられるガッツは直純さんにピッタリですね。天然に周囲を振り回しちゃうところも。

サブキャラも相変わらずイケメンです。カナちゃんもミチルさんも智紀くんのことを(多分直純さんよりも)大事にしてくれています(それでも智紀が直純さんじゃなきゃ嫌だっていうんだから仕方ないなーという気分)。今後このイケメンたちも絡んで色々展開していくのかな??

ひとまず両想い?を確認してこの巻は終わるので、続きものが苦手な方でも安心して楽しめると思います!

6

ダブル鈍感ですね

直純さんが・・・もぉほぼほぼトモにハマってきてますね(笑)
でも、無自覚ですね~。天性の王子様過ぎてまさか自分がこんなちんくしゃに惚れるわけないって思ってますよね!
・・・てかちんくしゃってなに?(笑)

木下先生の描かれる「年下純朴受けくん」が個人的にハマらないのですが、今回も
そこそこイライラしちゃいますね。トモ。

それに比べて、カナちゃんのかわいいことかわいいこと♡♡
なんであんなにかわいいんでしょう!たまらん!
そして、なんだかんだで状況を外野で楽しんでいるみちるさんがかわいかったです♪

5

キュンキュンします。

待望の2巻です。
なんて可愛い話の進み方ですか……。
特別な派手さやエロさはないのですが、
そのかわり、とてもキュンキュンします。
例えるのであれば、王道少女漫画ですね。

攻の直純さんはハーフで帰国子女なだけあって
オシャレな言い回しをしたりします。
それと比較し、
受の智紀は北海道の田舎から出てきた純朴な子です。
対比がすごく素敵だし、面白いです。

個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★☆☆☆

直純さん、智紀のこと
セフレ程度しか思ってなかったのではないですか?
心情の変化にニヤニヤしちゃいました。
早く続きがみたいです。

6

腹黒王子と灰かぶり姫の恋の行方はどうなる?

待望の第2巻が漸く出版されました!

ごくごく普通のサラリーマンSEの智紀が勘違いで出会ってしまった容姿端麗で金持ちでハーフな大会社のCEO直純に恋をして彼との格差に怯えながらもセフレとしての地位を確保した?ところで終わった1巻から続き、智紀の恋を応援したり反対したりと忙しいミチルさんやカナちゃんを巻き込んで二人の歪な恋は進むのですが…2巻では傲岸不遜な直純が段々と智紀のペースに乱されはじめ自分の行動に理由がつけられないまでも智紀のピンチを救うべくいかがわしい店に助けに行ったり自宅に行ったり北海道におっかけたりしはじめます。ただ直純は自分の気持ちにまだ折り合いはつけていないでしょうし智紀もどうして直純がこんな行動をするのか答えを見出していない…1巻では恋に堕ちたほうが負けと言わんばかりの不憫な智紀でしたがその関係性がシーソーのようにゆらぎ始める2巻と言ったところでしょうか笑。

傍から見ると腹黒で意地悪で庶民生活に疎い直純が智紀に振り回されて行く様が痛快ではありますがその実今まで彼は誰かを思って胸が張り裂けそうになったり泣きたくなるような恋をした事がないだけで、そして彼を変えてくれそうな智紀も実は直純の好きなところは「顔」としか言っていない。いずれにしろ直純も智紀も自分の気持ちに向き合いそしてそれをちゃんと相手に伝えるかが大事なのでは、互いが互いでないと駄目な理由を伝えなければいけないのではなどと思ってしまいます。
何にせよ続巻が楽しみすぎる作品です。ハイスペックな腹黒王子が庶民派灰かぶり青年に振り回されて変わっていく…そんなノリが好きな方は是非是非ご一読を!

二人の恋?を案じてるカナちゃんとミチルさんもすごくいいキャラで…何度も読み返してしまう大傑作です。
(あと本作ドラマCDにならないかなぁ…)

9

心情変化が忙しい♡

大好きジェファーソンさんとトモちゃんの第2巻!きゅーーん(´;ω;`)→爆笑→きゅーん(´;ω;`)→爆笑の無限ループな5話分+描きおろし1P(CEOの今月の反省(笑))+カバー下(1巻に引き続きトモちゃんカナちゃんのセレブ研究)。王道と思われるお話なんだけど、とにかく好きすぎて何回も読み返してしまうので神。

お話は「ファックバディ=セフレだよ」と、トモちゃんがカナちゃんに教えてもらったところからスタート。セフレと知ってもメゲずにまっすぐ頑張って→好きすぎてちょっと凹んじゃって→ふふふな理由により盛り返して→最後鼻血?なところまで(爆笑)。ジェファーソンさん、カッコよすぎて困る。

