電子限定おまけマンガ5P付
ついに最終巻……っっ!!
リアル王子様と平凡BOYとの恋愛ストーリーが終わりのときを迎えることになりました。
表紙を見れば一目瞭然とはこのこと。
幸せに溢れた直純と智紀のツーショットが目頭も胸の奥も熱くさせました(*´︶`*)
この最終巻に至って無双状態の2人かと思いきや、何やら冒頭から不穏な状況のオンパレード。2人が結婚するに相応しいのかの最終試験のようです。
最終巻の段階でもまだまだ見せ場が盛りだくさんでした。
智紀の無職通告。直純の実家の不正疑惑。
彼らが何か悪いことをしたってわけじゃないのに、結婚へのステージに"待った"をかける状況はツラいものがありますね。しかも直純と智紀のダブルなので、悪い意味でのドキドキが止まりません。
言うても最終巻。
あの表紙と2人の表情。
冒頭から不穏であっても、幸せになるウイニングロードが用意されているのは間違いないので、事の次第を静かに眺めていくしかないです。このどん底からどうやって挽回していくのか気になると思いますが、期待して読み進めていって下さいね!
今巻で注目すべきは、常に自信たっぷりの直純の弱さが見えたところかなと思います。
彼の自信の裏付けになっていたのは、彼の実家の力や育った環境が多少なりとも関係していて、私が想像していた以上の大富豪一族にビックリしました。これは確かに王子様だし、俺様な態度にも納得です。
そんな直純なので、おそらく自信喪失なんてことは過去に経験してこなかったでしょう。家系にしても、強烈キャラの母親に育てられたことにしてもね。
この最終巻にして直純の弱さが見えたことは必要なことだったのかも知れません。
いつも自信家な直純に押されっぱなしの智紀が、今回は形勢逆転というべきか、弱る直純へのアタックが非常に前向きで頼もしかったです。
智紀は直純の顔がドタイプで…ってことから、2人の関係が始まりましたが、顔が好きなだけでここまで必死に直純を追いかけたりしないですよね。直純の中身にも惚れ込んでいる証拠です。
直純が智紀を誉めたり可愛がる言葉がね、これまではクサいセリフ〜なんて思っていけど、ここにきてジワジワパンチ効いてきます。智紀を勇気付ける言葉としても、直純の存在感を感じるアイテムとしても必要だったんだなと。
逃げる王子様と追いかける王子様。
この追いかけっこの先に見える景色は一体どんなものでしょう。全てを失ったところで見える愛ってものに、深層の王子様は気付いたんじゃないのかな。
物語の始まりからここに至るまで色んなことがあったけど、産まれも育ちも考え方もキャラクター性も全く違う2人が、ここまで惹かれ合い深く愛し合う姿は感動の領域です。
洗練された王子様も泥臭い王子様もどちらも素敵でした。
続刊を心待ちにすることはなくなってしまいましたが、これからの2人の温かい幸せを祈っています。
いつかジェファーソン家に認められるといいな。
綿菓子のように甘くて甘くて甘くて甘い…二人の王子様のお話、完結編です・:*+.
表紙を見ているだけで、こんなに幸せな気持ちになれるなんて!
「大丈夫直純さん 俺がついてるべ」と独りごちる智紀……1巻の頃からは想像できない姿に、感無量です。
受けの智紀が「お姫様」扱いされるのではなく、しっかり攻めの直純さんの「王子様」になっているのが、個人的に最高に最高に好きな部分です◎
王子×王子の最高に甘くて微笑ましいラブコメ、これで完結だなんて寂しいですね。。
その後の二人の姿がまだまだ見たいです。(切に…!)
★コミコミさんで購入(有償特典の箔押しA5アクリルボード付き)
お値段がお値段で予約を一瞬迷ったのですが、届いた今、その決断に一切の悔いなし!!!です。☺︎
直純×智紀
直純の会社や家族の間の厳しさの中で、
一生懸命に直純と対等になろうと頑張る智紀が健気で萌える。
直純も、愛しているからこそ!智紀と相応しくないと、
荒ぶってしまう様子に胸が苦しい。
結局、地位なんてどうでもいい、
2人はお互いの王子様って感じ、愛し合っているから、
強さと弱さも相互補完するのが世界で最も尊いことだよね!
ほっこりした完結、感無量の余韻が続けざまに、
幸せな2人に心がキュンと満たされた!
大切なのは、ただ愛している人がそばにいること。
それが人生で一番愛おしいことだ。
完結したとは言え、
2人にとって、これからが本当のスタートなのかもしれないですね。
5巻で話していた「NYの妊魔共を退治」出来たってことなのかな?
もっとジェファーソン一族とのゴタゴタから2人に交際ピンチ→カナ、ミチルがバタバタっていう展開を期待していましたが案外あっさりカタついちゃった?!
スパダリ直純と庶民智紀。
守る、守られるの現状に甘んじることなく仕事に恋にとポジティブな智ちゃんが素敵、男前に見えました。
とにかく5巻までがめちゃくちゃ面白く、神だったので6巻はかけ足感が強くもったいない。
これで終わりとは残念です。
でも、カナちゃん、ミチルさん、百合子ママ、ルルゥと出演者大集合は嬉しかったです。