新しい登場人物はトモちゃんの家族+飼い犬ルルぐらい?ハンコおしたみたいに似ている家族が、ああトモちゃんの家族だわと思う温かさ。素敵。

**2巻で好きだったところ!!!!

1.引き続きジェファーソンさんカッコいいいい!!!寝起きに薄目を開け「起きた・・・?」なんて囁かれると気失う。
2.ジェファーソンさんを思ってトモちゃんが切なくなるところ。一緒に胸が引き絞られる(でもけい子先生、ちゃんと笑うオチをつけてくれている)
3.連絡してもいいと言ってもらった後「やった、やった」ってウキウキで出かけて行くトモちゃん。あああああくっそ可愛いーーーーーーーっ
4.ミチルさんが的確そして繊細な言葉を使ってクールに「初恋童貞だよ」って指摘するところ。
ミチルさんはジェファーソンさんを、カナちゃんはトモちゃんにツッコミ入れてくれるから、とってもいい感じ!!ツッコミ大好き!

ああ、キリがないので、もう止めよう。大好きだ、このお話。待ち遠しい。

6

この展開には笑いが止まらないです!

「うひゃひゃひゃ」って感じで。

「灰かぶりコンプレックス」第二巻になります。
まだ続きます。

が、今回ですね、もう楽しくて楽しくて仕方ない神展開が訪れるんですよ。
いやもう、攻めの呆然とした顔に、笑いが止まんないですよ。

なんせ、(健気な)受けに遊びで手を出した鼻持ちならない攻めが、いつの間に本気になっちゃうというのに、萌えて萌えて仕方ないんですよね。
更に、遊ばれてるだけの関係に疲れた受けから捨てられちゃって、呆然とする所までがセットだと、もう「神」ですよ。
これ、自分がいつの間にか本気になっちゃってる事に、本人は気付いていないと更に美味しいです。
だって、その方が捨てられた時のショックがデカイから!!
攻めザマァって、何でこんなにスカッとするんでしょうねぇ。

内容ですが、腹黒王子・直純とセフレになった智紀ー。
と言う所からの続きです。

直純への想いを諦めきれず、いつか恋人になる事を夢見て身体だけの関係を続ける智紀。
しかし、共に過ごせば過ごすほど、二人の温度差を感じて辛くなるんですね。
更に、直純と女性アイドルのデート報道とスキャンダルが起き、とうとう智紀は心が折れてしまいー・・・と言った感じになります。

一巻ですが、直純の酷さに結構イラついたんですよね。
智紀を完全にオモチャ扱いしていて。
智紀はすごくド根性系と言いますか、前向きではあるものの、それでも傷ついてる姿には切なくて。

が、今回はそんな智紀のターン。
相変わらず直純の態度はゲスいんですよ。
ゲスいんですけど、徐々に変化して行く直純の心情ー。
何故か智紀が気になって仕方ない。
そして、智紀がタチの悪いクラブに間違えて迷い込めば、もう血相を変えて回収に行く。
で、智紀から連絡が来なくなれば、イライラしてしまう・・・。

直純のこの変化がですね、今回の一番の見所だと思うんですよね。
特に連絡がつかなくなって「どういうつもりだ」と眉間にシワを刻んでイライラしてるのが楽しくて楽しくて。

で、この後に訪れるのが神展開。
傷心の智紀は、北海道の実家に逃げ帰るんですね。
すると、シビれを切らして追いかける直純ー。

えーと、直純ですけど、もう完全に智紀をナメてかかってたと思うんですよ。
きっと、自分が行けば飛び付いてくるくらいに思ってたんじゃないのー?って感じで。
が、迎えた智紀が告げるセリフが、「あの、何の用で?」なのです。

もうここで、理解不能って感じで呆然としてる直純に笑えちゃって笑えちゃって。
「君・・・、どうして僕がここに居るか、本当に分からないの」みたいな。
また、この後の智紀のセリフに、最高にスカッとしちゃうんですよ。
「僕に会いに来たのでは無いのは分かります」「だって、ファックバディですし」って!!

いやもう、自分がした仕打ちが、ブーメランで戻ってくるんですよね。
完全に自業自得なんですよね。
ザマァ!と、笑いが止まらないんですよね!!

と、攻めザマァに爽快な気分を味わった後ですが、ここからは萌えて萌えて仕方ない展開。
まぁ個人的には、もっとケチョンケチョンにやり込めちゃっても良かったんじゃない?って気もしますが、智紀の想いが叶ったのも、また嬉しくて嬉しくて。

とりあえずですね、めちゃくちゃショックを受けてる直純とか、智紀のド根性ぶりとか、ぜひ読んでいただきたい!

これ、まだ続くんですけど、次巻こそラブラブターンですかね?

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